「粛清」

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24日付の中国紙、21世紀経済報道(電子版)によると、江蘇省南京市の幹部が、娘の結婚式の会場から共産党の規律部門に連行された。汚職容疑で拘束されたとみられるが、習近平指導部の反腐敗キャンペーンのエスカレートぶりに、「露骨な人権侵害だ」といった批判の声が上がっている。

南京市幹部、娘の結婚式会場から連行 汚職容疑か、他の幹部はあわてて退席

同紙によると、連行されたのは南京市建●(=業の右におおざと)(けんぎょう)区の王徳宝副区長。

3月21日、同市内で行われた王氏の娘の結婚式披露宴に数人の男性が姿を見せ、最初は会場の後ろの方に座り、黙ってたばこを吸っていた。披露宴に参加する同市の幹部らはすぐに、同市の党規律検査委員会の職員であると気付いた。

「トイレに行く」「電話に出る」などを口実に相次いで退席し始めた。到着した直後に帰った人や、上着を席に置いたまま姿を消した人もいたという。その後、王氏は男性らに連行されたという。

2日後の23日、南京市の党規律検査委のホームページで「王徳宝氏は厳重なる規律・法律違反の疑いで組織の調査を受けている」と発表された。習近平指導部による腐敗撲滅運動で、南京市は重点的に狙われた地域の一つだ。

市トップの党委書記、市長、それに王氏の直接の上司にあたる建●(=業の右におおざと)区の党委書記はすべて経済問題で摘発された。

北京の改革派知識人は「見せしめの効果を狙ったとみられる。経済問題はあるかもしれないが、党職員にその娘の人生の晴れ舞台を台無しにする権限はないはずだ」としている。

何がどうなのかわからないが、「義」のない国はいやだね・・・

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