「新型肺炎は「核」より強い」

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世界に蔓延する武漢ウイルスによっていろんなことが見えてくる。まず核と
ミサイルで鼻高々だった金正恩がウイルスの威力の前に極めて深刻な挫折を
味わっている。

北朝鮮は現在、6割の国民が栄養失調に苦しんでいるうえに、防疫体制が
脆弱でウイルスから逃げようがない。北朝鮮はどこの国より蔓延するウイル
スの緊張度は高い、その上、国内経済は破滅している。つまりはこのような
非常事態下において核やミサイルなど全く役に立たない。

金正恩は先月28日、新型コロナウイルスの国内での感染拡大を恐れて、
中国との貿易を全面禁止の措置をとった。いかにも国民のために中国との
密貿易を停止したように見えるが、自分に感染しないように貿易を止めたに
すぎない。

しかし貿易の9割以上を中国に依存している北朝鮮経済にとって密貿易を
止めるなど自殺行為です。それに気がついた金正恩は慌てて従来からの
密貿易を再開すべく朝鮮労働党国際部の金成男部長が北京を訪問した。
ところが習近平は、北朝鮮からのこの卑怯な申しいれを拒絶したらしい。

金正恩も、いったん自ら中国との貿易を停止した手前、習近平にすがるのも
プライドが許さない。これでは国民はますます飢餓に苦しむことになる。
5月までに新型肺炎が下火になるか、習近平の怒りが収まるか、によって
北朝鮮の命運は決まる。

そして韓国ではコロナ不況で国内経済はボロボロだが、文在寅の日本攻撃
は止まらない。韓国は11日に28人目の感染者が確認されて以来、5日連続
で感染者が出なかったことから韓国政府は終息宣言を検討する一方で、14
日以降も感染が止まらない日本をウイルスコロナ感染地域に指定して徹底
的に批判した。

ところがここに至って感染者の数が日本を上回ったことから一転、文在寅の
愚かな対応が国民の批判の的となっている。24日現在韓国での感染者数
が累計833人になったと発表した。韓国の多くの人達は、反日から反中に
代わり中国人を排斥しだした。

文在寅は、この国民の動向を見て中国に向いていた顔をいち早くアメリカに
向けた。

文在寅は、在米韓国大使館が全米知事会と開催したレセプションに同盟を
強調した映像メッセージを送った。メッセージで文在寅は「過去70年、
両国は共に韓半島の平和と北東アジアの安全を守ってきた。血で結ばれた
韓米同盟は安全保障を超えて経済協力までも含む偉大な同盟になった」と
白々しい発言を送った。この二枚舌、いいかげんにしろ!

これを知った北朝鮮は「まさに事大と外勢屈従の匂いが漂う不穏当な発言
であり、現南朝鮮当局が今まで外勢依存政策を続け、これだけ苦い経験を
しても、まだ懲りないようだ」と文を非難して軽蔑した。

さてウイルス発祥地である中国は解決どころか逆に急速に悪化しており、
中国では検査薬が足りないので、発症しないと検査してもらえない、とい
うことは感染者の数は今後も不明。いまやウイルスの猛威から逃げよう
がない

2月9日に在米の中国人(郭文貴)が「武漢でのウイルス感染の実数150
万人と発表した。その時点ではあまりの多さにアメリカの誇張策かと思った
が、2週間後の今になると150万人説は妥当な数字なのかもしれない。

中国はあまりにも広すぎて人口も多すぎるために、全土をカバーするだけ
の感染抑止策がうまくいかない。そこで習近平は北京と上海だけは感染を
最小限に抑える策をとり出した。北京でも上海でも、市民の多くは外出を禁
じられ繁華街の店は全てしまっています。

中国は今、経済の70~80%が止まっている。中国通販の大手のアリババ
は世界の金融市場で大暴落が起きそうだと警告を発しています。

中国では3月で終息していくとの楽観論が言われていますが、政治的な
目的を持った予測に過ぎない。

米国は、中国からの武漢ウイルスの流入に対して世界で最も厳しい措置を
とってきました。その米国でさえ、ウイルスが蔓延する可能性が高まってい
ます。米国ではまだ15人の感染者しか出ていないが、しかしアメリカのCDC
長官が「来年まで続くかもしれない」と言っています。

早く終息しないと、余力のない国ほど破綻していきます。貿易の比重が高い
国ほど破綻の速度は早くなっていきます。

中国、韓国、北朝鮮の指導者は、いったい何をどうすればいいのか?
国民をほったらかして、自分だけは発症しないようにひたすら祈っているよ
うです。

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