「我らが祖国 」

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8月15日の終戦記念日の「深層ニュース」で自民党の元大物の野中広務と古賀誠が出演していました。2人の終戦観を聞けました。古賀さんは全国遺族会の会長です。野中さんは部落民の出身だと言われていますが、話を聞くと立派な人です。

しかし、何かがおかしいのです。2人も「憲法9条は絶対に守らなければいけない」と言っています。何故、こんな考えになるのでしょう。靖国神社の問題も「本当に死んだ兵隊はお可哀想だ。遺族会をやってわかりますが、子供が戦闘で死んで大変お気の毒です。再び戦争をしてはならない」と言うのですが、おかしいと思いませんか?

2人も戦争に対する認識を持っていません。なかなか優れた2人ですが、歴史観がありません。歴史観は大事です。「人間はどこから生まれて何処に行くのか?」ということが、歴史観的な物の見方です。

自分の国から見ると自分の国の歴史観です。人間は歴史の中一コマを生きています。歴史の中の泡のようなものです。この人は何を感じ取っているのかというと、歴史しか感じ取っていません。
 個人では一人の人間が生きて、死んでいくだけですから何も残りません。個人で生きるということはあり得ません。人間は歴史の中の一コマですから、「国家と共に生きている」という意識が大事です。

では「国家とは何か?」というと、国家の歴史を知らなければいけません。大事なことは「こんなことを知っている」「あんなことを知っている」と個々の歴史を知っていても、「歴史を知っている」とは言えません。

歴史を調べて個々の歴史を詳しく知っても、その人は歴史を知っているとは言えません。歴史とは「何処へ向かっているのか?」ということを知っているかということです。

国家の始まりの歴史は神話の時代から始まります。神話が大事です。神話はその民族の始まりを示します。国を造った以上は目的があります。その目的に沿ってお爺ちゃんも、お婆ちゃんもみんな生きてきたのです。

その中の自分は川の流れの中の1滴の水のようなものです。そのような歴史観を持たなければいけません。「日本の国には歴史がないのだ。日本の国は悪魔の歴史なのだ。戦争の歴史なのだ」と言っている馬鹿は死んでしまったほうがよいのです。そんなことはありません。

過去の歴史の中に戦争はありました。しかし、「何のための戦争をして、やがてこの国はこうなっていくのだ」ということを知らなければ歴史を学ぶ意味はありません。これが渡部昇一先生の「歴史に虹を見る」ということです。

過去に人殺し事件がありました。「僕はそれを知っているので歴史を知っています」ということにはなりません。過去の犯罪歴を調べても歴史を知っていることにはなりません。歴史とは、「我が国の始めは何であり、どのようなことから始まって、連綿と続き今があるのか。未来はどうなっていくのか」ということを見抜いていかないと歴史を知っていることにはなりません。

大学入試では歴史を勉強していますが、そんなことをいくら勉強しても何の意味もありません。歴史を切り取って、太平洋戦争がいきなり起きて「日本人が戦争を仕掛けて世界中の人々を殺した」というようなことを言っています。歴史を止めて見ているのです。連合軍は「満州事変からだ」と言って、歴史を止めて見ているのです。満州事変で区切れば、よいか悪いかわかるのです。

靖国神社には、国のために命を捧げて戦った人が祀られているのです。その英霊に対して尊敬して、感謝するのです。このような参拝でなければいけません。すると古賀さんは「東條英機が祀られているから靖国神社には行かない」と言うのです。馬鹿を言うものではありません。

松平宮司は偉かったのです。いきなりA級戦犯を靖国神社に合祀したのです。一夜にしてやってしまったのです。アメリカ軍が描いた図式は、「国民は善良で、ならず者により戦争に巻き込まれたのだ。国民に罪はないのだ。悪いのはA級戦犯だ」このような図式をつくったのです。

この図式はドイツでは成功したのです。ドイツはヒトラーというヤクザ者がわめいて国民を戦争に駆り立てたのです。ドイツには当てはまりますが、我が国には当てはまりません。我が国は国のために命を捧げたのです。これが靖国神社に祀られている英霊です。

東條英機は優秀な人間です。陸軍士官学校一位、陸軍大学校主席で卒業したような人がA級戦犯になったのです。みんな真面目で勤勉で残酷なことなどしません。東條英機は何も言わなかったのです。「この裁判はチャンチャラおかしいよ」と思っていたのです。

