「アイヌ」と「慰安婦」は似ている

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今国会にもしかしたら「アイヌ新法(仮称)」が提出されるかも知れない、ということを知っていますか? 

これがいかに危険な法律か、もし法律が成立したらどうなるか、ということを考えると心配で仕方がありません。最初にこの「アイヌ新法」の話を聞いた時、直感的に「あっ、これは慰安婦問題と同じじゃないか」と感じました。

つまり一見、アイヌと呼ばれている少数者を救済するための人道的な法律を装っていますが、実は日本を貶め、日本の国際的な地位を低下させるための国際謀略だ、ということです。そして、一見、国内問題のように見えますが、背後に中国の暗躍する影がちらついています。

平成9年(1997年)、橋本龍太郎内閣の下で「アイヌ文化振興法」が成立しました。

この段階で大問題なのは、アイヌに「先住性」を認めていることです。

「先住民族」と聞くと、どういうイメージが浮かびますか? おそらく多くの人はアメリカにおけるインディアン、オーストラリアにおけるアボリジニ、のようなイメージを持つと思います。

迫害され、絶滅に追いやられた「弱者」のイメージです。しかしアイヌはインディアン、アボリジニとはまったく違います。アメリカでは白人が「先住民族」として暮らしていたインディアンを武力でその居住地から追いやり、虐殺して土地を「開拓」していきました。

しかし、アイヌは一つの「民族」としてまとまって生活していたという痕跡がありません。「アイヌ文化」といえるようなものもなく、文字もありません。遺伝子的に縄文人(日本人)と非常に近く、容貌もほとんど変わりません。長い年月の間にアイヌは縄文人と雑交し、今では日本人として普通に暮らしています。

慰安婦問題と同じように「アイヌ問題」は何もないところに煙を立て、火をつけた仕掛け人がいます。その一人が鈴木宗男氏です。

鈴木宗男氏は「アイヌは差別されている」「アイヌ文化が滅びないように保存しなければならない」と語っていますが、それは事実と異なります。ほとんどの「元アイヌ人」は「私はアイヌ系日本人」という意識を持っています。

日常生活で差別されているという実態もありません。鈴木宗男氏は意図的にアイヌ問題を作り出し、「アイヌ文化を保護する」団体を作って利権を生み出そうとしている、としか言いようがありません。

「アイヌ新法」がもし成立したら、どうなるでしょうか? 「アイヌは先住民族だ」という嘘に政府がお墨付きを与えることになります。「先住民族」が存在する、ということは縄文人以前に民族がいた、ということになり、それを駆逐したのは私たちの祖先だ、ということになります。私たちの祖先がアイヌから土地を奪い、文化を奪ったことになってしまうのです。

もしかしたら「アイヌに土地を返せ」という理由で、今、北海道に土地を持っている人たちが追い出されるような事態になるかも知れません。

さらに問題なのは「アイヌには定義がない」ということです。Aさんがアイヌかアイヌでないのか、を誰も判別できないのです。

本人が「私はアイヌです」と言えば、それでアイヌになってしまうのです。こんなバカなことはありません。自己申告するだけで補助金がもらえ、住宅手当ももらえるとなれば、みんなが「私はアイヌです」と言い出すでしょう。それを止めるシステムがないのですから。

もし「アイヌ新法」が成立したら、「自称アイヌ」二千人に140億円の税金が投入されることになります。

単にお金だけの問題ではありません。日本人の子供に「あなたたちの先祖はアイヌをいじめていたのよ」と左翼教師が必ず教室で嘘の歴史を教えることになるでしょう。慰安婦問題でもさんざん、やられた手口です。そのことに悩み、苦しんだ日本人が大勢いたはずです。

「慰安婦問題」の愚を「アイヌ問題」で繰り返してはなりません。

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