「あの政治家たちがパーティで公言した事」

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任せていては国が滅びる。あの政治家たちがパーティで公言した事

現在、世界経済を揺るがしている米中経済戦争は、世界覇権をかけた米中決死の戦いだという共通認識になりつつありますが、日本政界の見解にはズレがみられるようです。

AJCN Inc.代表で公益財団法人モラロジー研究所研究員の山岡鉄秀さんは、無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』で、自身が参加した、自民党最大派閥パーティーで見聞した有力政治家の国際情勢認識を紹介しています。

国民には政治家を育てる義務がある

先日、東京プリンスホテルで開催された、自民党最大派閥である「清和政策研究会」のパーティーに行ってきました。言わずと知れた安倍総理の派閥です。

人の多さにびっくり!なんと5,000人以上の出席者がいたそうです。まさに日本の政治の中心ですね。

私も行って良かったです。挨拶に立った著名政治家のスピーチを聞いて、日本の舵取りを担う先生方の情勢認識がよくわかりました。

細田博之清和政策研究会会長

「米中貿易戦争が勃発しているが、保護主義が台頭するのはよくない。日本は反対の立場だ」

米中貿易戦争は米中覇権戦争。米国の技術を盗みまくる一方で「米国を押しのけて世界の覇権を握る。台湾統一に武力行使も辞さない」と公言して憚らない中国の脅威はもはや洒落にならないから、トランプも返り血覚悟で戦わざるを得ない。

私の眼には追い詰められて焦る米国の必死の姿が映ります。

中国が仕掛ける超限戦は本当に凄いです。豪州では「やりたい放題」と形容してもおかしくありません。ありとあらゆる手段を講じて、外国の自治権を無視して自分たちに都合の悪い言論を弾圧し、選挙にも干渉します。そして、その先兵となっているのが中国本土から流れ込む移民なのです。保護主義とかいうレベルの話ではありません。

岸田文雄政調会長

「日中関係は劇的に改善いたしました!」

尖閣海域への中国公船の侵入、止まりましたっけ?中国で拘束された日本人に実刑判決が出ていると報道されていますよね?見殺しでしょうか?米国に押されて苦しいから日本叩きを一旦停止するのは当たり前ですよね?

石原伸晃近未来政治研究会会長

「ヨーロッパでは極右が台頭して移民を排斥しようとするなど、世界は右傾化している。自国優先の政策は国を滅ぼす。日本は全ての国々と仲良くやる」

いまや世界では移民が安全保障上の大問題になっていますね。外国人労働者大量導入に踏み切った日本ももはや他人事ではありません。右傾化なんていう単純な問題ではありません。それを理解せずに全ての国々と仲良くするなんて、まさに日本国憲法の理念。国を滅ぼします。

日本、かなりやばいかもしれない。

後で聞いてみたら、そう思った方も多かったみたいです。

そんなわけで、本来、一般の国民が触れられない情報を得られる立場にいる方々の認識が非常に甘い可能性があることがわかって有意義でした。

「当事者」である我々がすべきこと

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