あぶないぞ「厚生年金基金」

画像の説明 おさめてもゼロの危機

会社員らが入る厚生年金基金のうち2014年末時点で290基金が解散を予定しており、その9割にあたる261基金が積立金の不足に陥っていることを報道された。

261基金の年金受給者と現役社員計306万人に影響が出るそうだ。
積立金を穴埋めできずに解散すれば企業年金がなくなったり減額されることは当然に発生する。

厚労省がまとめた資料では、昨年末時点で厚生年金基金の総数は483基金あり、このうち290基金が解散予定という膨大な数字だ。

解散予定の基金うち261基金は積立不足で、なかでも78基金は気議長年金の積立金がなくなったうえ、厚生年金の代行部分(国に納めるお金)まで不足していた。

厚生年金基金は1990年代には1900基金あった。だが、高齢化で年金受給者が増えたのに現役加入者が減ったことや、運用の失敗などで基金数が減っている。

長年かけたのに受給できないとか減額されたなど今後も多くの問題が出るだろう。

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