ペットボトルはなぜリサイクルされないのか?

画像の説明 ペットボトルリサイクルに関して、

環境問題はなぜ嘘がまかり通るのか(武田邦彦著)」より、抜粋

★我々が分別したペットボトルはどう流れていくのか?
・消費者は分別して自治体に渡す
→自治体は「リサイクルする」という業者にペットボトルを渡す
→実際にはその多くが焼却される
しかし、リサイクルの名目で業者が引き取るので、自治体としては都合がいい。
→実際には焼却されているが、形としてはリサイクルしたことになる。

★なぜリサイクルされないのか?
・実際にペットボトルをリサイクルすると、非常にコストがかかる。
・ごみとして引き取ると、処理が自治体の責任になる
・・・が、リサイクルということで業者に渡せば、その後の処理は「知らない」で通せる
業者へのお金も税金なのでかまわない。
・リサイクル率を高く設定するとお金が入る。
・プラスチックは日本ではごく一部しかリサイクルされていない。
それを偽装するために自治体は、「焼却もリサイクル」
「業者がそのまま捨ててもごみとしては計算しない」という裏切り行為をしている。

★「焼却してもリサイクル」としているわけ
・リサイクルといわないとお金が出ない
・国民に分別を強制しているので、今さらリサイクルはダメだったと言えない
・リサイクルと言って業者に渡しさえすればその後は捨てても
「産業廃棄物」になり、お役所の責任ではない

★リサイクルしない方がいいわけ

・家庭ゴミは水分が多くて、燃えにくい。
そこに、ペットボトルやトレーがあると、空気が行き渡り、燃えやすい。
それを、再利用もしないのに分別してしまうことによって、
燃えにくいゴミが焼却炉に行くことになり、そこに灯油をかけて燃やすことになる。

・ペットボトルリサイクルのせいで、約700億円の損失になっている。
事実を直視し、早く中止して、プラスチックはまとめて焼却したほうがずっと環境にいい。

役所は税金の使い道を細部にわたり再検討すべき。国民から預かり使わせてもらってるという基本に戻ること。

国の政策決定によく使う手法で誤魔化し会議に参加する御用学者やエセ有識者たちは「恥」を知るべきだ。

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