「世界が安倍首相を必要としている」

画像の説明

世界が安倍首相を必要としている  

先日、某企業の社長さんと久しぶりにお茶を飲む機会があり、楽しい時間を過ごしました。最初は、たわいもない話で盛り上がっていましたが、一転、安倍首相の批判話が出たために、私は黙って聞くはめになり、自分の意見を述べることはしませんでした。

某社長の思想は保守に違いありませんが、安倍首相に関しては「反安倍」で「安倍一強では国を誤る、もっと野党が強くなければ」という理論でまくし立てていました。またトランプと安倍氏の関係を親分子分の関係で言いなりだと言っていました。

この社長を含めて多くの人たちは、メディアの偏向報道とそれによって出来上がったイメージで安倍首相を批判しています。

メディアによって植え付けられたイメージを個人の主張で替えることは難しいとわかっていましたのであえて反論をしませんでした。そこで私のブログで反論したいと思います。某社長はパソコンは苦手だと以前言っていました。
それ故、残念ながら私のブログを見ることもないと思いますが、とりあえず反論したいと思います。

トランプと安倍総理の関係を「親分子分の関係で全て言いなりだ」と某社長はいていましたが、事実を見ると安倍総理は、重要問題でしばしばトランプと正反対の立場をとっています。まずトランプはTPPから離脱、安倍総理はTPPを推進、トランプはパリ協定から離脱を宣言、安倍総理はパリ協定を支持、トランプはエルサレムをイスラエルの首都と認めたが、安倍総理はこれを無視するなどトランプの言いなりにはなっていません。

もちろんトランプと反対意見のとき、安倍総理はトランプに日本の立場を説明するなど根回しをキッチリしています。

安倍政権発足当時、国際社会から「ジャパン・パッシングではなく、ジャパン・ナッシング」と言われていました。

今では先進国首脳の中ではメルケル首相に次ぐ最古参となり、ヨーロッパ首脳とトランプが衝突した時には安倍首相がまとめ役にならざるをえないほどの存在感を発揮しています。ヨーロッパではメルケル首相が国内での政治的立場の低下とトランプとの意思疎通の悪さから存在感が希薄になり、イギリスもEUからの離脱問題で混乱し、フランスのマクロン大統領はトランプと政治的立場が違いすぎるため、トランプとの調整役に安倍首相を頼っています。このように今や世界は安倍首相を必要としています。

次に安倍総理の国内実績を見てみます。
マクロ経済面では2013年以降、16年を除けばインフレ率がプラスとなり、デフレ状態を少し脱すことができました。13年から17年までのGDP成長率は平均1.276%で、名目GDPは12年の494兆円から17年の546兆円に増えています。

成長政策の面では電力自由化、法人税減税、コーポレートガバナンス改革
などが実現しています。また、訪日外国人の拡大に努め、昨年はその数が
2860万人に上り、12年に比べ3兆円ほど経常収支の好転をもたらしている。

社会福祉・労働政策の面では労働時間に対する規制を強化し、従来は青
天井もあり得た残業時間に例外なき上限を設けた。また、労働力供給が
拡大し、政権発足後、17年7月までに就業者数は400万人増えました。

安全保障分野では国家安全保障会議(日本版NSC)の設置し、国としての安全保障政策の立案能力を高める一方、15年に安保関連法制を成立させ、
一定の条件のもとで集団的自衛権の行使を可能にしました。

トランプが安倍首相をいちばん評価・信頼しているのは「特定秘密保護法案」と「平和安全法制」を成立させたことです。この結果日米同盟を再構築し、外交安全保障の立て直しをしました。トランプと安倍首相の緊密さだけで、日米の同盟強化は出来ません。もし戦争が起きた時、お互いの協力をする約束が必要だからです。

また北朝鮮の拉致問題はいっこうに進展していませんが、もともとこの問題は憲法9条が壁になっていたがために北朝鮮に軽く見られてしまったのが原因です。しかし安倍首相は万景峰入港禁止法案を議員立法でしました。北朝鮮への送金を停止出来る法案も作りました。そしてトランプ大統領に金正恩に3回も拉致問題について言及してもらっています。安倍首相がトランプにお願いしたからです。以前のアメリカなら考えられなかったことです。

安倍首相はアメリカを上手に使っています。その一つに2015年慰安婦合意
を結んだことです。その際、韓国を全く信用していない安倍首相はアメリカ、国務省に立ち会いのような形で承認してもらいましたが、10億だけ取って反故にされるとは、やはり韓国は全く信用出来ません。このおかげで日本政府だけでなく日本国民の殆どが韓国の正体がわかってきました。

さらに天皇陛下の生前退位を実現させ、韓国には毅然とした姿勢を貫き、
中国に対しては、日本を軽視すれば世界に相手にされないことを分からし
てきました。

軍事面では、護衛艦いずもの空母化、最新鋭のF35戦闘機の導入、中距離
射程の巡航ミサイルの購入決定など自衛力の強化は粛々と進んでいます。
日本を信用しない以前のアメリカはF35戦闘機の購入を拒否していました。

戦後の日本はたくさんの課題が山積しています。その中で私が希望するの
は在日朝鮮人のことです。通名問題を禁止しただけで、まだまだ問題が山積しています。彼ら在日にこの素晴らしい日本を汚染されないために安倍首相に頑張ってもらいたいと思っています。

まだまだ安倍首相の功績は、沢山あります。安倍首相が日米同盟を外交の
基軸としてすすめることは重要ですが、しかしアメリカと日本が運命共同体で、しかもその関係が未来永劫続くなど思わないでください。国際情勢はつねに変化しており、停止状態の時は決してありません。

過去のアメリカは常に日本に対して大きな罠を仕掛け、日本はその罠にま
んまとはまり込んで痛い目に合わされて来ました。だからといってアメリカを攻めるのは筋違いというものです。

トランプを見ていますと同盟国という言葉は意味を失いつつあります。アメリカも自国の利益と生存を賭けて必死になっています。トランプはアメリカの利益と生存を脅かすものは、たとえ同盟といえども叩き落とします。自国の利害に関係なく他国を助けるような国など、この世に存在しない。

だから日本は自国の利益と生存は自分の手で守り自分の手で保証していく
誰もかわりにやってくれない、そのためにも安倍首相は憲法改正を成し遂げることです。日本弱体を常に工作している野党やメディアの攻撃は今後もさらに続いていきますが、日本の未来のために命を賭けてください。

最後に、ポスト安倍の問題ですが、今、現在能力ある人材はほとんどいない。安倍首相は7年もの安定と素晴らしい外交を実現してくれました。
トランプ大統領の再選は、ほぼ確実です。だったらポスト安倍は安倍しか
いない。

日米同盟が渾然一体となり、日米が世界を引っ張って行き、共通の立場に
たって、全世界的な経済・貿易の枠組みの創出と維持に務めなければなら
ない。

日本は世界に対する責任もまた、日本の歴史上、重大なものになってきます。

必然と偶然のあやなす歴史の局面において世界における日本の役割を安倍
首相は理解し、その意志を示さなければいけません。

コメント


認証コード0054

コメントは管理者の承認後に表示されます。