「他力本願の韓国に渡されたタルムード」

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1.約束を守ってもらいたい

7月22日、安倍総理は参院選の勝利を受け、自民党本部で記者会見をしました。その中で韓国について「最大の問題は国家間の約束を守るのかどうかということだ。

信頼の問題だ……協定に違反する行為を韓国が一方的に行い、国交正常化の基礎となった国際条約を守っていない。……約束を守ってもらいたい」と注文しました。

参院選直後の記者会見での発言ですから、民意を背景とした強いメッセージです。

安倍総理は参院選前日の21日に「韓国側が答えを持ってこないと建設的な議論にならない」とも述べていますから、ボールは韓国にあるという認識ですね。既に、韓国が提示していた日韓の企業による資金拠出案は河野外相が「極めて無礼だ」と撥ね付けていますから、それ以上の案が答えになるということです。

これに対し、韓国側は22日、大統領府報道官が記者団に「これまで韓国政府がしっかりと返事をしなかったという話なのか問いたい……最高裁の判決を根拠にして説明した」と反論。「日韓関係は、過去と未来のツートラックに分けて進めようという立場を表明しており、この立場に変わりはない……外交的努力をしてきたし、今も進めており、今後ももちろん続けていく」と述べました。答えを用意する積りはないようです。

2.他力本願の韓国

韓国側は、日本の輸出管理見直しに対し「挙国一致体制」で対処する動きみせ、文政権の経済政策などをめぐって対立していた与野党が協力することで一致しています。

7月22日、文在寅大統領は首席秘書官・補佐官会議で「韓国政府は、この困難をチャンスにして、部品や素材の競争力を強化するため全ての支援を惜しまない」とまた精神論を振りかざしています。

それでも、韓国世論調査会社のリアルメーターがこの日発表した文政権の支持率は51.8%と、昨年11月以来の高い数字を記録。韓国メディアは「反日の余波?」などと報じています。

ただ、反日ブーストを掛けても50%を超えた程度です。政権発足当初の80%とは比べるべくもありません。

これ以上の支持率アップは「日本を負かしてやった」とでもいう明らかな成果でもなければ、難しいのではないかと思いますね。

けれども、折角挙国体制が取れた文政権が何をするのかというと、日本に輸出管理見直しの即時撤回を求めるだとか、WTOに提訴するだとか、ワシントン詣でしてアメリカから圧力を掛けて貰おうとか、相も変わらず「他力本願」ばかりです。

22日、韓国産業通商資源部はスイスのジュネーブで23日から開かれるWTOの一般理事会に金勝鎬・新通商秩序戦略室長を派遣し、日本の輸出管理見直し措置がWTOルールに合致していない不当なものであることを指摘し、WTO加盟国の支持を取り付ける考えを明らかにしています。

これに対し、日本政府は外務省の山上信吾経済局長を代表として派遣するようですけれども、これまで優遇措置を取っていたのを通常に戻すことがWTOに違反とは、自分達が優遇されて当たり前だという前提が無ければとても吐ける台詞ではありません。

7月22日、日本の外務省と経済産業省は対韓輸出見直しについて、第三国の在日大使館職員を集めた説明会を開催し、約1時間にわたり国内の輸出管理体制の見直しだとする日本の立場を伝えています。説明会には数十ヶ国が参加したそうですけれども、日本は地道に手を打っています。

そもそも、輸出管理を通常管理に戻したところで、きちんと書類を揃えさえすれば輸出許可が下りるのです。それにも関わらず、韓国は頑なにそれを拒んでいる。

もう、バレたら拙い何かがあるから隠しているのだと勘繰られても仕方ありません。

3.バヴァ・カマ

ネット等では韓国が日本から輸入したフッ化水素は中国に横流ししていたなんて噂も流れていますし、イランへの横流しも疑われています。

先日、訪韓したイスラエルのリブリン大統領が文大統領に、ユダヤ民族に伝わる口伝律法を納めたタルムード(Talmud)の写しを贈っています。

しかも贈ったのはタルムードの「バヴァ・カマ」の章だそうです。この章はタルムードの「ネズィキーン(損害)の巻」の第一章にあたり、「市民法・刑法について」定めたものです。
◆ネズィキーン(損害)の巻(民法、刑法の手続きと口伝律法の歴史的権威等)

1:バヴァカマ(市民法・刑法について-1)
2:バヴァメツィア(市民法・刑法について-2)
3:バヴァバトラ(市民法・刑法について-3)
4:サンヘドリン(法廷・裁判機構について)
5:マッコート(体罰について)
6:シュヴオート(法律上の誓言について)
7:エドゥヨート(証言について)
8:アヴォーダーザラー(偶像崇拝について)
9:アヴォート(父祖の遺訓について)
10:ホーラヨート(訓示・指導について)
リブリン大統領は文大統領に送ったタルムードの画像をツイッターにアップしているのですけれども、黒革表紙のプレートには、次のように記されているのが読み取れます。

さらに、その3段上の行には確かに「The DAVIS FAMILY EDITION OF SEDER NEZIKIN (損害賠償[シダー・ネズィキーン]のデイヴィス家版)」とあります。

リブリン大統領がこれらの文字をわざわざ"読み取れる"画像でツイッターにアップしたのだとしたら、その意図はもう詮索する余地もありません。怖すぎます。

イスラエルを本拠地とするオンライン新聞の「The Times of Israel」は、7月15日の記事「PM said eyeing free trade deal with South Korea, sans West Bank and Golan」で、7月末にネタニヤフ首相が韓国を訪れることを希望している(Netanyahu hoping to visit Seoul by end of the month to finalize pact, which would exclude settlements and East Jerusalem, TV news reports.)と報じています。

記事では韓国との自由貿易協定の署名云々としていますけれども、半月前に自国の大統領が韓国に行って、損害賠償を記したタルムードを渡しているのです。

自由貿易協定の為だけに訪韓するとも思えませんね。自由貿易協定の裏で、損害賠償に相当する何らかの協定が結ばれるのではないかとさえ勘ぐってしまいます。

まぁ、その真の目的は明らかになることはないでしょうけれども、韓国はこの問題が日韓の二国間貿易の枠内に収まらなくなっているかもしれないことに留意して置くべきではないかと思いますね。

 

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