「石原莞爾の世界最終戦争」

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石原莞爾の世界最終戦争

※石原莞爾中将(1889年―1949年)
著書『世界最終戦争論』などがあり、軍事思想家としても知られています。

満州国建国に尽くした人の中には、石原莞爾大佐(1889年―1949年)がいます。この人は中将まで登りつめるのですが、東条英機と折が悪くて、現役を退かされて予備役になった人です。

満州国設立には、実に功績があった人です。「満州国の建国から始める」と言った極東裁判で、石原莞爾は呼ばれません。

石原莞爾は何と言ったのかというと、「俺のところへ来いよ」と言ったのです。

GHQは石原莞爾にしゃべられてはまずいから、「石原莞爾は病気だ」ということにして、法廷に出廷させなかったのです。石原莞爾は「俺のところへ早く来てくれよ」と言っていたのです。そのような人です。実に頭がよくて、変わった人で、様々なことを予言した人です。

石原莞爾は「人間の寿命が延びて、千年は生きるようになる」と言っていたのです。「そんな馬鹿なことがあるのか」とみんな思っていたのです。

「石炭に変わるエネルギーには、原子力エネルギーがある」と言っていたのです。原子力などない時代に、石原莞爾はそのような発言をしていたのです。「人間は無間のエネルギーを取り出すことができる」と言っていたのです。これも実現してしまいました。

この間、若返りするという液体をネズミに注射すると、アッと今に若返ったのです。例えば、80歳の人間にその注射をすると20歳になってしまうのです。
本当にもうできているのです。

スタンフォード大学で研究成果が発表されています。すると人間が年を取るということはなくなってしまいます。ということは、人間が死ななくなるということです。寿命が千年になってしまうのです。そのように書いてあるのです。

このことは仏典にも書いてあります。今は人寿が100歳の時代です。人間の寿命は千年の時もあれば、1万年のときもあります。「今は人寿が100歳の時代だ」と書いてあるのです。

これで悩んでしまった人がいます。古事記では、神武天皇の寿命は127歳です。第十六代の仁徳天皇まで100歳超えの天皇が、12人もいることになっているのです。「どうも年齢が合わない。100歳以上の天皇がいるはずがない」と思うから、「古事記は作り話ではないのか?」と思うのです。「人間の寿命は100歳に違いない」と勝手に考えて、「古事記はウソだ」と言うのです。

石原莞爾の予言や、経典の内容を考えてみると、あながちそれを否定することはできないとわかってきます。

石原莞爾は予言者です。この人の「最終戦争論」という本があり、その中で予言しているのです。

「やがてアメリカとソ連がダントツの国になります。そして、アメリカとソ連が戦い、ソ連が負ける」ということを、ハッキリと予言しているのです。

しかし、それは最終戦争ではありません。「最終戦争とは、日本とアメリカの戦いです。これは日本が勝ち、これが最終戦争としてこれから以降、人類から戦争はなくなる」と言っているのです。

「日本は大東亜戦争以降、アメリカとの戦争は二度とない」と言っていますが、石原莞爾は「ある」と言っているのです。「最終戦争とは、日本とアメリカとの戦争だ」というのです。

石原莞爾は「日本が勝つ」と言っているのです。すごい予言をしています。

これはまだ結果を見ないとわかりません。面白い人間がいたのです。

昭和天皇も「日本は戦争を止めたのだから、日本はアメリカのいいなりになる。アメリカ社会は悪い社会なのだ。これは日本が内部から崩していけるのかもしれない」と言われたのです。

アメリカのやっていることは、全て出鱈目です。今もそうです。何しろ、アメリカ文明を象徴するものは大男です。ひげもじゃらの荒くれ大男が、小さい体の民族をぶっ倒すのです。「俺の言うことを聞け!」とぶん殴り、暴れまくるのです。

「俺の言うことを聞かない奴は、生かしておかんぞ!」と言うのです。

「ムシケラを殺すことと、人間を殺すことは同じ」と思っていますから、人間を殺すことにためらいはありません。これがアメリカの文明です。力を振り回すのです。

日本の文明はそうではありません。荒くれ男の文明に、スッとソフトに入って、中から大人しくさせて行く文明です。アメリカと日本が本当の戦争になるのかわかりません。文明の戦争かもしれません。

文明の戦争ならば、日米では今でもやっています。それで日本が勝ちます。みんな「日本がいい」と言っています。アメリカも、ヨーロッパも、中東諸国も、みんな「日本が素晴らしい」と言っています。

日本は力の文明ではありません。文化との戦いならば、日本が勝ちます。文化で勝った日本の中心に天皇がいるという図式です。世界中の国が「みんな日本に見習いなさい。日本を尊敬しなさい」ということになり、荒くれ男はもういりません。そうなってくるのが最終戦争なのかもしれません。まだ、これは結論を見ないとわかりません。

そのような軍事の類まれなき天才と言われた石原莞爾が言った「最終戦争論」は面白く、もっと深い意味があるのかもしれません。

石原莞爾は、膀胱癌で亡くなられて、1回も東京裁判には出ていません。このような日本人がいたということを覚えておいてもよいと思います。
 

■石原莞爾『世界最終戦争論』

「人類が心から現人神(あらひとがみ)の信仰に悟入したところに、王道文明は初めてその真価を発揮する。最終戦争即ち王道・覇道の決勝戦は結局、天皇を信仰するものと然らざるものの決勝戦であり、具体的には天皇が世界の天皇とならせられるか、西洋の大統領が世界の指導者となるかを決定するところの、人類歴史の中で空前絶後の大事件である。 」

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