「自分の国は自分で守る。」

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自分の国は自分で守る。どないする?この踏み絵「有志連合」。憲法改正なんか間に合わへんで。

参議院選、結果はほぼ予想通り、ということでしょうか。立場によって評価が違うのは当たり前やから、結果はそれぞれが評価することとして、今回一つ、私がびっくりしたのは、私と同年代の、めっちゃ温厚な、真面目な人で、クリエイティブな仕事をしてる人が、「あー、つまらん、もう見るのやめ」と、今回の選挙速報テレビ番組を消した、とFacebookで書いていたことです。

安倍ちゃんの自民党がもっともっと減らす、と思てたのに、大して減ってへんからハラが立つ、ということみたいです。

うーん、もちろんこの人は、テレビと新聞しか見ず、Facebookは親しい人たちとだけ、友達?になっています。そうなんや、この年代で、真面目な人で、安倍ちゃんのことを嫌いな人はまだまだけっこうおるんやなあ、と改めてびっくりです。「安倍=悪人」という強烈な刷り込みを、もう何年もの間、疑いもなく信じ切っているようです。

さて、これでホンマに安倍ちゃんは増税を強行するんか?結局三分の二も確保できんと、改憲は遠ざかったようやし。どっちにしても、世界はもう待ってくれへんで。

もう間に合わへん状況になってきてるんやで。そして昨日の宮崎正弘さんと、今日の北野幸伯さんが、かなり似たような話を書いてはりました。

まず宮崎正弘さんの、昨日(21日)の「国際ニュース・早読み」です。本文ではなくて、書評の部分、<渡部悦和vs江崎道朗『言ってはいけない!?国家論』(扶桑社)>の中で、日本人は「国家論」が苦手、と書いてはります。

<選挙で「あなたは何を基準に投票しましたか?」と世論調査をすれば「社会保障」「年金」「保険」「福祉」「教育」、そして「消費税」であり、防衛とか改憲とかを判定基準とする人たちのあまりの少なさに呆然となる。>

そして、トランプさんの発言に触れて
 
<だからトランプは日本の核武装を容認し、安保条約の廃棄を言い出したことはペリー来航に匹敵する衝撃になる。だが、目の前の現象しか日本のメディアは見ていない。危機と平和が表裏一体であることにまだ気がつかない。おそらくこのような民族の特質は未来永劫変わらないのではないか。>と。うーん、日本人、結局変われへんのか?

そして北野幸伯さんです。今日はメルマガは、ダイヤモンドオンラインへの投稿の紹介でした。<トランプが間もなく日本に突きつける「踏み絵」、日米同盟は崩壊の危機か。>

<間もなく日本は、「踏み絵」を突きつけられることになりそうだ。

「踏み絵」とは、米軍がイラン沖で組織する「タンカー防衛有志連合」への参加だ。日本が、この連合への参加を拒否すれば、日米同盟は終わりに向かう可能性がある。>

そして、大東亜戦争をはるかさかのぼる1904年の日露戦争で、同盟国やったイギリスは、めっちゃ多大な支援を日本にしてくれて、そのおかげで何とか日本は勝てたのに、その9年後の1914年の第一次世界大戦のとき、日本はイギリスの陸軍派遣要請を断り、それがもとで日英同盟は破棄され、日本は孤立への道をたどり、破滅していったことを書いてはります。

歴史は繰り返したらあかん!とはいえ、今回の有志連合なんて、基本的には「情報は有志連合で共有して、自分の船は自分で守ろう」という、簡単な話なんや。もしこれに入れへんかったら、「日本の船は同盟国からは守ってもらうけど、日本は他の国の船は知らんで」という、今の韓国さんも真っ青なトンチンカンな話になるわけや。

そういう「踏み絵」が目の前に置かれる日が、もうすぐに来るわけですね。

どうする?日本!自分の国は自分で守る!憲法を改正してるヒマはあらへんで。

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