「黄河と長江」

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なにせ武器を持っていないのです。食い物も女も奪い放題です。おそらくは皆殺しなどもあったことでしょう。なにせ人種も違えば、言語も違うのです。相手は「ヒト」ですらないし、それを取り締まる法もない。

チャイナの歴史を、人類の進化といった大きな視点でみると、面白いことがわかります。

昨日お知らせしましたように、チャイナといえば、世界四大文明の中の「黄河文明」発祥の地とよく言われますが、実はその「黄河文明よりも、さらに2000年歴史の古い「長江文明」というものが存在した、ということが考古学的に明確にわかっています。

そしてそれらの遺跡の出土から、もともとチャイナには揚子江の流域に稲作農業を営むモンゴロイドの長江文明が、先にあったということもわかっているのです。

この長江文明の遺跡は、古いものになればなるほど、いわゆる「対人用の武器」の出土がありません。
要するに、長江文明は、日本の縄文文明と同様、働くこと、助け合うことを旨とする文明であったということが立証されています。

ところがあるとき、チャイナの二大河川のひとつである黄河の流域に、黄河文明が起こります。
その黄河文明の遺跡から出土する人骨のDNAを分析してみると、なんと遺骨はモンゴロイドではなく、コーカソイドであったというのです。

コーカソイドというのは、白人種のことです。

どういうことかというと、もともと農業で生計をたてていたモンゴロイドの長江人たちが、チャイナで文明を築いていたわけです。
農業は人と争っていたら田畑が荒らされ農作物ができません。
みんなで協力し合うことで農業生産高を上げ、家族を養います。

そこにある日、ヨーロッパ系の狩猟採取民族であるコーカソイドが現れる。

大型動物を狩って食を賄うコーカソイドは、大型動物を追って、どこまでも移動していきます。

そして大型動物を狩るには、大型の武器が必要です。
その大型の武器は、当然のことながら対人用武器にもなります。
そんなコーカソイドたちにとって、武器を持たないモンゴロイドの長江人たちは、格好の略奪相手です。

生まれてこの方、武器を持ったことも見たことも使ったこともない定住型の長江人たちは、武器を持って戦うことに慣れたコーカソイドたちからみれば格好の獲物です。

なにせ武器を持っていないのです。
食い物も女も奪い放題です。
おそらくは皆殺しなどもあったことでしょう。
なにせ人種も違えば、言語も違うのです。
相手は「ヒト」ですらないし、それを取り締まる法もない。

黄河人たちから略奪暴行を受け続けた長江人たちは、当然のことながら、そのまま黙ってみてはいません。

集団で、なんとかして自分たちの生活を守ろうと、ついには戦うことを選択します。

彼らは黄河人たちを見つけ次第、殺したりもしたかもしれません。

仲間を殺されたら、黄河人だって黙っていません。こちらも徒党を組んで集団で長江人と戦うようになる。

長江人たちにしてみれば、略奪暴行殺害された恨み、黄河人にしてみれば仲間を殺された恨み、互いの深い怨恨による戦いです。
当然、その戦いは酸鼻を極めたものになる。

要するに、黄河人出現以来のチャイナ5000年の歴史というのは、こうして互いに殺し合い、奪い合い、略奪や強姦をしあい、権謀術数をもって相手を殲滅し、約束を破り、支配し支配される関係を構築し、一方で農業を営む者は、身を守るために徹底的に排他的にならざるを得なかったという歴史です。

そうやって「進化」してきたのが、いまのチャイニーズである、ということです。

このため、チャイニーズの外見上の特徴は、モンゴロイドになりましたが、これは奪いにきたコーカソイドよりも、農業をして自活するモンゴロイドの方が人口が圧倒的に多かったからです。

長い年月の間に、血が混じり、いまではチャイニーズの外見上の遺伝的特性は、モンゴロイドのそれとなっています。けれど、政治的文化的には、殺し殺されるという関係から、農業立国した同じモンゴロイドの日本人とは、まるで異なる進化を遂げた、ということです。

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