「いい加減だね」

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エックス線装置「たいてい動いていない」　機内預け荷物「検査不備」をエジプト空港職員が証言

エジプト北東部シナイ半島で墜落したロシア機が離陸したシャルムシェイク空港で、スーツケースなどの預け入れ荷物を調べる重要なエックス線装置が頻繁に故障し、普段から適切な検査が行われていなかったことが分かった。ＡＰ通信が９日までに、複数の空港保安職員の証言として報じた。

同空港では、チェックイン時に預けたスーツケース類は再びエックス線装置で検査されるが、保安職員は「たいてい動いていない」と証言。

また、８日付の英紙インディペンデントによると、施設内の防犯カメラの大半は壊れていた。

職員が乗客の預け入れ荷物を盗んだり、荷物に何かを詰め込んだりしないよう監視するカメラも設置されているが、不正を確認するモニター室は日常的に無人だったようだ。

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