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2015.07.25
カテゴリ:ブログ
「漂う・・・」
韓国はなぜ中国の南シナ海での行動に沈黙するのか―米メディア
7日付の米誌ナショナル・インタレスト(電子版)は、「韓国はなぜ中国の南シナ海における行動に沈黙するのか」と題する記事を掲載した。
韓国の中国に対する「両賭け」が米国を不安にさせている。南シナ海問題、これは地域のほぼすべての国が反対している問題だが、その問題において、韓国は沈黙しているだけでなく、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)にいち早く加わり、さらにはTHAADミサイル(終末高高度防衛ミサイル)配備問題を何年も引き延ばしている。
こうしたことからくる米国の焦りは想像に難くない。
ワシントンにとって、韓国は中国に対抗する陣営に加わるべきものだからだ。同盟国である韓国に対し米国が取ってきた安全保障面での約束は、韓国の防衛予算を大幅に削減させるものだ。だが、見返りのない状況下で、なぜ米国は韓国に世界最高水準の防衛力を提供しなければならないのか。
朴槿恵(パク・クネ)政権が強力な外交を展開し、中国の域内での行動に沈黙を保っていることで、中国と北朝鮮との関係は冷戦終結後で最も冷淡な時期にある。
中朝関係の新しい方向性は「驚くべき局面」と言われているが、南シナ海問題における韓国の姿勢によって脅かされるべきものではない。
安保体制を信じない同盟国?