「日本人は劣化したか」

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日韓議連が韓国訪問から帰ってきた。
何の成果もないままに。
いや成果どころか、むしろ逆効果を生んで帰ってきた。

日本の言論界はこぞって日韓議連を批判し倒さなければならない。
しかしそんな動きは一向に見えない。
産経新聞だけが一人気を吐いている。

それというのも、産経新聞の記者だけが取材活動を拒否されたという。
知らなんだ。
たしかに産経新聞の加藤記者は朴政権時代に捕まって長い間幽閉状態に置かれた。
産経新聞が憎いのだ。
と言う事は裏を返せば、産経新聞こそ日本人のための新聞だということだ。

【主張】訪韓団「産経拒否」一体何をしに行ったのか

日韓議連と韓日議連が14日にソウルの韓国国会で開いた合同総会の閉会式と記者会見について、本紙政治部記者の取材が許可されなかった。産経記者に手続き上の瑕疵(かし)があったためだという。
 
到底、納得できない説明である。日韓議連側は7日に同行取材の募集を締め切ったというが、そもそも議連側は同行取材を募っていなかった。総会開催を日本の報道機関に告知したのも11日だ。
 
産経ソウル支局長の取材は許されたが、これは言い訳にはならない。むしろ記者を露骨に選別する報道規制である。政治部記者に取材されると不都合なことがあったと思われても仕方あるまい。

日韓関係は、いわゆる徴用工問題など韓国の執拗(しつよう)な反日姿勢で冷え込んでいる。だが、報道の自由をないがしろにしてまで訪韓する必要はあったのか。これでは日韓議連の存在意義が問われよう。
 
中国共産党の独裁下にある中国が本紙記者の取材を拒否したことは何度もある。韓国の朴槿恵政権時代、加藤達也前ソウル支局長が名誉毀損(きそん)の罪で起訴され、無罪となったことも記憶に新しい。
 
議連が意に沿わぬ記者を排除しようとしたのならば、これらとどこが違うのか。容認するわけにはいかない。
 
もとより、日韓議連がこのタイミングで何を伝えようとして訪韓したのか、はなはだ疑問だ。
 
例えば、議連の額賀福志郎会長は文在寅大統領との会談で、徴用工問題について、「対応策は韓国側が判断することだ。個人の請求権は消滅していないと日本政府も認定しているが、外交保護権は放棄している」と語った。
 
あまりに弱いもの言いだ。賠償請求問題は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決された」と明記された。それが国家同士の約束事である。
 
日本が供与した無償3億ドルには徴用の未払い賃金や被害補償問題の解決金も含まれる。個人で請求したいなら、相手はあくまで韓国政府だとなぜ言えないのか。
 
共同声明で、韓国国会議員による竹島(島根県隠岐の島町)への相次ぐ上陸や、韓国軍の竹島周辺での軍事演習の問題を、どうして大きく取り上げなかったのか。
 
言うべきことを言えない国との友好はあり得ない。逆に、相手に誤ったメッセージを与えることを厳しく認識すべきである。

今日の⇒産経新聞「正論」欄の「いじめを論じて国の不毛を憂う」(先崎彰容日本大学教授)はマスコミと野党を「イジメ」と批判しており、まったく同感ある。

桜田義孝五輪相に対する「マスコミの揶揄的報道」はいじめだと「大きな怒り」覚え、野党の追求には「侮り」を覚えたと言う。
ジヨージ・オウエルを引用して野党が政府攻撃に快感を覚えているのはその典型だという。

野党は政府を攻撃する自分を正義だと思い込んでいるが、政権奪取できるとは思っていない。
マスコミも国民の視線と偽って一個人を狙い撃ちにする。まさにイジメの時代だ。

「こうした無意味な他者否定と、集団による一個人の攻撃、これこそいじめの本質でなくてなんであろう。国を司(つかさど)る大人たちよ。もう少し背筋を伸ばして、自説を堂々、展開すべきではないか」

イジメは子供の世界では昔からあったが、子供達の中でうまく納めていた。

Ponkoは日本人が昔に比べて劣化していると思う。
その原因はいろいろあろうが、やはり教育にあると思う。
大臣が教育勅語の有用性をチラと言及しただけで袋叩きに遭うという現象こそが日本の退化を示していると言えよう。

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