正しい歴史教育で日本を取り戻せ!

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歴史は戦争の勝者が作るものであり、敗者は、勝者が捏造した歴史を押し付けられるのが世の常である。日本もこの例に漏れず、アメリカ・支那・韓国などから出鱈目の歴史を押し付けられてきた。「日本悪玉論」に基づく歴史である。

もっとも、日本の場合はかなり特異な例だろう。多くの反日メディア・反日学者・反日市民団体などが積極的に歴史の捏造に加担し、祖国を貶めることに血道を上げている姿は、病的なほど醜悪である。こういう国が、戦後70年近くも滅亡することなく存続したことは奇跡と言えそうだが、アメリカや支那の朝貢国という境遇に甘んじてきたから、かろうじて生き延びたということだろうか。

東京は千代田区の憲政記念館で「日清日露両戦争記念顕彰国民大会」が開催され、小堀桂一郎東大名誉教授をはじめとする諸氏が、日露戦争の世界史的意義などについて熱弁を振るわれた。私も大会実行委員の末席に名を連ねたため、会社を半日休んで参加した。参加する前、私が勤務する会社で、何人かの同僚・部下にこの会のことを伝え、参加を勧めたが、大抵の場合、一笑に付されてしまった。理由は簡単で、大学を卒業したサラリーマンでも、日露戦争のことなど殆ど知らないのである。

せいぜい「日本とロシアの戦争でしょう」くらいのものである。そもそも、高校の日本史の授業で、江戸時代までしか習っていないのだという。これは、教師による教育内容の意図的な歪曲だろう。しかも、ほとんどの人が、自国の歴史を勉強することもなく過ごしてしまうのである。知人に、アメリカに留学したとき、教授との面接で日本史のことを質問され、答えられなくて困ったという女性がいるが、海外に留学する日本人の多くは、このようなタイプなのだろう。

日本人は、なぜか国際人とか地球市民という言葉が好きだが、自国の歴史さえも知らないほど無知でも、少しばかり英語ができれば国際人だと思っている人がほとんどなのだろう。しかし、海外に行けば軽蔑の眼で見られることになる。世界で最も価値がある日本のパスポートを所持していながら地球市民などと称したら、狂っていると見なされてしまうに違いない。

家族ぐるみで海外に赴任した人の話で、私自身の体験ではないが、海外の小学校では、算数がどれほど得意でも、英語が少しは理解できても、日本の国歌が歌えず、日本の国旗の絵が描けない子供は、入学を許可されないそうだ。

日本を非難することが国際人の条件だと思い込んでいる両親の無知・無教養が原因である。しかし、現在の日本では、こうした例は枚挙にいとまがないだろう。

先日、同じく憲政記念館で、「『明治の日』実現決起大会」が開かれたが、明治節が文化の日になっているのは、GHQの日本占領が事実上続いていることを意味する。要するに、日本は現在でもアメリカの植民地なのであり(アメリカのATMとか、不沈空母などと揶揄される)、GHQの占領が続いているうちは、日本が真の独立国ではないことは明らかである。日本人から奪われた日本の歴史・伝統・文化を取り戻し、日本を真の独立国にすることは、現代に生きる我々の責務であり、その第一歩は正しい歴史教育を行うことである。

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