「日本の衛星に「ヘルプ!」 

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よりによって五輪中にダウンとは…韓国の気象衛星故障し、日本の衛星に「ヘルプ!」 

韓国の天気予報に利用されてきた衛星が11日から2日間、故障のため作動していないことが明らかになった。

夜間に強風が吹き荒れるなど悪天候に見舞われる平昌五輪が今後、佳境へと向かう中での異常事態。韓国当局は皮肉にも、「五輪のライバル国」と見なす日本側の衛星映像を活用せざるを得ない状況だ。

韓国紙、東亜日報(電子版)によると、故障したのは静止軌道衛星「千里眼1号」。同日午前5時44分に突然、主力コンピューターがダウンし、現時点で作動していないという。

故障で1日以上も衛星映像を受信できないのは2010年の打ち上げ以来、初めてという。

韓国航空宇宙研究所は補助コンピューターを使って原因を解析中。ある専門家は電子機器部分が長期間、宇宙の放射線にさらされたことによる「エラー」との見方を示しているという。千里眼1号の寿命は7~8年。ほぼ使命を終えた時期でもある。

五輪関係者にとどまらず、ソウルなど各地からの観戦客にも正確な予報は不可欠。

韓国気象庁は現在、日本の衛星映像を受信して天気予報をしているが、韓国政府関係者は東亜日報に対し、「よりによって平昌五輪が開催される重要な時期に故障し、日本の衛星画像を借りて使うことになるとはあきれる」と述べた。

ネット上では、「衛星が詰まってしまうなんて」と、ため息交じりの声が上がっている。

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