「政治生命を賭けた自殺」

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意味がわからない。

【産経】田原総一朗氏が安倍晋三首相に持ちかけたのは訪朝だった! 6カ国協議再開へ米朝橋渡しを提案

これにいったいなんのメリットがあるのか。日本の国家基盤がメリッとなるぐらいであろう。

まあ、その一言で終わらせてしまうのであれば、それは単なる思考の停止だ。
これをする事によるメリットはなんなのか、ちゃんと考えてみよう。

ちなみに。これに対し安倍総理が「是非やりたい」と言った事については当然である。軍事的選択肢が有り得ない日本としては、自分から能動的に動く為に腕力を使用できない。となれば、中国とロシアと南北朝鮮と、3つの国を向こうに回しての「説得」…つまり外交しかない。

もちろん、安倍総理にはやる気はないだろう。でも、それを一笑に付してしまえば、田原総一朗にはそれをネタに強請られる。日本のジャーナリストというのは、そういうハイエナ以下の連中ばかりなのだから。

ハイエナさんごめんなさい。

で、6者協議(6者じゃないなら5カ国協議ね)再開のメリットだけど…。
えーっと。マジでなんもないよね?多分、むしろロシアも中国も韓国も、6者協議を望んでいる。現在の情勢を鑑みれば、6者協議にしてしまえば、現状を簡単に停滞させる事ができる。

なんせ、敵は中露朝鮮の4者、味方は米国のみだ。あの枠組みで戦うのならば、日米は少数派に転落するのである。小泉元総理の頃の6者協議は、まだ日米韓VS中露だった。こっちが多数派だったのだ。よってたかって中露を説得する形だったのだから。

ここで、安倍総理がもし、ガチで訪朝なんてやってしまうなら、それは田原総一朗の言う「政治生命を賭けた冒険」なんぞではなく、「政治生命をかけた自殺」だ。

政治生命をかけてまで自殺である。マジで意味がわからないと思わないか。
もちろん自殺は命がけなんだけど。普通に犬死である。

しかも、田原総一朗にそう語りかけられて安倍総理が「君はアホか」とでも言おうものならば、田原に「安倍総理は北朝鮮問題を外交解決するつもりはない。軍事力に傾注する、危険な総理だ!」と喧伝されたであろう。

さらに、喧伝され方ではまだマシであろう「是非やりたい」という回答であったとしても、今みたいに「安倍総理は訪朝ぜひやりたい!」って言ったんだぜ!と喧伝され、自身の支持層である保守への不信感や不安感を醸す事ができる。

どっちに転んでも美味しいわけだ。汚すぎるやろ田原総一朗。

田原は以前、左翼に傾注した自分の間違いを認め、保守に回帰すると宣言した事があった。俺は当時、「お手並み拝見」と主張していたのだけど…。

やっぱりエセ保守かよ。
ちなみに、亜保守とは、味方の足をひっぱる考えが足らない保守主義者であり、エセ保守は、保守のフリをして保守を貶めている連中の事である。

エセ保守の業は深い。
基本的に、前者の亜保守に、著名人や識者は存在していない。一般人が大半だ。

ちなみに亜保守のサヨク版が、パヨクだと思う。
それで、後者のエセ保守は、有名所としては田原総一朗、小林よしのり、鈴木邦男あたり。街宣右翼も、このカテゴリーだろう。

俺は、まず日本ではサヨクの温床となっている民進党のようなところから消滅させていくべきだと考えているが…。その次ぐらいには、エセ保守の消滅を望んでいる。

ホンモノの卑怯者は、自分を卑怯者だと認識していない。

田原総一朗はまさに、ホンモノの卑怯者である。

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