「都議会はガキの遊び場か!?」

画像の説明  新都知事に非礼を働く幼稚な自民党都連

小池ゆりこ新都知事が、2日、初登庁した。しかし、通例に従えば都議会議長や各会派の代表者が参列する登庁セレモニーに
都議会議員たちが軒並み欠席し、出席したのはわずか3名のみだったという。

あからさまな拒絶反応だ。その後の知事による各会派の控室への挨拶回りでも、都議会自民党は幹事長と政調会長が欠席。駄々をこねる小学生以下の対応で、新都知事への対決姿勢を鮮明にした。

都議会のドン、内田茂都議は欠席 都議会自民の重鎮「あなたの要望に応える必要はない」と写真撮影も拒否 (産経)

「知事と議会は両輪です。一輪車にならないように」。あいさつのため議長室を訪れた小池氏に対し、都議会の川井重勇議長(自民)は報道陣の前でクギを刺した。

報道陣から小池氏と並んだ写真の撮影を求められると「あなた(報道陣)の要望に応える必要はないから」と拒否し、「どうもご苦労さまでした」と小池氏に退室を促した。

その後、自民党控室では幹事長と政調会長が不在で、ナンバー3の高橋信博総務会長ら2人が対応。「よろしくお願いします」と握手したが、滞在は約30秒と短かった。

高橋氏は「たまたま、ここにいたので(対応した)。それ以上のものは何もない」。幹事長、政調会長が対応した他会派との対応の差が浮き彫りになった。

小池氏は都知事選で東京大改革という旗を立て、議会を冒頭解散するとまで言い放った。都知事に議会の解散権はないので、これは事実上無理なのだが、クビすると言われた都議会議員も面白くないのだろう。

自民党都連は、担いだ増田が全くの不発で、小池氏の圧勝を許し、メンツも丸つぶれだ。だが、自分らのメンツを潰されたからといって、彼らが取っている態度は幼稚極まりない。誰が見ても、小池新都知事への嫌がらせである。

小池新都知事は、2,912,628人の都民の民意によって選ばれた人物であり、その都知事に無作法をはたらくことは、291万人の都民に対する無礼に等しい。

無礼を働いた自民党都議らは、小池氏を冷遇することで、内田茂への忠誠を表明したかったのだろう。彼らにとっては「都民の前に我が幹事長」なのだ。

東京都議選は来年の6、7月に行われる。

こういう幼稚な常識外れの議員連中を下野させるには、良い機会だ。

現在の都議会は、自民・公明が圧倒的多数を持つが、クズ議員らが小池都政に抵抗し、都議会が停滞すれば、都民の怒りの矛先が向かうのは、知事ではなく議会だろう。

俄然元気になった猪瀬氏も、メディアに登場する機会を増やし、反内田、反自民党都連のキャンペーンを展開するものと思われる。

最終的には、小池新都知事を生かすも殺すも、都民が正義と悪をきっちりと見分け、いかに正義をサポートできるかにある。

こういう幼稚な連中の相手をするのであれば、元東京地検特捜副部長の若狭勝氏の副知事就任も面白いかもしれない。

小池氏は五輪にまつわる汚職疑惑も追及すると公言している。

その疑惑のど真ん中にあるのが、都連のドンといわえる幹事長、内田茂が監査役を務める東光電気工事の「有明アリーナ」に関する入札疑惑だ。

若狭氏は副知事でも別動隊としても機能するだろうし、いくらドンでも、特捜に睨まれれば、幹事長辞任だけでは済まないことになるかもしれない。

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