米国が注視する「ロシアの武器」・・・

画像の説明 戦闘機は「非常に危険なライバル」=中国メディア

中国メディアの環球網は19日付で、ロシアにおける報道を引用しつつ、米国で注視されているロシアの武器5種を紹介した。うち3種は中国が輸入しているという

米国で注視されているロシアの武器の筆頭として、戦闘機の「Su-35」を挙げた。同戦闘機については、最高時速2400キロメートルという高速性や上昇性能、目標の追跡能力などを挙げ、「米国の戦闘機にとって非常に危険なライバル」と解説した。

アムール型潜水艦はラーダ型潜水艦の輸出用モデルで、静粛性に優れ、異なる目標に向け一斉にミサイルを発射できるなど戦闘システムも新式。さらに、非大気依存推進(AIP)を実現する燃料電池を搭載するための改造も可能とされる。

「T-90」はソ連が開発に着手し、ロシアが完成させた戦車。主砲からミサイルも発射できるが、戦車本体からレーザーを目標に照射して誘導することが可能だ(セミアクティブレーザー方式)。戦闘力だけでなく、ドイツの「レオパルト2」、米国の「M1エイブラムス」など、同じ第3世代に属しても西側の戦車より安価であることも特徴だ。

「P-800」は超音速で巡航する対艦ミサイルだが、地上の目標も攻撃可能。最大射程300キロメートルで、米国のハープーンのごく少数作られた改良モデルよりも、優勢だ。

記事は最後に、対艦魚雷の「53-65」を取り上げた。過酸化水素または酸素を酸化剤として用いる、タービンエンジンを供えた魚雷で、「米国の軍艦にとって極めて危険」、「米国は現在も、有効な防御用兵器を持ち合わせてはいない」と論評した。

記事は米国の軍事専門家の指摘として「ロシアは上述の武器5種のほとんどについて、輸出することに成功した」と紹介。インドはアムール型潜水艦2隻を購入する計画で、ロシアとインドはさらに、P-800をベースにして超音速巡航ミサイルのブラモスを共同開発したと指摘した。

中国はSu-35を24機、アムール型潜水艦4隻を購入する予定だ。53-65魚雷も輸出タイプの「53-65KE」を輸入している。

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