東條英機のおかげで国民がダメになったわけではありません。朝日新聞始め、国民も「やれー!」ということになったのです。東條英機は戦犯ではありません。お孫さんの東條由布子さんがそのことを言っていたのです。

戦争が決まった瞬間に「これでこの国は終わった」と泣いていたのです。何故、東條英機が悪人なのでしょう。スケールが大きいか小さいかはあります。「国民が何を食べているのかゴミ箱を見た」という話もあります。それも国民に対する愛情の現れです。天皇陛下のご信認は物凄く厚かったのです。

靖国神社にお祀りするということは、我が国を守ってくれた神なのです。神に対して感謝していかなければ靖国参拝は意味がありません。御念仏を唱えて「南無阿弥陀仏」と言っている人もいます。とんでもありません。歴史を知らないところからきているのです。

松平宮司は偉かったのです。遺族会が「A級戦犯が祀られたら我々は靖国神社に行けないではないか。分祀してくれ」と怒ったのです。すると松平宮司は「一旦合祀したものは、分祀はできない」と言ったのです。マンガみたいな話ですが、本当にそのように言ったのです。総理大臣が言ってもダメなのです。立派な人です。

松平永芳さんは「徳川家康はこうであったろう」と言われている人です。徳川家の末裔です。松平春嶽の孫です。

もっと歴史を勉強してください。歴史は相手があってできるのです。憲法9条は交戦権もありません。周りの国が日本を滅ぼそうと思ったらどうするのでしょう。北朝鮮も中国もロシアも「日本を滅ぼそう」と思っています。

その時に交戦権がなくて武器を持たないでどうするのでしょう。虐殺されるのを待つのでしょうか? 中国ではチベットの坊さんを何百万人殺しています。今度はミャンマーに目をつけてやろうとしているのです。シナ人は虐殺するのです。坊さんは武器を持ちません。人類の歴史を見ても武器を持たければ虐殺されるのです。

憲法9条はそれから見てもおかしいのです。「平和を愛する諸国民を信頼して」「陸海空軍を保持しない」と言ってもダメなのです。どうしても直さなければいけません。この憲法はGHQが与えたのです。日本人を再び立ち直らせないように弱い頭にして、戦わせないように考えられた憲法です。

日本軍の強さはアメリカ軍の骨身に染みたのです。日本人は強いのです。何故、強いのかというと歴史があるからです。歴史が無かったら「助けてくれ、捕虜になります」といい、負けてしまいます。

硫黄島では2万人が死んでいますが、それ以上の死傷者をアメリカ軍は出しているのです。洞窟の中にいて、すごい戦いをしたのです。日本軍の強さにアメリカ軍は参ってしまったのです。

硫黄島は何もない島です。何も無い洞窟に籠って、アメリカ軍に2万人以上死傷者を出したのですから、すごかったのです。アメリカ人は日本軍が恐ろしくて震えてしまったのです。

だからGHQは徹底的に日本人を弱くすることを考えたのです。戦後はだんだんそれが成功して、日本人は豊かになると同時に魂を失ってしまったのです。魂とは祖国という考え方です。青山繁晴参議院議員は「僕らの祖国」と言っています。その考えがないのです。祖国などと誰も思っていません。祖国と言えば天皇が出てきます。天皇も「先の大戦で多大な迷惑をかけました」などと言ってはいけないのです。

黙っていればよいのです。
どうしても日本人の魂を呼び戻さなければいけません。魂を呼び戻すとは、具体的に祖国を教えることです。みんなの心の中に「愛する祖国」という言葉が入ったならば、この運動は成功です。日本人に共通する祖国です。みんな何も知らないのです。祖国のことを学びましょう。

野中・古賀という元大物政治家でも何も知りません。「あの戦争は悪かったのだ。再び戦争はしてはいけない」と言っていましたが、戦争は仕掛けられるのです。この二人にはガックリしました。いい年になっているのですが、政治家は歴史を知りません。歴史を知らないほうが政治家として務まります。

この2人は多額のODAの専門家ですからだいぶ、懐に入れてきたのではないでしょうか? 「日本が悪かった」と言いながら、多額のODAのバックマージンを受け取っていたのではないでしょうか? 

ODAのバックマージンは、10%だと朝堂院大覚先生が言っています。もらっていたとしたら、この連中は相当の悪党です。

徒然日記

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