「限界」

画像の説明 日本の領海を侵犯した中国が「日本は冷静な対応を」だと!

いよいよ海自の出番か

中国政府は日本の領海を侵犯しておきながら、ここは中国の領海だからいたずらに騒ぐなと日本に警告して来た。
尖閣諸島に対する歴代日本政府の曖昧な態度が中国を付け上がらせている。

識者たちはかねてから、このまま尖閣諸島を放って置けば、いつか必ず中国は取りに来ると警告を発していた。

石原慎太郎元都知事は灯台を建てるとか、船着場を造れと言っていたが、中国に気兼ねして国は放置して来た。

東京都への国民からの寄付金は何億にもなったが、どこに消えたのか誰も分からない。民主党の野田元首相が慌てて国有化を宣言したが逆効果だった。むしろ東京都が日本国民の寄付金で灯台でも船着場でも作るべきだった。

竹島はまさにその逆で、韓国は次々と小さな島に港や灯台を造り軍隊を配備してしまった。取り返すことは容易ではない。

しかし、尖閣諸島は無人の島だ。
中国と日本が口先でオレのものだと言っても実効はない。
建造物を作るなりして実効支配を早くした方が勝ちだ。

中国が近々そうすることは目に見えている。

時事通信(同上 22:35)
日本に「冷静な対応」要求=尖閣沖の公船・漁船航行で-中国

沖縄県・尖閣諸島周辺に中国海警局の公船7隻と漁船約230隻が航行しているのが確認された問題で、中国外務省の華春瑩副報道局長は6日、談話を出し、「中国側は関係海域の事態を適切にコントロールする措置を取っている」と強調。その上で「日本が冷静に現在の事態に対応し、情勢の緊張と複雑化を招くいかなる行動も取らず、ともに海域の安定に建設的な努力を行う」よう求めた。

公船とともに多数の漁船が尖閣周辺に集まるのは異例。中国の強引な海洋進出に批判を強める日本をけん制するとともに、領有権に関して既成事実を積み重ねる狙いがあるとみられる。
華副局長は尖閣諸島について「中国固有の領土」であり、周辺海域を含め「争うことのできない主権を有する」と従来の主張を繰り返した。 

中国当局はこれまでも、尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で、海警局の係員が中国漁船への立ち入りを実施。海上での取り締まりにより中国の主権や管轄権を主張している。

尖閣へ集結の中国漁船約230隻、乗り込むのは軍事訓練受けた漁民か 習近平政権、日本支配の打破へ新段階 南シナ海関与を牽制も

尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺海域に中国が漁船約230隻を集結させたのは、日本の実効支配を崩すため新たなステージに踏み出そうとする習近平政権の明確な意思がうかがえる。南シナ海問題への関与を牽制(けんせい)する狙いもあるようだ。

これだけ大量の中国漁船が尖閣諸島周辺に集まったのは、日中平和友好条約締結のため国家指導者、鄧小平が来日する半年前の1978年4月に100隻以上の中国漁船が集結して以来とみられ、極めて異例だ。当時、漁船の一部が日本領海に侵入し、領有権問題の存在をアピールした。

今回も漁船に乗り込んでいるのは「射撃などの軍事訓練を受けた漁民」(中国軍事研究者)で、中国当局や軍の意を受けて動く民兵の一種とみられる。

中国当局は安倍晋三政権の内閣改造で、安倍首相に政治信条の近い稲田朋美氏の防衛相起用などを受けて政権の「右傾化」を警戒。今後の南シナ海問題への関与強化に対抗する狙いもあるようだ。

先月12日にオランダ・ハーグの仲裁裁判所が南シナ海における中国の主権を全面的に否定する判断を示して以降も、中国は海洋進出の既成事実を積み重ねる姿勢を崩していない。今後、行動をエスカレートさせる可能性もある。

中国が大量の船や大型船を尖閣周辺に出せば海上保安庁による対応は難しくなる。中国は海上警備行動の発令を「軍事力の行使だ」として牽制しているが、日本側の毅然(きぜん)とした対応が求められている。

(引用終わり)

稲田朋美防衛大臣で日本は「右傾化」するとは大間違い。
稲田氏の立ち位置は左右のど真ん中である。
真性保守派は常にど真ん中である。

尖閣諸島は沖縄県に所属する。
日本政府を敵視する翁長沖縄県知事は、中国に尖閣諸島を乗っ取られても痛くも痒くもないのか。
中国を批判する姿勢は全然見せない。
沖縄も中国に贈呈したいのであろう。

戦後70年、平和ボケした日本国民と日本政府が長い間、領土領海に対する確りした認識を持っていなかったことがこのような事態を招いたのである。

いつまでも海保任せにしているべきではない。
海自が前面に出る時期が近づいている。

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