「尖閣」

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最近の安倍首相の中国包囲網づくりは「お見事」の一言です。おかげで習近平の外交は見るも無残、やることなす事ことごとく裏目にでています。

程永華駐日大使は「日本は南シナ海で緊張を高めるべきでない。当事者ですらない」と牽制していますが、国際社会は中国こそ緊張を高めている張本人である」といっています。

テレビを見ていますと安倍首相を批判する事しか知らない馬鹿な評論家は「中国をこれ以上刺激することは両国の緊張を高め戦争への危険がせまる」とほざいていますが、各国首脳は、中国は自らの非を脇に置き、日本に見当はずれの批判をぶつける独善的な態度をよく知っています。

安倍首相の戦略は、同盟国の米国が参加する東アジアサミット(EAS)を中国を締め付ける舞台と見定めて、「多くの国が実質的な意味で(南シナ海問題の)仲裁裁判で議論した」と明かしました。

EASではほとんどの国が南シナ海問題に言及。米国のオバマ大統領も仲裁裁定の順守を主張しました。日本政府関係者は「仲裁裁定を『無効』と発言した国は一つもなかった」と明かしています。仲裁裁定を無効と拒否してきた習近平を黙らせた格好となりました。

中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の切り崩しを図ったが、日本同行筋は日米が主導する中国包囲網づくりは一定の成果を挙げたと言っています。米国との共通認識である「法の支配」で包囲網を狭めていく安倍首相の戦略はお見事です。

王毅中国外相は安倍倍相に「中国を敵とみるか、友人と見るか」と迫ったそうです。あほらしくて涙が出ます。中国は「東シナ海、南シナ海はみんーな中国のものである。尖閣はもちろん沖縄まで中国固有の領土である。その手始めに尖閣を奪う」と国際社会に宣言したヤクザ国家です。そんな国が日本に敵か味方かと聞く方がふざけています。敵に決まっとるやろ!

以前の日本なら中国から「敵か友人か」と迫られたらアホな政治家は中国の顔色を見ながら「日中友好」が一番ですと答えていました。今そんなアホな政治家は自民党内に、二階俊博しかいません。

最近安倍首相は東シナ海などでの不測の事態を回避するために「海空連絡メカニズム」の設置について年内に中国と正式合意する方向で最終調整に入りました。

この記事についてテレビ評論家は「中国相手では全く意味がない」と言っていました。全くその通りですが、安倍首相の戦略は「意味がなくても、日本は戦争を避ける努力を常にしていると国際社会に見せることによって、中国が日本のせいにして、攻撃をしかけてきても正義は常に日本側にあり、中国の嘘宣言が効かなくなります。

多くの日本人は中国の嫌がらせに対して、即自衛隊を尖閣に上陸させ、常駐させるべきだ、せめて公務員でも、という気持ちは私も同じですが、中国は日本の過激な行動を待っています。中国が日本領土である無人島である尖閣を奪いに来れば、自衛隊は堂々と「個別自衛権」を行使出来ます。

「個別自衛権」とは、自国が他国から武力攻撃を受けた場合に、自国を防衛するために武力の行使をもって反撃する国際法上の権利です。 日本にも当然、個別的自衛権があります。

日本の左翼たちは、この個「別的自衛権」と特に「集団的自衛権」の行使については、憲法九条の解釈により行使できないのではないかと言っていますが、底抜けのアホたちです。「個別的自衛権」と「集団的自衛権」とは、国連加盟国のすべてに与えられた権利で、国連の決定を待たずに自国と同盟国とが協力して防衛してよいという国連からのお墨付きなのです。

安全保障問題に取り組んでいる葛城奈海氏は「日本人の上陸」を警戒する海上保安庁が島の2カイリ以内で漁をすることを実力で阻止してくる。徹底的に日本人を遠ざける一方、中国船には口先で退去を呼びかけるだけで、ときには島ギリギリを遊弋することまで許してしまう。と嘆いています。

また葛城氏は「外務大臣がいくら抗議したところで口先だけではなんの威力もあるまい。インドネシアでは排他的経済水域での中国違法操業船さえ検挙し拿捕した船を爆破している。はるかに優位な国力を持つはずの我が国が、本来、認められていない領海内での操業を長年黙認してきた。政府は一体何を考えているのか」と怒っています。

私も葛城氏と全く同意見ですが、しかし日本がインドネシアと同じことをすれば中国は待ってましたとばかり「自国の漁船を守るために」との口実で尖閣を取りに来ます。このとき正義は中国側にあるように世界に宣伝します。だから日本は臥薪嘗胆、ひたすら我慢しています。

また安倍首相はアフリカに対しても積極的に行動を開始しました。これまでは主に政府開発援助(ODA)で支援を行ってきましたが、今度は投資という形で再びアフリカに注意を向けたことで、これまでアフリカへの影響力を強めてきた中国が危機感を感じ始めています。

中国は紛争が多いアフリカ諸国に、大量の武器を輸出し代わりに資源を獲得しています。現在、世界中で起きている人権侵害の60%は、拳銃やライフルなどの「小型武器」と、重機関銃などの「軽兵器」によるものと言われています。

近年の武力紛争でも、小型武器が紛争を激化させる大きな要因となっています。つまり、武器の存在が、より紛争を悪化させ、より多くの犠牲を生んでいるのです。紛争下においては、武器を持たない普通の市民は、政府軍や反政府武装グループの攻撃の対象となります。また、攻撃に対する盾として利用され、命を奪われる場合も多々あります。

