北朝鮮の食糧難、

画像の説明 軍紀にも影響 ランニング訓練脱落者も

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記の誕生日だった1月8日、中国東北部では、北朝鮮政府が派遣した貿易商らに学習会を開かせ、思想の引き締めを図った。国境近くには、誕生日を静かに祝う人たちもいた。北朝鮮では地方の人々の生活が苦しく、食糧難が深刻化している様子が伝わってくる。軍人の犯罪や脱北も起きている。

金正恩氏の誕生日を迎えた8日、中国と国境を接する北朝鮮北西部の黄金坪では、北朝鮮軍人が普段は見かけない集団ランニングをしていた=遼寧省丹東、石田耕一郎撮影© 朝日新聞 金正恩氏の誕生日を迎えた8日、中国と国境を接する北朝鮮北西部の黄金坪では、北朝鮮軍人が普段は見かけない集団ランニングをしていた=遼寧省丹東、石田耕一郎撮影
 北朝鮮と国境を接する遼寧省では8日、政府から派遣され、中国で仕事をする北朝鮮の貿易商たちが学習会を開いた。関係者によると、正恩氏の誕生日に合わせ、政権への忠誠を確認させる狙いとみられる。

故金日成(キムイルソン)主席や故金正日(キムジョンイル)総書記とは違い、正恩氏の誕生日は公式の祝日になっていないが、遼寧省丹東の北朝鮮レストランで働く若い女性は「今日はお祝いです」と笑顔を見せた。

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