「黄昏」

画像の説明 英國の誤った判断の原因は、中国歴史を知らないために詐欺師中国の正体が見えなかったことです。

見えなくした原因は日本人と中国人を同じ
文化を持った同等の神秘なアジア人であると錯覚したことにあります。

英國は100年間日本人と関わり、その優秀さと礼儀正しい姿が強烈に英国人の脳裏に焼き付けてしまった。そのトラウマが野蛮人である中国人を日本人と同じ文化園とみてしまい、結果中国人を甘く見てしまった。
その上、ウソで固め、何も見えなくしたインチキ中国をイギリスは逆に東洋の神秘とみてしまった。

今回は大東亜戦争によって、大英帝国をはじめとする欧米の植民地から欧米列強の軍隊を一瞬にして駆逐してしまった日本軍の優秀さが、英国人のトラウマとなって脳裏に染み込んでしまった。

英國は過去ノルマン人の侵略、ナポレオンやヒトラーの侵略を斥け大英帝国を建設する過程における侵略戦争は、連戦連勝で負けを知らなかった。

ところが戦争には必ず勝つはずだったイギリスが日本軍によって一瞬にして駆逐された。何年間、何十年間戦って敗れたのでなく一瞬にして戦闘に敗れてしまった。

戦争に負けたというだけでなく、栄華を極めた大英帝国の広大な植民地が一瞬にして消えてしまった。その帝国の植民地がなんと有色の日本人に領土を奪われ、その植民地が次々と独立国を作っていった。

そして大英帝国が誇る2隻の最新型戦艦である「プリンス・オブ・ウエールズ」と「レパレス」が、日本の航空攻撃によって、わずか4時間で撃沈されてしまった。それまで航空攻撃で戦艦が撃沈された前例がなかった。

陸上戦でも日本軍がマレー半島に上陸し、シンガポールを陥落させた。英國にとってシンガポールは香港に次ぐ最重要な拠点でした。

シンガポール防衛軍のパーシバル司令官は日本軍の次元の違った戦いに、為す術をしらず、瞬く間に降伏してしまった。シンガポール陥落は日本の宣戦布告から2ヶ月余りしか経っていなかった。

日本軍は、瞬時にして大英帝国を崩壊させた。イギリス国民の誰一人としてそのような事が現実に起ころうなどとは、夢にも思っていなかった。

日本軍によって大英帝国はアジアでの植民地をすべて失ってしまった。その時の衝撃と屈辱がイギリス人のトラウマとして脳裏に深く焼き付いています。

このような日本人のイメージが同じアジア人である野蛮な中国人とダブって中国を甘く見てしまった原因のように思われます。

中国の金に目がくらんだ英國論を読んで、英國を過大評価している人たちは、諜報機関「M16」を持っている英國はもっとしたたかである、むしろ中国を利用したのは英國であると、反論されそうですが、最近の英國は昔の面影などさらさらありません。

大英帝国が誇る諜報機関である「MI6」と「MI5」は、以前はロシア、最近では兄弟国と信じていた米国のCIAによる盗聴や、中国の賄賂工作で腰抜けになっています。M16に所属している007のジェイムズ・ボンド海軍中佐は、映画の中だけの活躍です。

世界一の諜報機関であるアメリカのCIAですら40年間中国の正体を見抜くことが出来なかった。71年キッシンジャーは極秘で中国を訪問、中国に取り込まれたキッシンジャーは「中国は英國に次いで、世界観がアメリカに近い国かもしれない」と呆れた感想をニクソンに告げています。

アメリカ国務省も以前は「誠意ある対話を通じて相好理解を深めるべきだ、米国は中国が強大になり、繁栄し、成功することを歓迎する」と表明していましたが、最近やっとその甘さに気が付き始めています。

英國が、野蛮人である中国人を日本人と同じ文化園とみてしまい、結果中国人を甘く見てしまった。その多くの原因は戦前の優秀で真面目な日本人との関わりであったと記述してきましたが、それだけではありません。戦後の日本企業の各種先端技術の凄さに英国人は劣等感さえ持ち始めています。

戦後、多くの日本企業が英國に進出したことを、マスコミも評論家もあまり知りません。日本の評論家たちは、日本企業の海外での投資や進出について中国やアジア地域にしか関心がありませんが、ヨーロッパの多くの国に日本企業は進出しています。今回は英國についてだけ列記してみます。

1972年YKKが最初にファスナーの工場を建設、続いてソニー、松下、日立 東芝、NECなど大手の電機メーカーの殆どが英國に進出しました。1980年になると日産自動車、本田技研、トヨタ、などが乗車とエンジン工場を建設、1990年代には、富士通、キャノン、セイコーエプソン、川崎重工業、TDK、ニコン、など進出しています。

その他、ベアリングのミネビア、建設機械のコマツ、サンケイ電気、アルプス電気、京セラ、村田製作所、デンソウー、カルソニック、FCC、オギハラ 武田薬品、押野電気、こう見ますと、全ての大手電機メーカー、OA機器、3大自動車メーカーが英國に工場進出していることになります。

これだけメーカーが出ますと、支援企業、部品供給会社などの下請け企業の進出が自動的に活発になっていきます

取り敢えず大企業を中心に列記しましたが、それ以外にも多くの中堅、中小企業が英國に進出しています。ジェトロが把握出来ない小企業まで入れると総計約500社近くが英國に進出しています。

英國に進出したこれらの優秀な企業は英國の雇用を増やし、英國のGDPに大いに貢献しています。

このように英国人は戦前も戦後も日本人の勇気、誠実、正直、相互信頼など、世界に類を見ないほどの高いモラルが英国人のトラウマになってしまった。つまり日本人のイメージが、同じアジア人の中国人を、同じ文化園であると誤解してしまった故に、人格欠如の野蛮な中国人の正体を見誤ってしまったのです。

もし英国が詐欺師である中国人の歪んだ品性を知っていれば、キャメロン首相がアメリカの静止も聞かず、真っ先にアジアインフラ投資銀行に参加したり、今回のように中国製原発や、高速鉄道の参入に合意などしない。

ましてこの野蛮人をバッキンガム宮殿で主催する公式歓迎晩餐会に招待などしない。しかもマナーの知らないこの野蛮人は、エリザベス女王が主催する晩餐会で関係のない日本の悪口を堂々とスピーチしたのです。呆れたことに宮殿の晩餐会をまるで飲み会のテーブルスピーチと勘違いしています。

天下のファイナンシャル・タイムズともあろうものが社説で「習氏を歓迎する英政府の戦略は正しい、善意のギャンブルは正当化される」との愚かな主張を展開しています。

品性下劣な「落ち目の中国」と「落ち目の大英帝国」が組めば共倒れになる事は必定です。
 
かっての偉大な輝ける大英帝国が、遂に黄昏を迎えるのでしょうか?

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