2018年11月1日よりタイトルをWCA(世界の時事)に変更しました。
2015.04.17
カテゴリ:ブログ
「堂々と」
国家を歌わない先生や国旗を飾らないものは日本人ではない。
国立大学の入学式や卒業式での国旗掲揚や国歌斉唱について、安倍晋三首相が「正しく実施されるべきだ」と述べ、文部科学省が各大学に要請するそうだ。私は国粋主義者ではないが、要請は当然と思う。
憲法の保障する「学問の自由」を実現する大原則が「大学の自治」で、このような要請はその大学自治を脅かすと憲法学者は述べていた。しかし、「学問の自由」「大学の自治」とは別問題だと私は考える。
教育は、国家の中で意図的、計画的に行うべきものだ。国の指針はあってしかるべきではないか。
小中高校の入学式や卒業式でも、国歌斉唱に加わらない教師がいるという。戦後、日本は民主国家として自由を尊んできたが、自由をはき違えていないか。「自由の国」米国でスポーツの試合前、国民が堂々と国歌を斉唱している光景を見るにつけ情けなく思う。
国旗や国歌は戦前の軍国主義を想起させるという人がいる。間もなく終戦から70年。そんな心配は、もはや無用ではないだろうか。いまは国旗を堂々と仰ぎ、国歌を朗々と歌える時代であると思う。