「台湾を見捨てたらあかん」

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台湾を見捨てたらあかん、けど中国共産党はしつこいで。アメリカと手を組もう。 New!

昨日のニュースで、あのシャープを買収した鴻海(ホンハイ)精密工業の会長、郭台銘(テリー・ゴウ)さんが、来年1月の総統選挙に国民党から出馬することを検討しているという報道が流れ、あちこちで取り上げられているようです。私が毎日読んでる宮崎正弘さんのメルマガや、ブログ、ぱよぱよ日記さんでもコメントしてはりました。

私が数年前に「覚醒」する前でも、何となく台湾は「中国」と違うて親近感を持ってたことは確かですね。漢字は繁体字やし、気候は良く、食べ物はおいしいし、人々は穏やかな感じがしますね。日本の国民的大スター、国民栄誉賞第一号の王貞治さんが台湾出身なのはよく知られていますね。あ、古いか(笑)。

「覚醒」してから知ったことでびっくりしたのは、台湾には「中国」と違うて、未だに日本統治時代を懐かしがり、日本語がペラペラな人たちがたくさんいてはるということでした。「日本精神(リップンチェンシン)」という言葉も知りました。その代表的な人が李登輝さんですね。日本の京都帝国大学に留学、あ、違う、当時は台湾も日本やったから、進学しはったわけですね。そして台湾では初めて選挙で選ばれた総統になりはった、と。

李登輝さんが率いていた国民党は、もともとは第二次世界大戦後、毛沢東の共産党に追われて台湾に逃げ込んで来たわけやから、基本的には「外省人」の党やけど、李登輝さん自身は台湾ネイティブですね。そして国民党には台湾人を虐殺した黒い過去がいっぱいありますね。大東亜戦争に日本が負けて台湾を出て行き、国民党が入って来たことを、台湾の人たちは「犬が去って豚が来た」と言うてはったそうですね。言い得て妙やな(笑)。

えらい話が飛んだわ。それで、その国民党から郭台銘が立候補を検討しているという話です。今の国民党はもう中国共産党べったりです。そして習近平主席は今年正月2日に、台湾に「一国二制度」を迫る演説をしましたね。しかもそれに反対する場合は武力行使もあり得るぞ、という恫喝もしました。それに対して台湾の今の総統である民進党の蔡英文さんは、すかさずツイッターで拒否のメッセージを、英語や日本語で投稿しはったそうです。

なかなか話は戻らへんわ(笑)。ただ、この台湾の民進党は結束力が弱く、国民党が必死に揺さぶりをかけている中で、今回の郭台銘の話が出てきたというわけです。上の宮崎正弘さんのメルマガではこの人は、台湾人にはやたら評判が悪いという話も紹介されています。

そしてぱよぱよ日記さんでは、郭台銘立候補のニュースを取り上げて、過去の記事も紹介してはります。その中にはシャープ、鴻海といえば深田萌絵さんやんか、ということで、深田さんの過去記事を紹介してくれてはります。

この記事の前後も含めた一連の記事を読むと、何のことはない、郭台銘は台湾マフィアの青封(チンパン)と親しいんやとか、シャープの買収を鴻海と日本の産業革新機構とで争っていた時に、鴻海側に付いてたのが何と日本のみずほ銀行やった、とかいう話がわんさかと出てきます。別の記事ではその後ろには財務省も絡んでるとか。もうワケわからんな。

結局この世はヤクザかマフィアが握ってるんかいな、と愕然とするような話ですね。トランプさんのアメリカは昨年、「台湾旅行法」をつくり、政府高官が自由に台湾に行けるようになったというのに、日本では李登輝さんが来日しはる時でも、未だに安倍ちゃんは会うたらあかん、とか、アホなことを言うてますね。

まだまだ「中国」様に気を遣わなあかん背景があるということなんかな。アホらしいけど、武力放棄してる日本やからしゃーないか。今年はまだまだいろんなことが起きそうですね。私ら日本人はしっかり自立せんとあきませんね。

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