そしてその犠牲の多くは、女性と子どもたちです。いうなれば、何の罪もない人びとが、もっとも犠牲となりやすいのです。

このように中国はアフリカに不幸を押し付け自国の利益を手に入れています。しかも中国の援助は金だけではなく人付で、プロジェクトが終われば、利益も技術も中国は持ち帰りますから、結局アフリカのためになりません。

最近このことが分かってきて、いまアフリカでは中国の援助が嫌われてきています。

しかし安倍首相は「質の高いアフリカ」をともに目指すという日本の姿勢を示して、インフラ整備や人材育成のためアフリカ支援を継続すると言っています。

このように安倍首相の戦略によって「中国悪」「日本善」というイメージが定着してきました。習近平は自らバカげた行動に出ることで、多くの国が警戒感を募らせ、誰も中国を信じなくなってきました。

自ら墓穴を掘る習近平に乾杯!

  

コメント

プログ主様、アップありがとうございます

まあ、「所詮マルクス主義者」ですから。

考えてるのはいつも「目先」だけですよ。

マグロは泳ぎ回っていないと氏ぬと聞いたことがありますが、それと同じで、中国共産党も常に強硬外交、(借金で)公共事業やらないと氏ぬのでしょう。

「副作用」については何も考えない。

国際的には戦前の大日本帝国も真っ青なほど孤立を深め、金融システムの基幹を成す銀行等は100兆円規模の借金があるようです。

バカですね。

きっと漢民族の子孫は「共産党後」も末永く苦しむことになりますよ?

全ては党員の贅沢な暮らしのために、ですか?

しかし全てマルクス主義が悪いとは思いません。

元々堕落した漢民族に堕落したマルクス主義がジャストフィットしただけでしょ。

帝政(ラストは満州族酋長の家系でしたが)止めるなら、社会主義体制以上の政体は無かったんですよ。

支那の赤化は宿命だったのです。

同様に、同じくらい堕落した隣の朝鮮民族に相応しい政体も社会主義体制です。

朴槿恵が日米に接近したり、創造型経済()などとムダに抵抗していますが、大人しく北朝鮮に降伏を申し入れればいいんですよ。
今だって半分以上従北勢力に乗っ取られてるようなもんでしょーが。

「真っ当に」生きようなんて甘い甘い。 そんな柄かよ。

習豚の任期は残り何年、此奴も終わったねトラも蠅もの、虎退治されるんじゃないの。最近、プーチンに媚びてばかり。逃避する国はロシア決定、家族も米国には行けないだろ。胡錦濤と温家宝の音沙汰無くなった。江沢民は目玉キョロキョロ落ち着き無く、習豚、李克の顔色伺い。共産党は怖いよ。習豚、李克の争いが激化しそう。王毅も危ない何方につくか計りかねている。

葛城氏は「外務大臣がいくら抗議したところで口先だけではなんの威力 もあるまい。インドネシアでは排他的経済水域での中国違法操業船さえ検挙 し拿捕した船を爆破している。はるかに優位な国力を持つはずの我が国が、 本来、認められていない領海内での操業を長年黙認してきた。政府は一体何 を考えているのか」と怒っています。

池上彰も言ってましたが、9割東南アジアの船だそうですよ
中国の経済影響気にして,暴徒対策の日本と違って0では無いですが中国の船はほとんど黙認してます!

尖閣問題の我慢比べ

ブログ主様 ソロです、更新ありがとうございます。

日本人の上陸」を警戒する海上保安庁が島の2カイリ以内で漁をすることを実力で阻止してくる。徹底的に日本人を遠ざける一方、中国船には口先で退去を呼びかけるだけで、ときには島ギリギリを遊弋することまで許してしまう

葛城さんは、日本には、否、現在の沖縄には、共産シナの工作員がうじゃうじゃいる事を忘れていますね。 シナが尖閣問題を紛争化する契機を欲しがっているのは一目瞭然、然も日本側の暴走を俟っている。 それは、日本人が島に上陸する事も、暴走の範疇に入って居ると云う事です。

ですから共産シナの工作員の日本人が、上陸を果たしただけで、尖閣は日本不利の状態で紛争化して終うのです。 海保が2海里以内の操業を禁じたのはその所為だと思います。 共産シナの漁船が島ギリギリまで遊弋しても、決して上陸などしない事でその裏付けは取れる筈です。

双方が領土権を主張して居ますが、共産シナ側には領土を主張するに、歴史的な支配実績を盾にしていますが、精査すれば、王朝自体が漢民族のみの支配ではない事が判る上、歴代の王朝は遊牧民国家が殆どで、海洋国家ではないが故に、島嶼部の支配に関する「顕かな根拠=物証もないが、海洋国日本には、歴史的な資料とともに、100年以内に島に居住していたと云う実績すらある、其れに加え近年、東京都が島を買い取り主権を主張した、と云う実績もある。 圧倒的に日本が有利なわけですから、もし、是をひっくり返されてシナの領土と成れば、シナの数百年前の、不連続な所有権の主張が通って、「法と秩序」の敗北と云う事になります。 

つまり、尖閣問題は一人日本の問題ではありません。

逆に共産シナもこの問題で負ければ、主張している歴史解釈の立場までが崩れて、随い、南シナ海全域の占有=九段線も、ハーグ国際裁判所の裁定通り、根拠のないモノになるのは必定ですから、簡単には後には引けないと思います。

現実に、是は双方の我慢比べですが、我慢比べに負ければ、尖閣には領土問題が存在する=二国間問題ということになり、米軍は手を出せず、ほぼ共産シナ有利の展開になるでしょう。

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