独政府、ギリシャのユーロ離脱容認か? 独紙が報道

画像の説明 ドイツのメルケル首相

独有力誌シュピーゲル(電子版)は3日、債務危機に陥り政治的混乱が続くギリシャについて、必要な場合はユーロ圏からの離脱を独政府が容認する方針だと報じた。独政府筋の話として伝えた。

ギリシャは欧州連合(EU)主導の緊縮策継続の可否を争点にした総選挙を25日に行う。世論調査では、緊縮路線の見直しを唱える最大野党の急進左派連合(SYRIZA)が首位に立ち、欧州市場への影響が懸念されている。

独はギリシャの有力支援国だが、SYRIZAが勝利して緊縮路線を見直した場合、ギリシャのユーロ圏からの離脱は避けられないとの見方が強い。ギリシャの離脱によるユーロ圏への影響について、メルケル独首相とショイブレ独財務相は「限定的」との見方で一致しているという。

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