独立工作が進む沖縄 

画像の説明 沖縄知事選で当選した親中派の翁長氏の危険性について前回は少しふれましたが、今回はもう少し踏み込んで検証してみたいと思います。

翁長氏はかって自民党県連幹事長を務め,15年前の県議時代、辺野古移設推進決議案を可決させた旗振り役でした。過去には「ぼくは非武装中立ではやっていけないと思っている。集団自衛権だって認める」と発言するなど至極まともな人物だったのです。

その人物がなにゆえに習近平の意のままに動く人物になってしまったのか?カネなのか、脅かされているのか、

以前、翁長氏は保守政治をけん引してきた存在であることは事実だが、民主党政権が誕生すると、突然、ルーピー鳩山に近づき民主党市議を取り込むと同時に自民党県連をはじめとする保守党政治家に辺野古移設反対に舵を切らせました。

また翁長氏は辺野古移設反対に先人を切って市民を誘導していき、裏では極左の「琉球新報」「沖縄タイムス」と結託して世論を形成していきました。今思うと全て知事になるための工作だったのです。

新聞紙上では盛んに「オール沖縄」というキャッチコピーで沖縄県民の心をつかみ、一方では、翁長氏のことを沖縄の心を代表する清潔なリーダーとして扱っていました。

しかし翁長氏ほど汚職にまみれた政治家はいません、彼は自民県連役員人事は自ら息のかかった人物を充て、県連を私物化して、これまで数多くの選対本部長を務め、使途不明の選挙資金をプールし自らの蓄財にも忘れませんでした。

今回沖縄県知事では翁長雄志は千円の図書カードをばら撒いたと噂されています。また沖縄の選挙では街宣車は1台しか許されていませんが、彼は数十台の街宣車を走らせていたとも言われています。

もし事実ならば重大な選挙違反ですが、沖縄県警では期待できません。過去の違法デモすら見て見ぬふりをしてきました

「たかじんのそこまで言って委員会」で司会の辛坊さんが別の番組で翁長氏に対して「辺野古への移設中止」について質問したら突然逆ギレして「沖縄をバカにしているのか、上から目線でモノを言うのをやめろ、沖縄は米軍基地の75%が集中している」と言われてびっくりしたと言っていましたが、これは翁長氏の答えられないことに対して質問を切るための戦術です。

彼はプライムニュースにも出ていましたが、司会者が「辺野古移設へ中止させる具体的なプロセツを教えて下さい」と質問したら、ここでも突然切れて「沖縄は差別されているとか、上から目線でモノ言うのやめろ」と早口でまくし立てましたが、司会者は重ねて聞いても、最後まで答えませんでした。

翁長氏は自己矛盾に満ちた疑惑まみれの政治家です。

さて習近平の狙いは、アジア太平洋地域を支配下に置きたいが、米軍の軍事力に阻まれて、実現できない。そこで中国海軍は核ミサイルを搭載した原子力潜水艦を太平洋に展開させて米軍を牽制したい。

そのためには沖縄県を支配下におき、自由に通過できるゲートウェイを開設したい、その橋頭堡が尖閣諸島であり、石垣島、宮古島なのです。

日本はこの中国のあからさまの野望を見せられて、国の安全保障は風前の灯火です。それにもかかわらず、政治家やマスコミは相変わらず、沖縄県民「被害者論」に呪縛されて金縛り状態に陥っています。この危機状態の中で誰が考えても沖縄の地政学的価値は一層高まっています。

中国の野望を裏付ける資料が「琉球臨時憲法」です。綱領の一条には「琉球は古来より独立国家である。琉球人民は日本の植民地支配を承認しない」とあります。また中国人民日報には「琉球は私達の血を分けた同胞であり、中国が支持すれば5~10年で独立できる」述べています。

このように中国側の「沖縄県人は中国人と血を分けた同胞である」という長年にわたっての宣伝が沖縄県人の心を支配し、日本人としてのアイデンティティを薄れさすことに成功しています。

その証拠に大田昌秀知事以降、稲嶺知事、仲井眞知事などは、中国帰化人の子孫であることを誇りにしていました。稲嶺元知事などは選挙機関中は中国帰化人子孫であることを宣伝していました。

しかしこの人達は、中国人の残虐で野蛮で無知で民度の低い子孫であることに誇りを持つなど愚かな極みです。少し歴史を勉強していればむしろ中国帰化人の子孫あることが恥であると思うのが普通の感覚です。

このように中国による巧妙な沖縄侵略が着々とその成果を上げ始めています。そして遂に今回の選挙で自民党は、沖縄県にある4つの小選挙区で全敗しました。前回の選挙では自民党は3議席を確保していたのですが・・・・

なぜ沖縄がこれ程、左傾化していったのかを、次回考えてみたいと思います。

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