「巨大野党を中心に一つになれ」

画像の説明

朴前大統領が獄中から手紙「巨大野党を中心に一つになれ」

 

逮捕後初めて公式の立場を表明

朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領(68)は4日「より良い大韓民国のため、既存の巨大野党を中心に、太極旗を手に取った全員が一つになって力を合わせてくださることを訴えたい」と呼び掛けた。ソウル拘置所に収監中の朴前大統領はこの日、柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士を通じて公開した手書きの獄中メッセージで「互いに違いがあり得るし、埋められない溝もあるだろうが、互いに分裂せず歴史と国民の前で一つになった姿を見せてくださることを願う」とした上で、上記のように訴えた。2017年3月に身柄を拘束されてから3年で初めて公式のメッセージを発した。

朴前大統領は「弾劾と拘束によって私の政治旅程は止まったが、北朝鮮による核の脅威と友邦国との関係悪化は国の未来を不安定にさせ得るので、拘置所にいながらも非常に心配していた」「多くの方々が、無能で偽善的で独善的な現政権勢力により、生活が徐々に苦しくなり、希望が見えないと訴えている」とも指摘した。

最近の武漢コロナウイルス感染症事態と関連して、大邱・慶尚北道地域に直接言及し「あまりにも胸が痛い。どうかよく耐えて乗り越えることを願う」と述べた。

朴前大統領は「国が前例のない危機に陥っており、国民の生活が苦痛を受ける現実の前で、政治的な有利・不利によって離合集散するような巨大野党の姿に失望もした」「しかし保守の外延を拡大するための避けられない選択として受け入れた」とも語った。

4・15総選挙で未来統合党を中心に野党各党が団結せよというメッセージと解釈された。朴前大統領は書信で「国民の皆さん」という言葉も3回も使った。これを受けて未来統合党と自由共和党、親朴新党、韓国経済党の統合および選挙協力に向けた話し合いが本格化する見込みだ。

朝鮮日報

コメント


認証コード6318

コメントは管理者の承認後に表示されます。