「米国は北朝鮮の何を恐れているのか? 」

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テレビで識者の北朝鮮問題の話を聞いていると、大変矛盾した点に気が付きます。北朝鮮は「米国本土に核の雨を降らすぞ」と言っています。「日本は沈没させる。韓国は火の海にする」と言っています。

それに対してアメリカは空母3艦日本海海域に出して様々な圧力を北朝鮮にかけています。そこで、宮家さんも変なことを言っています。「アメリカのレッドゾーンは、アメリカに届くロケットができたときだ。その時は間違いなくアメリカは北朝鮮を攻撃するであろう」と言っています。

しかし、「核は出来ている」と言っておきながら、「まだ核は出来ていない」と言っているのです。「北はまだ核をもっていない。核爆弾は持っているかもしれないが、小型化に成功していない」と言っています。

小型化に成功化していないのですから、ロケットに積むこともできません。「アメリカ本土を攻撃することはとても無理だ」と宮家さんが言っています。これはおかしいのです。アメリカ本土に届かないのであれば、そんなに慌てることはありません。

北朝鮮は「もう核は出来ているのだ。やってやるぜ!」と言っているのです。日本は沈没させて、アメリカには核の雨が降るのです。これはどちらなのでしょう。「もうすでに開発して北朝鮮は核を持っているのか、これからできるのであろうことをアメリカは恐れているのであろうか?」どちらなのでしょう。

これには重要な情報があります。しかし、誰も言っていません。「北朝鮮は核をもっているのか、もっていないのか?」ということです。よく突き詰めていくとハッキリしないのです。

核兵器を持っているかのような、もっていないかのような発言です。何を恐れているのでしょう。未来を恐れているのか、現在を恐れているのでしょうか? 現在、核を持っていれば、恐れることになります。

さあ、この問題をどのように解いたらよいのでしょう。もし、核を北朝鮮がもっているならば、それはとんでもない技術を意味します。これは前にも書きましたが、タングステン水爆です。そんなことは誰も言いません。高性能の水素爆弾を実験しようが、しなかろうが、もう出来ているのです。しかも、何百発と持っているのではないかと思われます。

このタングステン水爆の話が出てこないと、この話は解決策がありません。北朝鮮は「タングステン水爆をもっているよ」と言ったら手も足もでません。

北朝鮮は「用意はできているよ。日本にもたくさん埋め込んである。アメリカ本土にもたくさん埋め込んである。攻撃するならばしてこい! 1発で世界中が火の海になる!」と言っているのです。ということはもっているのです。

アメリカは様々な情報機関を使って、つかんでいるのではないかと思います。だから、二の足を踏んでいるのです。万が一、それが本当であれば大変なことです。これは単なる北朝鮮の脅かしかもしれません。フィクション、或はハッタリかもしれませんが、万が一のことを考えなければいけません。

北朝鮮も利口で「タングステン水爆」とは言っていません。人様に発表できない強力な核兵器をもう持っているのでしょうか? どうなのでしょう。これでは、迂闊に手は出せません。北朝鮮は本当のことは言わないから、アメリカは「参った!」という顔になってしまうのです。

これは、イスラエルと同じです。イスラエルは「我々は水爆などもっていません」と言うのです。世間では400発持っていると言われていますが、やり方がとても巧妙です。イスラエルは「持っていません」と言いながら、写真をばらまいているのです。「これがイスラエルの水爆工場だ!」と言って写真をばらまいているのです。

誰かが写真をばらまいて、それを見た人が「イスラエルは間違いなく核を持っている」と思っているのです。写真から推測して「400発は持っている」と言っているのです。イスラエルは核実験もしていませんし、まだ使ったことはありません。

それと同じで「核を持っているか、持っていないか」わからない状況が一番よいのです。明らかに「持っていない」と言えばやられてしまいます。「持っている」と言ってもやられてしまいますが、やる側は報復を覚悟しないとできません。

アメリカが北朝鮮を「ババババーン!」と700個所の一斉砲撃をやったら、ニューヨーク、ワシントンで「ドッカーン!」と水爆が爆発したら処置なしです。アメリカは民主主義の国家ですから1発やられたら終わりです。

700個所を攻撃しても金正恩が地下に潜ってしまったら終わりですが、ニューヨークは滅茶苦茶です。ニューヨークで100万人も死んだら大慌てで世論は黙っていません。「政府は何をやっているのだ。トランプを出せ!」となります。それが三カ所もやられたらアメリカは参ってしまいます。戦争どころの騒ぎではありません。

すると、北朝鮮のような小さな国が、大国アメリカを相手にして戦争に勝ったという状況になります。核がなければそんなホラをふくことはできません。カール・ビンソンは恐竜のようなもので時代遅れだから、「一撃で沈める」と言っているのです。何か根拠があるのでしょうか?

するとタングステン水爆は持っているという意見に傾きます。タングステン水爆は、今から10年以上前に出来ているのです。

そうでなければアメリカの言っていることがおかしいのです。アメリカ本土に届くミサイルができたならば、「アメリカは攻撃する」と言っていますが、ミサイルはまだ出来ていません。北朝鮮からの射程距離はアメリカ本土まで1万2千キロくらいありますから、アメリカ本土に届くロケットはまだありませんから安心してよいのです。

これは、「日本人の畑中理(おさむ)さんの知恵があるのかな」と僕は思います。北朝鮮は、最初からタングステン水爆しか作っていないのかもしれません。アメリカ型のプルトニウム型原爆とは違うと思います。

北朝鮮が核実験をした後に、アメリカの探査機が北朝鮮を周っても、放射能は出ていません。最初は「北朝鮮の原爆はウソだよ」と言っていたのです。放射能は出ていません。ということは、「通常爆弾を水爆に見せかけて集めて爆破させたのだ」と言っていたのです。今はそれを超えてしまい「北朝鮮は原爆を持っている」ということが前提となっています。まだ、出来ていないならば、恐れることはありません。

だからそこで「持っている」という見方も大事な見方です。もし、持っているとするならば、日本がやったことなのです。これも大事な物の見方です。畑中理さんが指揮して、必ず作り上げたと思います。日本は原爆でやられたのです。それは復讐しなければいけないと思います。北朝鮮という一つの国を造ったのです。

北朝鮮には鴨緑江にダムがあります。これも日本が造ったもので、当時東洋一のダムだったのです。プルトニウムもタングステンもマグネシウムも何でもあったのです。北朝鮮は資源の宝庫ですから何でもできたのです。設計図など、とっくの昔に出来ていたのです。

それを黙っていたという可能性が強いのです。核はアメリカに向けられているのです。やはり、アメリカは怯えています。あんな小さな国に脅かされているのです。大きければ狙う所はたくさんあります。小さい国ほど狙う所は一カ所です。アメリカは、そのようにやられたら手も足もでません。

そのことについて宮家さん、どう答えるのでしょうか? どうか答えてください。

徒然日記

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