中国、経済崩壊の兆しに焦りか…

画像の説明 空港、鉄道など22兆円の建設投資で景気下支え

中国政府が新たな空港や鉄道、高速道路などの建設投資を加速させる。中国紙は17日、政府が10月以降に認可した新規プロジェクトの総投資額が1兆1651億元(約22兆円)に達したと報じた。経済成長が減速する中、巨額インフラ投資で景気を下支えする。

毎日経済新聞によると、政府は10月以降、交通分野を中心に27件のプロジェクトを認可した。約800億元をかけて北京に新空港を建設するなど各地で空港を新設、拡張する。高速道路や高速鉄道も建設する。発展が比較的遅れている内陸部への投資が中心だ。

中国は不動産不況で建設投資が減速し、7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比で7・3%と、リーマン・ショック後の2009年1~3月期以来の低水準になった。秋以降も製造業の景況感が改善せず、輸出も思うように伸びていない。「(成長維持のために)ただ一つ調節できるのは投資だ」(中国紙)との指摘もある。

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