「中国人の正体」

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中国人の正体を知ってもらうために、実体験(4)を綴っています。

今回、私の友人の懺悔録を記します。もちろん彼も中国へ進出した中小企
業の経営者の一人です。

当時、人手不足に悩む中小企業にとって中国進出は致し方が無いことでし
た。特に海外のことを全く知らない中小の経営者は決心がなかなかつきま
せん。しかし商社が中国進出に全面的にバックアップしてくれることになりました。

天安門事件で中国から手を引いた大手商社はその後全く儲からない繊維
関係から断念し、そのかわり盛んに中小の経営者たちに合弁事業を勧めま
した。その場合、商社は合弁先から、契約書の作成まで、貿易業務の一切
合切まで面倒を見てくれました。友人の経営者は、ここに大きな落とし穴があることに気が付きませんでした。

中小にとって銀行から借りた大金は命綱です。中国には土地と老朽工場と
労働者は大量にある。無いのは資本と技術です。そこで詐欺師、鄧小平は
「社会主義市場経済」なる呪文を唱え、国営企業をどしどし開放して合弁事業としました。その際、日本側から大金を出さすために中国側の工場と土地を過大に見積もって日本側に提示、日本側は工場の支配権を得るために中国側の提示した金額の50%以上を出した。

これら全てをリードしたのは、無責任な日本の商社です。何も知らない日本の中小企業は中国側の言いなりに大金を出した。商社は中国側に立って
動いた。商社にとって繊維関係は今まで全く儲からなかった。そこで中小企業を中国側と合弁さすことによってノーリスクになり、貿易業務の手数料と売上の数字だけが計上できた。その代りリスクは中小企業に移った。

天安門事件以降一時的に中国から手を引いてしまった商社は、その後、繊
維関係は、中国貿易を取りやめると宣言した。中小は困り果て、仕方なく直接中国と取引せざるをえなかった。その際、貿易を経験したことのない繊維関係の多くの中小企業は商社の言いなりになり中国と合弁事業を開始した。

今まで繊維関係の中小企業は中国で物づくりをしても商社が間に入ってい
る限りそれは国内取引でありノーリスクであった。彼らは商社の中国担当者に仕様書とサンプルを渡すだけで中国と直接話をすることはなかった。
その結果不良品が平均30%もあった。

これらの不良品は全て商社が負担、商社は不良品を見込んで値段を付けて
きた。それでも国内で作るより平均二分の一の値段であり、リスクも商社持ちであったために誰も文句は言わなかった。

しかし我が社は商社と手を切る絶好の機会と判断、当社は商社の勧める
合弁事業を断って、直接中国と取引をすると担当部長へ説明に行きました。
その際、部長は「中国と取引した5年の間に約20億の損をした。お宅のような小さな会社が耐えられますか?」と言って合弁を勧めた。

当社は前回にも書いたように、中国の法律に縛られないように、あえて法人各を持たずに中国と契約式合弁(前回説明)をした。その間友達の会社は中国に振り回され、銀行の借金が増え、ノイローゼになったが日本の商社は一切助けてもくれなかった。

私の知っている限り多くの中小企業が大損して撤退し、また中国の無茶苦茶な法律や脅しに縛られて撤退できずに、中国に食い物にされている中小企業がいかに多く存在しているか、これらの恐怖をマスコミは一切報道しない。

なぜこのような事が起こるのだろうか?

古来、日本人は「同文同種」の民族として、漢文を読み込むことで、中国人を知ったつもりになってきた。しかし、それは、極めて危険なことです。

日本人が知っている漢文や漢詩は2000年以上前の漢民族が作ったもので現代中国人は騎馬民族に何回も征服されて、中国住民はそっくり騎馬民族の子孫に入れ替わってしまった。つまり残酷な騎馬民族が現代中国を構成しているのです。秦や漢時代の中国人は、その殆どが大陸からいなくなったということです。

繊維関係だけでなく、大多数の中小企業は途中で中国人に幻滅し、彼らと
の合弁事業に見切りを付け、撤退していった。

テレビに出てくる無知な評論家たちは、「中国人も普通の人間である、話し合えば、お互い理解し合える」という間違った思い込みで喋っています。
しかし、中国人の辞書には「信頼関係」という単語は存在しない。中国人は相手が誰だろうと、相手の弱点を発見すれば、容赦なくそこに攻撃を仕掛けて来る。契約書の不備というより契約書に載っていないことは、彼らは決して見逃さない。だから、合弁企業経営にはトラブルが絶えないのです。

他人から付けこまれる前に、他人の弱みに付け込めというのが。中国人の
行動原理です。

巨大な人口、広大な土地という点から言えば、この世界には中国と肩を並べる国はないはずだ。だから世間から見れば、このような巨大な国家の人民は気宇壮大、巨大な包容力、厳密な規律性を持っていると考えるのが、常識ではないだろうか。

ところが中国人の国民性は全く正反対です。よそ者に対してだけでなく、仲間に対してさえ思いやりがなく、猜疑心と敵愾心が強く、しかもよそ者を平気で欺く、永遠に他人の立場を考えることがなく、永遠に他人の死活をかえりみることはしない。その上永遠に自発的に秩序を守ることもしない。だから中国人がいるところ、必ず混乱が起こります。

人間は、最低限度の生活さえ維持できなくなると、羞恥心がなくなり、さらに下がっていくと、社会秩序が保てなくなる。何千年に渡って貧困生活から生まれた卑屈な性格を一層卑屈なものにしていった。

だから中国社会では、いつまでも汚職、不正が横行して、言うこと、なす事が不誠実です。約束、信用を守る人間は逆にバカとみられる。中国人は約束、信用を誠実に守ってこそ、尊厳を高める事ができる事を知るべきです。

嘘をついて人を騙し、それによって利益を得ることが人生の成功と考えている中国人と一緒に仕事をすることは健康に良くない。

日本人はこれから先も中国人と付き合っていくことは永遠に出来ない。

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