「本当の話」

画像の説明 まるでアクション映画! 偶然列車に乗り合わせた米軍人らが「ライフル銃で武装したテロ犯」を取り押さえて英雄に!!

平凡な日常を送っていても、いつ何時、大事件に遭遇するかは分からない。そんな時、どのように対応できるかはその人次第だが、願わくば勇気を出して正しい行いをしたいものである。

そんな、思わぬ事件に遭遇した若者3人がとっさの判断で、ライフル銃で武装したテロ犯を取り押さえてしまったニュースが話題を呼んでいる! まるでアクション映画を地で行くような活躍を見せ、英雄となった彼らについて紹介したい。

楽しいはずのバケーションが、一転して事件に巻き込まれることに!

2015年8月21日、フランスの国際特急列車が、パリからアムステルダム向かっていた時のこと。列車には、米空軍に属するスペンサー・ストーンさん(23歳)とオレゴン州兵のアレック・スカラトスさん(22歳)、大学生のアンソニー・サドラーさん(23歳)が乗車しており、アレックさんがアフガニスタン駐留から帰国したことを祝い、一緒に旅行中だった。

しかし、楽しいはずのバケーションが一転して、思いもよらぬ事件に巻き込まれることに! 軍人の本能が働いたのか、彼らは、トイレから聞こえて来た銃を装填する音を聞き逃さなかったのだ!

武装した男に飛びかかった勇気ある若者達

すると、トイレからライフル銃のAK-47とナイフで武装した男が現れ、その姿を目撃したアレックさんとスペンサーさんは、お互いの顔を見合わせた。すかさず「彼を捕えろ!」とアレックさんが叫び、座席から飛び出した二人は、見事に男を組み伏せたのだ!!

さらに、アンソニーさんも二人に続いて男を取り押さえ、大惨事になりかねなかった事件を未然に防いだのである!

無差別テロを計画していた男を捕まえる!!

彼らが捕まえた男は、モロッコ系イギリス人のクリス・ノーマン(26歳)で、携帯していた複数の武器で無差別テロを起こすつもりだった模様。

スペンサーさんは、男と取っ組み合っている最中に、ナイフで切り付けられて怪我を負ってしまった。にも関わらず、彼は犯人を取り押さえた後も、男の仲間が残っていないか列車の中をパトロールして回ったという。

いくら、軍事訓練を受けているとはいえ、アレックさんとスペンサーさんとはは丸腰だっただけに、武装した男に飛びかかるのは決死の覚悟だったに違いない。だが彼らがいなければ、554人もの乗客が乗車していた列車で、多数の犠牲者が出る大惨事になっていた可能性もあったのだ。

まるで、アクション映画のような活躍を見せた彼らは、フランスで最高の栄誉とされるレジオンドヌール勲章を授与され、その勇気をたたえられたそうだ。無差別テロ犯の計画が阻止され、死者が出なくて本当になによりだった。

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