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日本が資源欠乏国? 「よく見れば別の顔が見えてくる! むしろ資源強国だ」=中国メディア

中国メディアは、日本の天然資源に対する自給能力は中国に匹敵し、海外に保有する鉱山の規模では中国を圧倒していると紹介した。

中国や米国は広大な国土を持つと同時に、多くの天然資源に恵まれた資源大国と言える。一方、日本は必要な資源の多くを輸入に依存しているがゆえに、「日本は資源欠乏国」と認識している中国人は多い。

だが、中国メディアの快資訊は5日、日本は実は資源欠乏国ではなく、むしろ資源強国であったと伝え、その理由について考察する記事を掲載した。

記事は、中国人の多くは「石油や石炭、鉄など多くの資源を輸入に頼っている日本は資源に恵まれない国」であり、天然資源の市場において中国は日本より圧倒的に大きな影響力と発言権を持っていると認識していると紹介。

続けて、日本から天然資源がほとんど産出しないのは事実としながらも、資源の産出量だけでなく、貯蔵量や消費量、天然資源の自給力、海外に保有する鉱山の量、国際市場や価格に与える影響力などを総合的に評価してみると、日本の別の顔が見えてくると論じた。

記事は、中国の雑誌「中国鉱業」がまとめた評価を引用し、日本の天然資源に対する自給能力は中国に匹敵し、海外に保有する鉱山の規模では中国を圧倒していると紹介し、「しかも日本は1つの天然資源に集中することなく、多種多様な天然資源を確保すべく、多岐にわたる鉱山を世界中に保有している」と強調。

たとえば、中国で不足しがちな資源である「銅」について、日本は海外で銅鉱山の資源開発を積極的に行ってきた経緯があり、資本参加や融資などを通じて多くの銅鉱山を所有していると指摘した。

こうした日本の天然資源をめぐる動きと評価に対し、「国内で産出されないからと言って、日本を資源欠乏国と見なすのは不適切」であり、むしろ、日本は資源強国と言えると主張。

経済成長に伴って、中国では資源不足が問題となりつつあることを指摘し、資源をめぐる対応で日本に学ぶべき点は多いと伝えている。

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