「ハニートラップ」

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スパイと言うと、我々日本人はなんとなくのイメージとして、決して表舞台には立たず、裏で様々な工作をする人、といったイメージを持っています。

おそらく『007』や、黒服を着た忍者の影響でしょうが、実は世界における大物スパイというのは、堂々と顔を出し、社会的にも大きな影響力を持ち、それこそテレビにも年中登場します。

そもそもスパイというのは、異国にあって影響力を持ち、母国に利益をもたらす存在です。影響力がなければ、スパイとしての能力が問われます。

特亜三国では、特に女性スパイが活躍が目立ちます。
三国は反日国です。
ですから彼女たちの活躍は、そのまま日本の不利益に繋がる活躍となります。

そして先進諸国では、女性の人権を守る思想がありますから、男性は女性問題が起きることを避けようとします。
その分、女性からの積極的なアプローチに弱いし、男性は関係を持った女性の前では子供のようになる習性があります。
女性スパイが活躍する由縁(ゆえん)です。

少し古い産経新聞の記事をまずご紹介します。
お読みになられた方も多いかもしれません。
ただ、それ以上の脅威の実態についてを、後半で書かせていただきます。

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中国「ハニー・トラップ」はイスラム国より脅威
英MI6が警告、美しすぎるスパイの危険度

産経WEST 2016.1.7

英国の諜報機関「MI6」が、
<中国の女性スパイによる「ハニー・トラップ」は
過激組織「イスラム国」(IS)よりも国家安全保障にとって重大な脅威だ>
という報告をキャメロン首相に提出した。

英メディアによると、
中国の女性スパイは政府の役人やMI6の工作員に色仕掛けで近づき、
機密や重要な情報を奪い取っているという。

しかし、英国は経済優先のため中国への傾斜を著しく強めており、当のキャメロン氏も中英関係を「黄金期」と高く評価している。
警鐘を鳴らす報告も“お蔵入り”になってしまうのか。

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何百人も”育成”
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ハニー・トラップ(甘い罠)は、女性スパイが狙った男性を誘惑し、性的な関係を利用して、男性を懐柔、もしくは脅迫して機密情報を聞き出す諜報活動のことを言う。

英紙デイリー・スター日曜版によると、このハニー・トラップは
中国にとってサイバー攻撃と並んで、機密情報を奪い取るための重要な手段となっている。

このため、MI6は
「中国のスパイは諜報機関の関係者とその家族を狙うだけでなく、安全保障分野や諜報機関以外の元政府関係者にも積極的に接近するようになっている」と分析しているという。

その“触手”はさまざまな分野に伸びており、英紙ミラーによると、特にターゲットになっているのは中国本土や香港を訪問し、現地でビジネスなどにかかわっている元政府関係者だという。
中国はえりすぐりの美しい女性を何百人も“育成”しており、元政府関係者らを誘惑。相手が誘惑にのってこない場合には、別の罠を仕掛けて脅すという。

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対策マニュアルも
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ブラウン英首相が2008年1月に訪中し上海に立ち寄った際、ブラウン氏の随行員がディスコに出かけ、その中の1人が魅力的な中国人女性と出会った。随行員は中国人女性と一緒にディスコを後にしたが、その随行員は翌日、携帯電話がなくなったことを報告したという。

ブラウン氏サイドは携帯電話の紛失を認めたものの、携帯電話の紛失が国家の安全に影響するようなことはないとのコメントを出した。
しかし、当時の英国では「これはハニー・トラップの典型的な例だ」
とささやかれた。

また、英紙タイムズ(電子版)が14年11月に報じたところによると、
英国防省が諜報機関の上級職員向けに、中国のハニー・トラップ対策マニュアルを策定した。

マニュアルは中国のハニー・トラップに関して「手法は巧妙かつ長期的。
中国人諜報員は食事と酒の有効性を知り尽くしている」とした上で、
「中国の情報に対する貪欲さは広範囲かつ無差別だ」と分析している。

