「世界を不幸にする中国の野望」

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世界を不幸にする中国の野望  

2019年、不確定要素をいくつもはらみながらも、確実に変貌する世界の中で、日本は繁栄するのか、衰退するのか、必然と偶然のあやなす歴史の局面において、日本人がどのような意思を持つかということの重要性が問われる時代を迎えました。

しかしどんな変革の波が押し寄せようと、日本人は時には大きな犠牲を払いながらも力強く乗り越えてきました。

過去、欧米で蔓延している表面的な見方は日本は中国を差しおいてリーダーになる可能性がないというものでした。しかしこの考え方は、欧米において中国の「政治的現状」と「人間の質」を完全に見過ごしていました

中国がアジアの主要大国として光り輝いているという見方は、巨大な国土面積と人口のせいです。それは希望的観測の結果でもある。この希望的観測とは、欧米各国が東洋の神秘的なロマンチックに惑わされて生まれたものです。

では中国とはなんぞや?

中国は異文化、異言語の人々の寄せ集めです。中国には近代的な意味での
単一民族としての中国人は一度も存在しなかった。私達は何気なく「中国」あるいは「中国人」という言葉を使うが、実は20世紀になるまで、中国大陸には中国という国家もなかったし、中国人という概念も、さらには意識もなかった。数千年もの間、あの広大な大陸に存在していたのは、ただただ個人」だけであった。

そして我々日本人に一番影響を与えた「漢民族」というものは後漢末期の戦乱によりほぼ絶滅し、北方から侵入してきた遊牧民に取って代わられた。つまり日本人の精神を向上させ、日本人を作り上げた論語、漢詩、漢籍などは漢民族とともに中国大陸から消え去ってしまった。

ところが日本人は、中国人は純一無垢の中華民族であり、歴史始まって以来ずっと周辺の民族と混ざり合うこともなく、みな血のつながった兄弟のように過ごしてきたと、勘違いしてしまった。日本人だけでなく欧米人も同じだった。この誤解が日本と欧米の中国に対するすべての政策の失敗をもたらしてきた。

このように日本人も欧米人もこうした中国人の歴史観に影響され、そのうえ中国人の「中国4千年の歴史」という捏造宣伝に乗せられてきた。

紀元前221年に秦の始皇帝によって統一された以後も、中国人は人種も国土の大きさも、さまざま変化してきた。我々に影響を与えた漢民族は全滅し、北方から侵入してきた遊牧民に何度もとって代わられた。随や唐はこうして侵入してきた遊牧民が作った。

その後、契丹人が建てた遼や、女真族が建てた金に北半分を占領されてし
まう。そして、ついにはモンゴル人の帝国が南宋までも併合して中国全土を統一することによって、もともとの中国人は消滅してしまう。

その後、14世紀に明という帝国が建てられるが、それも満州人の清朝に征服される。このように、大きな流れを見るだけでも、中国人が宣伝するような意味で「永久不変の中国」などは存在しない。

だから今日我々が接する中国人は、彼らが宣伝している漢人ではない、残虐非道な遊牧民である。その中でも中国全度を支配したモンゴル帝国の血と残虐な性格を最も受け継いているのが現代中国人である。

モンゴル軍の最盛期はユーラシアをまたがる史上最大の大帝国、陸地の25%を支配した。彼らが通った町は跡形もないほど破壊され、若い女性以外の住民のすべてが殺された。それも身の毛がよだつような恐ろしい方法で処刑された。

つまりすべての住民を殺害することによって抵抗する気力をなくさせ、通り過ぎた跡に復讐のために追いかけてこないようにすべての住民を殺害し、破壊し、略奪され、辱められた。

歴史に名高い、モンゴル帝国の大虐殺で一つの都市で最高約500万人を殺し山のような死体と瓦礫が残された。さらに市場、寺院、塔、家々あらゆる建物を破壊され、一つの町が消滅し、平地に還った。

チンギス・カンは、その目覚ましい業績により、歴史的英雄とされているが、普通に考えれば、異常者に近い。破壊し、虐殺し、辱め、その泣き叫ぶ顔を見るのが無上の幸福、と公言しているのだから。

戦後の中国はこのモンゴル帝国の世界支配の夢を決して捨ててはいない。
まず手始めに無抵抗のチベットを侵略した。中国は「我々に逆らうものはたとえ1千万だろうと殺す」と宣言し、チベットの6千以上あった寺院をことごとく破壊し、焼き払い、文化的遺産を抹殺し、仏経僧を血祭りにあげ、百万人以上のチベット人が殺された。

モンゴル軍の進撃で中央アジアの諸都市ではそれぞれで数十万人の住民が
虐殺されたとされ、ヨーロッパ遠征で滅ぼされた中心都市キエフは陥落後10年経っても人間の姿が見られなかったという。モンゴル軍の残虐さを物語る逸話は今もユーラシアの各地に数多く残っています。

誇張でも何でもない。現代チベットにおいて繰り広げられた身の毛がよだつ大虐殺と文明の根こそぎの破壊は、約800年前モンゴル高原の遊牧民を統合したチンギス・カンという指導者に率いられた大軍と中国共産党は同じ残虐なことをしているのです

つまり現代中国の支配者は800年前、中国を支配したモンゴル人の血がいろ濃く流れているということに、今、ようやく皆んな気づいてきた。

日本もやがて決意を示さねばならなくなる。
日米安保さえあれば、憲法改正しなくても大丈夫だ、という思考停止の
時代はまもなく終わりを告げる。

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