「敵」

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キッシンジャーは最大の敵だった。

超反日的なキッシンジャーについて少し触れましたが、もともとアメリカには親日派はいないと思って間違いはない。

日米同盟を結んでいるからアメリカは日本の味方だと思いがちだが、オバマの2期目の前半まではアメリカは日本を全く信用していなかった。

世界中で一番親米の国であり、常にアメリカの意向に沿って外交をしてきた正直者の国である日本についてなぜアメリカは日本を信用できなかったのか?

それは中国に取り込まれたキッシンジャーとブレジンスキーが日本の真の姿を隠して中国に有利な発言を政府内でしていたからです。

キッシンジャーはニクソン時代から93歳の今日まで大統領顧問を続けています。もちろん引退したわけではないので現代もトランプの外交顧問です。

歴代のアメリカ大統領は、特に中国問題について彼の意見を取り入れてい
ました。

しかし中国はアジアにおける中国の覇権樹立を目指して、国際法を守らない傍若無人な振る舞いを始めた。南沙諸島、尖閣諸島、アジアの平和と秩序を根底から脅かすようなヤクザな行動を起こしきた。

習近平は「アジアの安全はアジア人自身が守る」という「アジア新安全観」というアジアからアメリカの軍事的影響力を締め出す考えを明確にしました。

また経済面でもアメリカを追い出すAIIBを設立して中国によるアジア経済
支配の戦略を推し進めています。

キッシンジャーに洗脳されて親中国寄りの考えを持っていたオバマもさすがに中国の国際社会のルール無視や、国際政治における協調体制を無視して、中国は欧米が制裁するイラン、スーダンなどへ平然と武器を供与し、取り引きしている、そのえげつなさに疑問を持ち始めました。

そこえもって習近平は「広い太平洋は米中両国を収容できる空間がある」と習政権は自らの拡張政策の継続を宣言した。つまりアメリカに対しては太平洋の西側の覇権を中国に明け渡すよう迫った。

これでやっとオバマは中国の邪悪の正体を知り、キッシンジャーやブレジンスキーの意見に耳を傾けることはなかった。だから習近平が熱心に持ちかける「新型大国関係の構築」に対し、オバマは最初から最後まで完全無視の姿勢を貫いた。

国防総省の中国軍事動向を調べる要職のピルズベリー氏は2年以上前から
中国の見方を180度変えた。「中国は『平和的台頭』や『中国の夢』という偽装めいたスローガンの陰で、軍事、経済、政治でアメリカを完全に追い抜く超大国となり、国際秩序と覇権を確立しようとしている」との本心を知りました。私に言わせれば「今頃やっとわかったのか」💢

米議会も数年前から「米国側のこれまでの対中観や対中政策が根本から間
違っていた」と反省をしています。

米国の官民は、中国に対し「欧米や日本の犠牲になった貧しく弱い国である。だから中国を最大限に支援してその根幹を強くし、豊かにすれば、国際社会への参加への協力を強め、西側に同調すると考えてきたが、それは巨大な幻想である」と

中国においては、経済の近代化は発展を意味しない。多くの日本政治家や欧米人は、中国は資本主義開放経済の道を進むと錯覚していた。

しかしキッシンジャーとブレジンスキーは自分たちの意見が通らくなってきた事に危機感を感じて、「たとえアジアにおける中国の覇権が強化されても、アメリカは日本の軍事力強化を許してはならない。

日本にだけは核を持たせず、 日本が自主防衛できないように抑えつけておき、米中両国の利益になるように日本を共同支配すればよい」と必死に反論しています。

この種の対日政策は、1972年2月のニクソン・キッシンジャー・周恩来に
よる「米中密約」の内容に沿っています。

この二人は何故ここまで中国に肩入れするかといえば、ふたりとも退官後、中国から報酬を得ているからです。特にキッシンジャーは巨額な金を要求してくると中国政府の某官僚は暴露しています。

オバマの二期目から、米政府内でこのような暴走中国への批判が高まっています。ここに至ってアメリカでは日米同盟・日米安保条約の価値が見直れてきています。

つまり中国側の戦略として日本の歴史問題を持ち出して「日本が未だに戦争責任を反省していない、原爆を日本において使用したことを恨みに思っている」と強調することによって、かっては日本と戦ったアメリカの日本に対する不信感を増幅させてきました。

中国は日米同盟が強固である限り中国のアジア支配ができない。だから日米同盟に不要な亀裂を入れることに熱心だったのです。

一方安倍首相は必死に中国包囲網の構築を目指すアジア外交を精力的に
展開しています。

日米同盟を強化した上、アジア諸国との連携を進め、あらゆる国際会議の場を借りて力の支配を企む中国に対する批判と牽制を行ってきました。

結果アジア諸国は米国、日本、インドとのパートナーシップが重要だ
と認識されてきました。

最初からキッシンジャーの中国観に全く影響されないトランプは、貿易戦争の発動で本格的な「中国つぶし」に取り掛かっています。

今春に始まった米中貿易戦争は中国経済にダメージを与え始めた。今の状態が今後3ヶ月以上も続くと、中国経済は壊滅状態に突入すると指摘されています。

トランプの中国に対しての正確な情報はトランプ大統領の上級顧問を務める娘婿のジャレッド・クシュナーより適確な情報がもたらされています。

彼はユダヤ人で中東政策専門ですが、世界のユダヤグループの正確な情報
で中国の実態だけでなく日本ついても適確な情報を持っています。

クシュナーの助言で、知的財産の保護を目的に、ロボット工学や航空工学、高度な製造技術を専攻する中国人大学院生へのビザ発給を厳格化し、オバマ政権が1年から5年間に拡大していた有効期間を1年間に戻しています。

またトランプは中国留学生の殆どはスパイだと言っています。
安倍首相のトランプへの助言が素直に受けいられるのは、クシュナーの
影響です。

このように今、ようやくみんな気づいてきました。

アメリカやヨーロッパで従来の中国論や中国分析が木っ端微塵に壊れ、中国の本性が見えてきました。

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