また、「中国には諜報員が存在するが、
彼らは国の諜報機関の命令によって動く
中国人学生、ビジネスマン、企業スタッフの裏に隠れている」
と指摘している。

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ビジネスマンも標的
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英紙サンデー・タイムズが14年6月に伝えたところでは、
中国での英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の汚職疑惑に絡んで、同社の中国責任者が自宅で中国人ガールフレンドとセックスしているところを隠し撮りされ、その動画がGSK役員らに送りつけられていたことが分かった。

中国のハニー・トラップの標的になるのは、もはや政府や諜報機関の関係者にとどまっていない。

もちろん、中国人女性スパイの“活躍”は英国だけではない。
共同通信が13年3月に伝えたところによると、米軍の最高レベルの機密情報にアクセスできる立場にあった元陸軍将校が、国際会議で出会った女性と11年6月から恋愛関係となり、戦略核兵器の配備計画や弾道ミサイルの探知能力、環太平洋地域の早期警戒レーダーの配備計画といった米軍の機密情報を伝えたという。

この元陸軍将校は国防機密漏洩の罪などで逮捕、刑事訴追された。

MI6と並ぶ英国の諜報機関「MI5」がまとめたリポートによると、
中国の諜報機関は性的な関係や不法行為などの弱みにつけ込んで協力関係を構築しようとする。

また、北京や上海など大都市にあるホテルの部屋は盗聴されており、利用客がホテルの部屋を出るまで監視されていると警告している。
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上の記事とは別に、今年(2017年)4月、支那の環球時報が、「日本の雑誌がまた作り話を始めた」という見出しで、

<日本国内の週刊誌が「日本国内に5万人の中国人スパイがいる」との記事を掲載した>と報じました。

環境時報は、その日本の週刊誌が、「日本には反スパイ法がないため先進国で最も諜報活動がしやすい国になっている。
中国のスパイは3万人とも5万人とも言われていて、留学生、社員、文化人、飲食店や風俗店員などに扮して巨大なネットワークを形成し、特に自衛隊基地周辺には大量の女性スパイが潜伏し中国人スパイに誘惑された国会議員も数多い」という記事を掲載したことを紹介し、
「このような『スパイの脅威』を煽り立てる行為は、日本においてかなりのマーケットが存在する」と伝えました。

さらに中国社会科学院日本研究所の盧昊(ルー・ハオ)氏は「まず、記事が掲載されたのはゴシップ系週刊誌であることで、その信ぴょう性が下がる。多くの在日中国人がスパイであるという話は全く根拠に欠けるものだ」と指摘。

「日本のメディアが中国人スパイ論を煽り立てる行為は、日本の保守勢力や極右勢力が世論に介入する手段としての要素が大きい」と分析。
「中国との競争や対抗に関するオピニオンは、その真偽にかかわらず、彼らにとって格好の素材。日中間におけるこの手の雑音がここ数年ますます大きくなっているのは、

両国の経済力が逆転したことで、
日本における対中認識のネガティブ化が起きているからだ」
と論じている。
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さてさて、「日中間におけるこの手の雑音がここ数年ますます大きくなっているのは、両国の経済力が逆転したことで、日本における対中認識のネガティブ化が起きている」とは、図々しくもよく言ったものだと思います。なるほど中共のGDPは、いまや米国についで世界第2位となりました。日本は、3位(2016年)です。

ところが日本の12倍の人口を抱える中共のGDP(国内総生産)は、11.2兆円です。
日本は4.9兆円。
つまり中共のGDPの総額は、日本の2.4倍しかありません。

要するに国家としての中共のGDPはなるほど急成長を遂げたとはいえ、ひとりあたりGDPは、世界74位。
しかも日本の首都東京のGDPは、いまも世界第一位です。

爆買いをして見栄を張っても、それは中共の富が偏在していることを世界に示しただけで、その程度のことが「日中の経済力が逆転した」とか、
「日本国内の対中認識のネガティブ化を起こしている」ということはありません。

