「本当のこと」

画像の説明 子供にアンケート?

憲法がどういう経緯で作られたのか。アメリカに押し付けられたのか。70年経って足枷になっているのか。日教組の教員はそんに事実を教えるわけがない。

子供達に討論させる前に産経新聞連載の「⇒中高校生のための国民の憲法講座」か、今日行われた櫻井よしこ氏の講演内容を読ませるべきである。

⇒産経ニュース(2015/5/3)
櫻井よしこ氏「憲法前文は変な日本語。文法も間違い」
「皆さんの命を中国に預けますか?」 
憲法フォーラムで基調提言

憲法前文には日本国政府は愚鈍でよろしい。何もしなくてよろしい。能力もなくてよろしい。政府、政治家は何もしなくてもよろしいということが事実上書いてある。

国民の命、幸福、安寧を守っていくことが為政者の一番大きな責任だが、前文になんと書いてあるか。私たちの命を「国際社会に預けなさい」と書いてある。 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して…」。これも変な日本語ですね。「…われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてある。下手な日本語。文法も間違っている。

具体的に分かるように、具体的な国の名前を入れて文章を見てみましょう。

中国は連日連夜尖閣諸島、領海侵犯をしている。歴史を捏造して、わが国に非難の矢を投げかけ続けている。

中華人民共和国のような平和を愛する国の公正さと信義の厚さを信頼して、日本国と日本国民の安寧と生存を守っていこうと決意した」

尋ねます。皆さんの命、ご家族の命を中国に預けますか? 中学生に聞いても小学生に聞いても同じ返事が戻ってくるはずだ。「おかしい」。でもおかしいと思うことが前文に書かれている。それを私たちは70年間も変えずにきてしまった。本当に悔しい。

中国は日本に対しても友好的な面と尖閣諸島に公船を入り込ませている面と両方ある。

芯は強硬な中国の実態と、アメリカが(世界の警察でいることに)「そろそろ疲れてきた」と言うようになった実態を合わせて考えると、戦後の日本の安全保障を担保する枠組みが根本から変わっていることに気がつかなければならない。

今までのようにはいかない。私たちが変わらなければいけない。私たちの力で国民を守らなければいけない。守るためには力がいる。経済力、軍事力、国民の意思の力…。

経済はアベノミクスで成長しようとしている。難しいのは軍事力だ。中国は四半世紀以上も歴史に例のないような異常な軍拡を続けてきたから、これに追いつくのはとても困難だし不可能だ。また、わが国は中国のような軍事大国になる気は毛頭ない。

わが国に見合った軍事力を持ち、憲法改正をして自衛隊を軍隊として行動できるようにしながら、突出した軍事大国になる道を選ぶのではなく、日米安保条約をもとにしてインドともオーストラリアとも東南アジアとも、自由や民主主義や人権や弱い人を大事にする、環境を守る、色々な意味で価値観を共有する国々と互いに手をつなぎながら、軍事的な抑止能力をつくっていくのが良い。

それは簡単なことではない。私たちの心が問われることだ。戦後ずっと「日本人がやらなくたってアメリカがやってくれるんじゃないの?」「私は嫌だからアンタやって」。これが日本人の精神世界だった。そうではない。どんなに小さな国であっても、どんなにお金がなくてもわが国は立派に日本国民の手で日本国を守ってきた。それが私たちの国の誇りある伝統だ。

(引用終わり)

なんと分かりやすく説得力のある講演であることよ。
高校生は櫻井よしこ氏のこの講演を聞いてからグループ討論すべきであろう。

あるいは、⇒「日本憲法の前文のために日本の力士が外国力士に対して敵わないのだ」というユニークな講演も高校生には分かりやすくていいだろう。

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