幹部ら50人銃殺か 

画像の説明 韓国国家情報院が報告 金正恩氏は左足首手術

韓国の情報機関、国家情報院は28日、北朝鮮で昨年12月に処刑された張成沢元国防副委員長の影響下にあった人物への粛清が最近まで続いていたことを確認し、国会に報告した。

国情院の報告を与党議員らが明らかにした。北朝鮮では朝鮮人民軍の幹部が多数降格され、今年に入って賄賂や女性問題、韓国ドラマを視聴したなどの理由で朝鮮労働党幹部約10人を含む約50人が銃殺された。

体制を称賛する歌を、金正恩第1書記を非難する歌詞に置き換えてカラオケで歌ったために処刑された者もいたという。

また、砲弾の命中率が低かったことなどを理由に2階級降格された軍幹部もいた。強制収容所も拡大されているという。

一方、報告によると金正恩第1書記は5月ごろに左足首のくるぶし付近の神経を痛め、「足根管症候群」と診断された。9月から10月初旬にかけ、欧州から医師を呼び手術を受けたという。肥満や過度の視察活動などが原因とされ、国情院では再発の可能性があるとみている。

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