「天皇と天皇制は違うぞ」

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日本第一党の桜井誠さんも言っていますが、「天皇制」という言葉を使っています。小林よしのりも「天皇制」という言葉を使っています。
 
ほとんどの右翼と称する人達も「天皇制」という言葉を平気で使っています。日本の天皇は制度ではありません。
 
では、何かというと、天皇は天皇です。民衆が天皇の位をつくって、「このような制度でいこう」というのが天皇制です。日本の天皇はつくられた天皇ではないから、天皇制は間違っているのです。
 
左翼の連中も「天皇制」という言葉を使います。相当な識者でも「天皇制」という言葉を平気で使っています。天皇は天皇です。ただひとえに天皇です。
 
制度は入りません。「天皇制」という言葉をつくったのは、民衆の側です。天皇制になると、「天皇は民衆が好きに選べる」ということです。天皇はそんな簡単なものではありません。そんな薄っぺらなものではありません。
 
「天皇は神聖にして侵すべからず」です。生まれながらにして天皇ですから、誰も造ることはできません。だから壊すこともできません。造ったものならば、壊すことができるのです。
 
天皇は元々あるのですから、壊そうと思っても壊せないのです。過去には、天皇を壊そうとした輩は大勢います。壊そうと思っても壊れないのです。そこに天皇の神秘があるのです。従って、「良い天皇」も「悪い天皇」もありません。

「天皇機関説」は、戦前の美濃部達吉が唱えた説です。「天皇は統治のための単なる機関である」というのです。それならば、「良い天皇」も「悪い天皇」も存在します。
 
天皇には「良い天皇」も「悪い天皇」もありません。たとえ、一般世間で言う悪い天皇であったとしても、その天皇の遺伝子の中には天皇の遺伝子が流れているのです。Y遺伝子D系統の遺伝子が流れているのです。
 
そのことを我々国民は知っていかなければいけません。政治家には、「良い政治家」と「悪い政治家」があります。天皇には良いも悪いもありません。
 
これを三島由紀夫が言っていたのです。「昭和天皇はご立派だったという人が多い。では、立派ではない天皇がいるのか?」という理論になります。天皇はそのようなものではありません。
 
なんであっても天皇は存在しているのです。良いも悪いも天皇には通じません。ただし、時に応じて天皇は民衆と共に生きているので、時代を通して「良かった」「悪かった」と言われるだけです。
 
我々から見ても神武天皇のような古代の天皇もいれば、中国の様式を取り入れて中国風の服装を取り入れた天皇もいました。或は鎧兜に身を固めた天皇もいらっしゃったのです。様式も明治以降は洋装です。洋装の天皇もいるのです。
 
天皇は時代と共に変わるのです。外側の物は、どのように変わっても構いません。天皇という血筋の流れが大事です。その天皇を中心にまとまってきた大和民族の血の掟は破ることはできません。破れるものならばやってみなさい。必ず神罰が下ります。

左翼の連中は天皇をなくしたいのです。民主主義国家と称する独裁国家を造りたいのです。共産主義という独裁国家を造りたいのです。
 
共産主義の国は、書記長が天皇と同じ役割をするのです。そうすると日本の天皇は邪魔になります。自分たちが国を独裁したいが故に、天皇を辞めさせたいのです。全く、根性の腐った連中です。こんな連中は、日本人ではありません。このような連中は、何を言っても日本人ではありません。

「天皇と共に」という気持ちがなければ日本人ではありません。何回も言っていますが、日本人とは何かというと、「1、天皇陛下をご尊敬申し上げる。2、2800年の偉大な歴史を誇りに思う。3、自分も日本国の一員として、日本が立派になるために努力していく」これが、日本人です。
 
天皇がない日本人もありません。朝鮮人には、2800年の歴史もありません。朝鮮人には、歴史がないのです。天皇を否定する奴は、日本人ではありません。日本の歴史を否定する者も日本人ではありません。この国から出ていけばよいのです。北朝鮮でも、韓国でも、好きな国へ行けばよいのです。
 
また、反対にここが大事です。他所の国からくる人間でも、「天皇を無条件にご尊敬申し上げる」というならば、日本国籍に帰化を認めることができます。帰化人の条件は「天皇を無条件でご尊敬申し上げる」ということです。これが帰化人に要求される第一の条件です。
 
天皇を尊敬しない帰化人など、我が国にはいりません。そんな人間は帰化させる必要はありません。日本の歴史に誇りを思い「私も日本人のようになりたい。日本の2800年の歴史を尊敬します。私も日本人になりたい」と言うならば、日本国籍に帰化をしてもよいのです。
 
日本の国のために努力をするならば、その人はもうシナ人でもないし、朝鮮人でもなく、日本人なのです。例えば石平さんは、非常に立派なことを言っています。石平さんはもう中国人ではありません。立派な日本人です。青い目の外国人であっても、日本精神を体得した人ならば、これは立派な日本人です。
 
そのような区別を国民が持たなければいけません。「日本は俺たちがもらった」と言い、シナは尖閣列島、沖縄を狙っています。何を馬鹿なことを言っているのでしょう。シナには歴史はありません。中華人民共和国は、たかだか70年の歴史です。
 
国家とは人造的なものです。ちょっとでも気を許せば、バタバタバタと壊れてしまいます。国家とは壊れやすいものです。日本人は天皇のおかげで国家を意識していません。これが本当の国家です。
 
争いばかりで「国家を意識しなければいけない」ということは、不幸なことです。そこに歴史の重さを感じるのです。2800年も日本人はそのようにしてきたのです。2800年の歴史の中では、内憂外患、様々なことがありましたが、被害は非常に小さく抑えられてきたのです。
 
日本の歴史の中で大虐殺などという残虐な歴史はほとんどありません。西洋の歴史、中国の歴史は皆殺しの歴史です。戦争に負けると皆殺しか、或は人口が5分の1になってしまうのです。
 
西洋はジェノサイド(皆殺し)です。街を包囲して、相手が降参すると男はみんな皆殺しです。1日で5万人でも皆殺しにできるのです。西洋人は血の海も平気です。女は犯して、子供は奴隷にして売りとばすのです。これが戦争です。
 
外敵に対しては、一歩も気を緩めてはいけません。日本は島国で天皇がいるから、外敵に攻められることもあまりなかったので、気を緩めすぎているのです。これからは、気を緩められないのです。
 
天皇がいらっしゃるから、この程度で済んでいるのです。天皇がいない国は悲惨です。それをよく考えて「天皇制」などと言うものではありません。

日本にいらっしゃるのは、「天皇制」がいらっしゃるのではありません。天皇がいらっしゃるのです。そのことをよくよく吟味してもらいたいと思います。

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