「小泉進次郎 リスク」

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前回は河野太郎外相について問題を提起してみました。
河野氏は英語が堪能で国際感覚は豊か出し、考え方も思想もはっきりしてい
る。安倍首相は1期後輩の河野太郎に目をかけ、27年10月発足の第三次安
倍第一次改造内閣では、国家公安委員長として入閣させています。

河野太郎氏はテロ等準備罪を巡る3月2日の法務部会で外務官僚を罵倒して
います。「外務省はウソをついたのか。やる気がなかったのか。どれなんだ。
はっきりしろ」と大声を出したそうです。
また政府開発援助(ODA)についても「半減させ、内容も大幅に変更する
必要がある」と主張しています。

これら一連の発言を考慮しても彼を信じていいのではないかと思っています。

それに麻生太郎氏は河野太郎の後見人ですし、官房長官の菅義偉も同じ神奈川県選出で兄貴分として面倒を見てきました。
彼はおバカの父親とは全く違う、つまり河野リスクの心配はいらないということです。

さて今回は同じ二世の小泉進次郎リスクについて考察してみます。
産経新聞社とFNNが16日に行った合同世論調査で9月の自民党総裁選で
選出される次期総裁にふさわしい人物を聞いたところ、小泉進次郎筆頭副幹事長が26・9%、でトップになっています

2位は三選を目指す安倍首相の25・2%で、3位は24・1%石破茂になっています。

「この数字に意を強くした小泉進次郎氏はいよいよ安倍政権倒閣に動き始めた、今秋の総裁選出馬の覚悟をきめたともっぱらだ」とニュースになっています。

小泉進次郎リスクに恐怖を感ぜずにはおれません。以前からモリカケ問題に関して彼の追求の舌鋒が止まりません。6月6日の党会合での発言で「やっぱりおかしいじゃないか、だったら、やっぱり特別委とかを立ち上げていただいて」と問題を審議する特別委員会を設置すべきだと主張しています。

彼はモリカケ問題のような日本にとってなんの利益にもならないことを延々と1年以上も攻め続けています。バカ野党と何も変わりません。

彼はモリカケ問題を全く理解していない、オツムの軽さを感じます。

モリカケ問題について森友学園への国有地売却に関する決裁文章が、当初は首相夫人や政治家の名前が極めて詳細に記述されている公文書を改ざんしたことを、まるで安倍首相の圧力によるものとして野党やメディアは攻撃しましたが、全く見当違いです。

第一、従来の公文書にしてはあまりにも詳しすぎます。そこに問題の本質があります。森友学園の理事長である詐欺師籠池氏が首相夫人や政治家との関係をほのめかして、値引きを迫ったのです。籠池氏のホームペイジには恐れ多くも天皇陛下まで御出でになったと大嘘が書かれていたそうです。

詐欺師籠池氏の偽りの言い分を信じた近畿財務局は、問題になった場合に備えて、籠池氏の言い分通りに首相夫人や政治家の名前を公文書に載せたのです。

つまり問題になった場合に備えての釈明するために交渉経過を詳しく
載せたのです。

そこえもって安倍首相は森友学園騒動で「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員もやめる」と言ってしまった。自分の身が潔白だと自信を持っていたからです。

これを聞いた役人どもは皆震え上がってしまった。そこで近畿財務局は保身のため、首相婦人や政治家の名前が乗ったが公文書を慌てて改ざんした。ということではないかと思われます。

加計問題にしても加計理事長と安倍首相が友達だという理由だけで、まるで安倍首相が個人的にえこひいきしているような印象操作をメディアはしたのです。

つまり特区が学部開設を認可したという前提で理解されていますが、特区は申請受付窓口にすぎず、許認可は文部省です。その文部省が過去50年間
認可申請すらさせていないという岩盤規制があったからです。

だから安倍首相は規制改革を先頭に立って進めてきたのです。メディアは
「国家戦略特区」の部分を切捨てて、安倍首相の個人的えこひいきしているように印象操作をしたのです。非常に単純な話です。

こんな単純な問題を小泉進次郎は獣医学部新設を巡って「一つのことにおかしいと言えなくなり、黙っていることになれてきたら終わりだ」と訴え、真相究明に取り組む姿勢をしつこく強調しています。

さらに反安倍の姿勢は、先頃の新潟県知事選にも表れた。それまで重要な
選挙では必ずと言っていいほど“人寄せパンダ”として応援に駆けつけていた進次郎氏だったが、原発再稼働の行方を左右する同知事選で、新潟入りの党の要請を断っています。

父の小泉純一郎元首相が野党側に立ったためとの話はあるものの、実際は
安倍自民と距離を置き、総裁選出馬へ向け身動きを取りやすくすることが
目的だとは呆れて物が言えない。安倍首相を後ろから撃った石破と同じです。

父親の小泉純一郎のおバカぶりも止まらない。原発ゼロのために共産党とも手を組み、安倍首相を攻撃しています。人口減少に直面する資源小国日本は、なにも新しい原発を作るわけでもない、現存する原発を使うべきです。

親子で攻撃されている安倍首相は、戦後最高の総理大臣です。ロシアのプーチン大統領とは20回以上も首脳会談を行い、イギリスとも防衛協力を強化して「日英同盟復活」とまでいわれています。

また日本の安全保障の要である米国のトランプ大統領から抜群の信頼を得
ています。カナダで行われたG7サミットを見ても安倍首相は世界の首脳から頼りにされていることが画面を通じてわかります。

戦前戦後を通じてこれほど頼りになる首相がいたでしょうか、これがどれだけ国益に適っているか、小泉親子には分からないのですか?

そして安倍首相は、習近平もうかつに日本を攻撃できないように、周辺国との連携を強めています

外交だけではなく、経済の面から見ても、アベノミクスで大きな成果を挙げています。GDPは55兆円も増え、有効求人倍率も1を切リほとんど100%です。こんな国は世界中を探してもありません。

そして為替も1ドル110円前後で安定し、株価も2万5千に迫るほどです。
進次郎君もいくら安倍首相が嫌いでも評価しなければオツムが疑われます。

河野太郎外相は父親とは全く違いますが、進次郎君は父・純一郎と政治センスは同じです。彼は父・純一郎氏の意向以外は耳に入れなと言われています。

その純一郎氏は公の場で「安倍政権は終わり、3選は絶対無理」と頻繁に
口にしているようです。大事なことはイデオロギーや政局ではありません。

優先順位は、国益が全てです。

小泉進次郎リスクは果てしなく大きい。

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