「この男はどこの国の政治家?」

画像の説明 この売国奴は最近、好きなようにおごりまくってるが、そろそろ成敗すべき時だね・・・

危険な二階俊博「三千人訪中」計画―日中「民間交流」は中共の「統一戦線工作」

■日本の「民間」は中共の政治利用対象 

かねてから日中間では「民間交流」という言葉がよく使われる。今日でも日中関係が悪化すればするほど中共は、あるいは日本の親中勢力は、その必要性を強調する。

たとえば、五月下旬に国内の観光業界関係者ら約三千人と訪中する計画の二階俊博・自民党総務会長は四月十一日、来日中の中国の李金早・国家観光局長と会見。朝日新聞によると「李氏は『両国の間に色々な難しいことがあったが、人的往来を一層拡大しなければならない』と述べ、両氏は民間交流の促進で日中関係を修復することを確認した」という。

中国との「民間交流」に熱心な二階俊博氏。中国観光局長とも「交流拡大」で一致したというが

そう言えば二階氏は三月二十八日、中国で習近平主席と会見し、訪中計画を説明した際も、「民間交流は重要だ。歓迎する」と言われている。

日中の「民間交流」と言えば、何やら政治臭さから離れた麗しい響きもあるが、その言葉に隠される政治謀略的な意味については、あまり語られることがないようだ。

そもそも中国に、本来の意味での「民間」はあるのだろうか。中共独裁下のそれは、あくまで中共統制下における政治的道具だろう。従って中共がいう日本の「民間」も、政治利用の対象に過ぎないのではないか。

■中共シンパ養成のための宣伝、教育工作

実際に駐日中国大使館の韓志強臨時大使(大使館の陰の最高実力者)は昨年十二月、日本青年会議所での講演で、「日本の民間」に対して次のような要望を述べている。

「正確に歴史問題を扱い、歴史修正主義的な言行の抑制を心掛けること」
「偏見に左右されず、中国脅威論に警戒すること」
「更なる活発な交流を通じ、民間の力を発揮すること」

まるで中共とともに、中共には好ましくない安倍晋三政権の諸政策を牽制し、中共の望む形の日中関係を構築しようと呼びかけているようだ。

つまり、向こうが日本側に求める「民間交流」とは、中共の対日工作に奉仕するものということだろう。

中共がつねに「民間交流は友好の基礎」「特に若い世代の交流が重要」と訴えるのもそのためだ。日本を将来中共に逆らわない国に変えるため、「民間交流」を通じて中共シンパ(つまり親中派)を、主に次世代間に養成、増殖させようと狙っている訳だ。

要するに中共が日本との間で進める「民間交流」とは、宣伝、教育を通じた洗脳工作であり、他ならぬ「以民促官」(相手国の民衆を操縦し、同国政府に影響力を及ぼす)を狙う中共伝統の統一戦線工作(統戦)の一環と言うことになる。

■敵の「心を攻める」中共・統一戦線工作

中共の統戦は元来、敵勢力、敵国の内部に味方勢力を扶植し、それと連携して敵を打倒するという非対称戦の一つだ。

言わば「城を攻める」ではなく「心を攻める」ということだ。この戦略は平時外交においても、つねに行使されているのである。

このように見れば、日本国内の親中勢力も、そうした工作で吸収された人々ではないかと疑いたくなってくる。

さて、中共の統戦がはっきりと目に見える形で遂行されるのが台湾に対してである。

そこで、それを例に説明すると、近年中共の中央統戦部や国務院台湾事務弁公室などが露骨に展開する戦法が「以商囲政」(中国進出の台湾企業を取り込み、台湾政府を包囲させる)だ。これは「以経促統」(台湾経済界を操縦し台湾統一を促進する)と呼び変えることもできる。

中共の日本経済界への政治的影響力の大きさは、しばしば指摘されてきたところだが、台湾経済界への操縦ぶりはその比ではない。たとえば国民党政権が中共の傀儡なら、それを支える一つが中共の意を受けた経済界の組織的な投票行動なのだ。中国駐在員の八割は、国民党支持者(中共シンパとも言えよう)だとされる。

