マッチポンプですよ

画像の説明 マスゴミ様の安倍内閣に対する解散への言及について簡単に。

秘密保護法採決の際には
「民意を問え!安倍政権にそんな信任は与えていない!」

集団的自衛権の閣議決定の際には
「民意を問え!安倍政権にそんな信任は与えていない!」

今回は
「何故解散なんだ!選挙なんてお金の無駄!大義は何か!」

今回の解散を阻止したいのは財務省、民主党と維新です。
だからマスコミの演出ではないと思いますよ。
というコメントを頂戴しました。

マスコミ報道を見ているとそういう風に感じる方もいらっしゃると思います。ですが、二閣僚交代の時から解散について言っていたのはマスコミだけなんです。

そして散々「解散風が吹いている」と演出してから「何故今解散するのか!大義がない!」と叩く
マスコミお得意のマッチポンプを見せられているわけです。

ここで解散についてちょっと寄り道しておきましょう。
朝日新聞が昨日こんな記事を出しました。

【党首討論で解散宣言「私が進言」 藤村元長官が回想録】
野田政権で約1年4カ月にわたり官房長官を務めた藤村修・前衆院議員(65)が12日、政権時代の回想録「民主党を見つめ直す」(毎日新聞社)を出版する。その中で、党首討論で衆院解散を宣言するよう首相に進言したことを明らかにした。

野田佳彦首相(当時)は2012年8月、民主、自民、公明の3党合意で「近いうち」に衆院を解散することを約束した。回想録では、同年11月2日の野田氏との会談を振り返った。

「野田さんは『近いうちに』を必ずしも年内とは考えていなかった」と述懐。「党首討論の席で『近いうちに』とはこういうことだとずばり申しあげたらどうだろう」と水を向けると、野田氏は「じゃあ、そうしようか」と応じたという。

当時、野田佳彦は自民の谷垣総裁に対して「近いうち」に解散すると約束をして合意を取り着けました。しかし「近いうち」と言ってもまったく解散するそぶりも見せませんでした。

ところが野田佳彦=嘘吐きとして国民からの批判も誤魔化せなくなってくると民主党は党内で野田下ろしの動きがおおっぴらに出てきていました。

折しも民主党の支持率の極端な低下によって地方選挙では連戦連敗で民主党議員が次々に離党し維新の会などへ合流をするなどが繰り返されていました。

そして衆議院ではあと2~3人離党すれば与党過半数割れという状態に陥っていました。

民主党内からの露骨な野田下ろしの動きを考えれば内閣不信任決議案が出されればほぼ間違いなく不信任決議案を可決された野田佳彦という事になっていたでしょう。

野田佳彦は閣僚に致命的な不祥事が発覚する度に国会審議を拒否して国会を閉じ、内閣改造で問題閣僚を入れ替える事で「更迭」という文言を使わせないようにしていました。
それがために短期間で3度も繰り返し内閣改造を行う事になったわけです。

特に菅直人が辞任するまでの見苦しい場面を見てきた野田佳彦というナルシストにとっては辞任するという不名誉も避けたい
不信任で傷が付いた状態で引きずり下ろされる事も避けたい
という状況に追い込まれ、やけくそ解散に打って出たという形です。

そして今更ながら藤村基官房長官が野田がやはり「近いうち」に解散する気が無かった事を証言した事で「嘘吐き野田」が改めて証明されたと言ってよいかと思います。

さて、話を戻しましょう。

民主党はとにかく不勉強な集団であるとこのブログで書いてきました。そして彼らはそれゆえに情報源がテレビ等のマスコミでしかありません。それゆえにテレビがこう言っているということを根拠に政策を打ち出してもきました。

今回もまた・・です。

【野党、国会審議拒否の方針申し入れ】
安倍総理大臣が来週にも衆議院の解散に踏み切るという見方が強まる中、国会では、野党側が一部の法案を除いて今後の国会審議に応じない方針を与党側に申し入れました。

「解散必至という国会の環境になった。今後、基本的には法案を審議・採決することは止めるべきだという認識で野党が一致した」(民主党 川端達夫国対委員長)

