「自衛隊は軍刀を持て! 」

画像の説明最近の観閲式で自衛隊を見ているとだいぶ変わってきたことを感じます。

自衛隊を代表する刀がありますが、最初に刀を吊りだしたのは海上自衛隊です。海上自衛隊が船に乗り外国へ行きます。すると現地でパレードを行います。すると他国の軍人はサーベルを持っていますが、海上自衛隊は丸腰です。

「これではちょっとカッコ悪いな」と思って、自分のお金を出して私物のサーベルを吊ったのが最初です。正式にサーベルを吊る規則はないので、パレードの時だけです。後は自分で保管しているのです。これが最初です。

そのうち今度は「防衛大学の学生に短剣を吊らせようではないか」という提案が出てきたのです。旧海軍兵学校は短剣がカッコよかったのです。あの短剣を吊った姿に「カッコイイな」と思って憧れた人は多かったのです。

それを真似しようと思ったら防大の学生から反対されたのです。「今時そんなことをやらないでくれ。短剣吊って電車など乗れない」と言われたのです。防大から反対が起きて、短剣を吊ることは止めたのです。

そのうち海上自衛隊が制度の中で「サーベルを吊ろう」ということになり、士官は持つようになったのです。まだ私物です。自分で買って持っているサーベルを使うのです。その内、防衛大学の学生が儀式のときにサーベルを吊ることになったのです。

このサーベルは一種の指揮刀です。中身は青銅の刀身にクロムメッキをしたものです。なかなかカッコイイものです。形は旧海軍のサーベルを真似たものです。刃の先端は両刃になっていて小鳥丸に似ています。それを防大の学生が吊って分列行進をするようになったのです。先頭の10人くらいが一斉に吊るようになったのです。

それと同時に防大の学生は拳銃を持つようになったのです。白いケースに入った拳銃です。先頭の10人くらいが拳銃とサーベルを持っています。実にカッコよくなって、やる気になっています。海上自衛隊も防衛大学もマークは違いますが、サーベルの中身は同じです。防衛大学は全員がサーベルを持っているのではないかと思います。誰が指揮官になるかわかりません。指揮官になる人が使います。

それから、少年高等工科学校は高校と同じで中学を出てから3年間学ぶと高卒の資格をもらえます。昔は、少年自衛隊といいました。一番下の階級で三等兵です。昔は少年が陸上自衛隊と同じ制服を着ていたのです。それが今は辞めて、防衛大学と変わらないような制服に変わりました。夏は白の制服ですから、カッコイイのです。

少年なのにダブダブの迷彩色の自衛隊の格好をしていたらおかしいのです。それが今は変わったのです。それで驚いたことに、少年高等工科学校でも隊列を組むと先頭にいる生徒はサーベルを吊っています。

高校生は生徒で、大学生は学生です。学問を学ぶ者が学生です。生きるための質問を学ぶのが生徒です。高等学校は生徒です。生きるためのしつけを学んでいるので、特別学問をしているわけではありません。生徒にも関わらず、先頭の連中に拳銃を持たせたのです。わが目を疑ったので、もう1回調べてみたのですが、本当に拳銃を持っています。

防大は白いカバーの拳銃ですが、少年高等工科学校の生徒は茶色のカバーで先頭の連中は全員拳銃を持っています。それと同時に防大と同じサーベルを吊りだしたのです。びっくりしました。彼らは高校生です。高校生に拳銃を持たせてサーベルを吊らせたのです。

この問題は簡単です。少年高等工科学校は一曹、二曹、三曹、曹長を養成する学校ですが、士官を養成しようとしているのです。拳銃は士官でないと持てません。どこの軍隊に行っても兵隊は拳銃などもっていません。兵隊は鉄砲を持っているだけです。

士官は鉄砲を持ちません。拳銃を持ちます。これは、それを意味しているのです。少年高等工科学校は、やがては士官を目指しているのです。このようなことです。このままでは士官はできないから、いざという時には第二防衛大学を創ってしまうのです。それはもっと易しいのです。少年高等工科学校から行けばスッと入れるようにして、士官を養成するのです。

防衛大学の試験は難しいのですが、第二防衛大学を作れば、士官は大勢できてしまいます。すると日本から50万人の徴兵をやっても、あっという間に軍隊ができてしまいます。士官ができれば、一人の士官に50人の兵隊をつければアッと今に軍隊ができてしまいます。なるほど、それを考えているのだなと僕は納得しました。

なかなか日本もやるぞ! 憲法の問題で法律を整備しないとはずかしいことです。自衛隊は頑張っています。それと同時に一般の迷彩色を着た自衛官が指揮刀を持ち出したのです。迷彩色の軍人の一部が指揮刀を持ち出したのです。「これはいいぞ。やる気十分だな!」と思いました。

なにしろ、日本人と軍刀は離れません。飛行機に乗った神風特攻隊員も皆、軍刀を持っていたのです。軍刀を渡したのです。日本人は軍刀を持つと離れません。力が湧いてくるのです。

軍刀を持つのはよいことです。今のようなサーベル型の指揮刀は持たないよりは、よいけれども、青銅でできた軍刀は止めなさい。自衛隊に本物の鍛えた軍刀を持たせなさい。形も旧軍の太刀の形の軍刀を吊らせればよいではないですか。

考えたらおかしいでしょう。軍隊なのに刃がなくメッキしたような玩具の指揮刀では気合が入りません。やはり本物の切れる軍刀を持たせなければいけません。旧軍の軍刀を復活させればよいのです。

すると急激に皆が恐れます。「自衛隊が軍刀を持った?」と皆が恐れます。軍刀はどれくらい恐れるのかというと、鉄砲は恐れないけれども、軍刀は恐れるのです。だから皆が恐れる軍刀を吊ればよいのです。戦車兵、航空兵にも軍刀を持たせなさい。航空自衛隊の将校にも軍刀を持たせるのです。それだけで軍隊が3階級くらい上にあがり、光ってきます。

軍刀を持たないよりはぐっとよくなってきましたが、それならば自衛隊には日本独自の軍刀を早く吊ってもらいたいと思います。これが僕の意見です。

中杉弘博士の徒然日記
 

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