レーニンは「自分の首を絞める縄まで売る」のが資本家の特性としたが、その特性を大いに利用するのが中共なのだ。そしてその戦略は台湾で見事に成功しているのだが、二階氏の「三千人訪中」なども、そうした策略に呼応するものではないのか。

■台湾の反中青年層に照準合わせる習近平

台湾に対する「以経促統」工作における大成果の一つが、一昨年の台中で調印されたサービス貿易協定だったが、その陰謀を見抜いて巻き起こったのが、昨年三月から四月にかけての「太陽花(ヒマワリ)学生運動」である。

国会議場の占拠や総統府前での数十万人規模の座り込みなどで、世界からも注目されたこの運動の結果、同協定の発効は棚上げされたばかりか、台湾では青年層ばかりか全国民的に、中国への警戒感、嫌悪感が広がり、それによって中共の「以民促官」工作は頓挫し、見直しを迫られている状況だ。

昨年の台湾での「ヒマワリ学生運動」。青年層が中共の統戦を阻止したが、今度は彼らが統戦
の重点対象に

そうした中で、中共の台湾に対する統戦が企業、国民党以外の新たな重点対象として照準を合わせるのが、反中感情の最も強い学生など青年層である。

その年五月には、習近平氏が「諸条件を整え、両岸(台中)の青少年の往来、交流を拡大させたい」と表明している。つまり青年層に中国での就学や就職、起業を優遇し、洗脳、統制を加えようという訳だ。

将来の対中関係を見据え、青少年層の取り込みを狙う「民間交流」を強化しようとの目論みだが、もっともそれに騙されるほど、台湾の若者たちは愚かではないとの見方も一般的だ。

しかしこうした長期的戦略が侮れないことは、日本の政財界、マスコミを中共シンパで埋め尽くして来た対日「交流」工作の成果を見れば明らかだ。

さらに中共は現在、来年の総統選挙で国民党に代わり政権を握る可能性が高まる民進党内部への統戦も強化しているとされる。

民進党はいまだ中共の傀儡ではないのだから当然だろう。同党内に、自民党における二階俊博氏のようなシンパを繁殖させようと懸命なのだ。

■二階氏のコメントは完全なる中共の代弁

ところで二階氏だが、李金早氏と民間交流の促進で一致した後、次のように述べたそうだ。

「冷え込んだ日中関係も、だんだん、いい関係を取り戻しつつある。これから日中関係をさらにすばらしいものにし、後世に胸を張れるようにしなければならない」(NHK)

「こんな日中関係を続けていてはダメ。なんだかんだと注文をつける人はいるが、中国との関係を打開しようと多くの人と訪問しようと計画した人はいない」(朝日)

「こんな日中関係はダメ」「後世に胸を張れるようにしなければ」というセリフは中共の代弁そのものだ。

そもそも二階氏は「こんな関係はダメ」とは言うが、現在日中関係を悪化させる原因である中共の軍事的脅威の高まりや尖閣問題、歴史問題における対日圧力、恫喝を、「民間交流」で解消できるというのか。

結局二階氏が求める「民間交流」は中共のそれと合致しているのだ。すなわち「中共の脅威に文句を言わない」「中共に尖閣、歴史問題で文句を言わない」日本人を養成すること、これである。

このような二階氏のセリフを大きく報じたNHKや朝日も、それと同意見と思われる。これらもまた中共の統戦をしっかりと受けているのだろう。今さら言うまでもないことだが。

「三千人訪中」は、これらメディアからも持て囃されそうだが、それを機に国民は、そうしたものを観察しながら、日中「民間交流」なるものの欺瞞や危険性を考えるべきである。

小沢一郎しかり、大挙してご機嫌伺いとはめでたい連中だね・・・
日本人なら皇居・靖国に心を向けろ。
国家をないがしろにする政治屋は粛清されるべきである・・・・

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