民主党の川端国対委員長は自民党の佐藤国対委員長と会談し、安倍総理が来週にも衆議院の解散に踏み切るという見方が強まる中で、今後は、人道的・社会的に必要で全会派が賛成する法案を除いて審議や採決に応じない意向を伝えました。

「私どもと全く異なる判断なので、理解しようといっても理解できない」(自民党 佐藤勉国対委員長)

自民党の佐藤国対委員長は、申し入れに対し、このように述べたうえで、国会運営を粛々と進めていく考えを強調しました。

与党側が強行採決に踏み切ることで成立可能な法案もありますが、解散した場合、強行採決は与党の支持率低下につながる可能性があるため、与野党の対決法案である労働者派遣法の改正案や今国会の重要法案である女性活躍推進法などは、今の国会での成立が見送られる見通しです。

「解散風」はマスコミが演出しているものだと、当ブログで書きました。

だからと言ってそれを根拠に「審議拒否」するというのは
「審議拒否したい」理由を探していただけでしょう。

普通に考えれば「解散という噂が出ている。だから審議拒否する」このロジックは成り立ちません。
ですが民主党は何かにつけ審議拒否してきました。

以下簡単に民主党の審議拒否の歴史。

・大臣が子供を「産む機械」などと発言したから審議拒否
・国民投票法案で対案として出した民主案を安倍が飲んだから審議拒否
・民主党が対案として出した教育基本法改正案を安倍首相が丸呑みしたから審議拒否
・参院選で民主党が勝ったのに安倍が解散しないから審議拒否

・解散せずに首相交代したから審議拒否
・日銀総裁人事が気に入らないから審議拒否
・イージス艦と漁船の衝突事故の真相究明がされていないと審議拒否
・後期高齢者医療制度を廃止しないからと審議拒否

・麻生が解散しないから審議拒否
・定額給付金を撤回しないから審議拒否
・中川財務大臣が恥をさらしたから謝罪しろと審議拒否
・中川は謝罪したが辞任してないから審議拒否
・中川が辞任したけど麻生が謝罪してないから審議拒否
・麻生が謝罪したけど予算案を撤回しないから審議拒否
・麻生が衆院を解散しないからと問責決議を可決して審議拒否
・麻生が解散を決めたら「解散を決めたから」という理由で審議拒否

与党になっても
・閣僚に不祥事が発覚したから追及させないために審議拒否
・野党が法案の審議を要求するも審議を拒否して強行採決
・民主党議員の多くが参議院選挙のために地元へ帰っているから国会開会拒否

等々、
民主党にとっては「サボる理由」はなんでもよくて
とにかく審議拒否でした。

自分達が出した対案を与党が丸呑みしたら慌てて審議拒否とか
あまりに酷い話ですが、マスコミはこういう所は全く指摘しないで守ってきました。

話を今回の審議拒否に戻しまして・・・
民主党などの反日野党はテロ資金凍結関連法案に対して解散風が吹いているという事を理由にして審議拒否するでしょう。
あわよくば継続審査の手続きも拒否して廃案に持ち込みたい。
おそらくそんなところだろうと思います。

解散風などというものはマスコミがお得意の記者クラブ談合システムにより一斉に同じ事を言っているだけの話です。

マスコミとしても今解散させればテロ資金凍結関連法などを阻止できますし、選挙となれば各局自前で番組を安く制作して特番で視聴率を稼げますので商売のためにはそれこそ毎年解散してほしいと考えているくらいでしょう。

マスコミが「解散」をひたすら演出して無理やり解散に持って行こうとして、そして民主党が「解散するかもしれないから」「解散しないのはおかしい」と言って審議拒否を繰り返すのは麻生内閣のときにも行われた手法です。

そして中々解散しない麻生を「解散しない」事を叩く理由にしました。マッチポンプです。

マスコミも民主党もこの時の成功体験があるからこそ今回も同じ動きを取ってきたのでしょう。

そして民主党は安倍首相不信任決議案を出す方針と報じられています。もう「審議拒否」をするための理由作りとしか思えません。

そういえば報道ステーションで古館が「解散総選挙やる前に、やるべきかどうかを国民投票でやってもらいたい」というボケをやっていたようで

なんで他の出演者はツッコミを入れなかったのでしょう?
せっかく渾身のボケをかましたのに放置とか他の出演者は古館をいじめてるんでしょうか?

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