むしろ、ほとんどの日本人は、政治に何の関心もない人たちでさえ、支那製の工業製品が、いまだ粗悪品でしかないものであることを誰もが知っています。

その意味で、盧昊(ルー・ハオ)氏の論説は、まるで見当違いです。

ちなみに、最近のメディアの傾向として、盧昊と書いて「ルーハオ」と読ませたり、朴槿恵と書いて「パククネ」と読ませたり、あるいは文在寅と書いて(ムンジェイン)と読まれたりしていますが、馬鹿げたことです。

盧昊は、「ろこう」だし、朴槿恵は「ぼくむくえ」だし、文在寅は「ぶんざいこ」です。

そもそも漢字は表意文字だから、それぞれの国の言葉で好きに発音して良いというのが原則です。

だいたい、たとえばディレクターというジャパニーズ・エングリッシュがありますが、Directorは、米国人が発音すれば、ドレクターに聞こえますし、そもそも日本人がどれだけ現地語を学んだとしても、現地の人と同じレベルで発音をすることは、まず不可能です。

そもそも同じ日本語でも、関西人が東京に出てきて40〜50年経っても、関西なまりは抜けないし、同様に関東人がいくら関西弁を真似ても、関西の人にはすぐに、地元人ではないとわかります。

発音というのは、それほどまでに各地で特徴があるのです。
ですから、表意文字である漢字で書いてあれば、日本人は日本語で読めば良いのです。

と、思わず話が脱線しましたが、支那の女スパイといえば、戦前、日本の悪口を言いまくったのは、宋三姉妹の三女の宋美麗(そうびれい)です。

毛沢東がなぜスターリンのお気に入りになれたのか。それは、宋三姉妹の次女の宋慶齢(そうけいれい)の働きです。

さらに戦後、米中関係では、ケネディ大統領の時代からビル・クリントン大統領の時代までの8代の大統領の顧問になっていたのが、中共のスパイとして有名な陳香梅(ちんこうばい)、米国名アンナ・シュノールトです。

シュノールトと聞けば、ピンと来る方も多かと思います。
日米開戦の4年も前の昭和12年、盧溝橋事件の少し前に米国から支那に渡った米国陸軍航空隊の大尉で、国民党空軍の訓練教官となった、クレア・L・シェンノートです。

彼は、国民党空軍の航空参謀長大佐として、当時、月給1000ドルという破格の高級で雇われました。
これは、いまの日本円に換算したら、月給1200万円、年俸1億4千万円です。

シェンノートは、ルーズベルト大統領の支援を得て、支那国内に、米国人で編成し、米国の飛行機を飛ばす航空隊「フライングタイガース(支那名:飛虎)」を編成します。

この「フライングタイガース」は、真珠湾攻撃の半年前の昭和16年年7月18日付けのルーズベルト大統領による命令で、350機の戦闘機と150機の長距離爆撃機によって、東京、京都、大阪、神戸を空爆する計画でした。

もっともこの計画は欧州戦線が急迫したために、大型爆撃機の手配が間に合わず、結果として実現はしませんでしたが、戦闘機の供与は実施され、日米開戦後に、フライング・タイガースは、日本陸軍の航空隊との戦闘を行うのですが、散々に日本に打ち負かされて、昭和17年7月に解散に至っています。

戦後、そんな史実はない、とする論説がさかんに宣伝されましたが、1991年(平成3)米国務省が支那戦線の義勇軍の名目だったフライング・タイガースの生存者100名を退役軍人と認定したことにより、実在が証明され、またこれに伴って、ルーズベルトの命令書が公開されたりもしています。

そのシュノールトの妻になったのが、陳香梅(ちんこうばい)、米国名アンナ・シュノールトで、この女性が実は、ずっと戦後の米中関係をつないできました。

では、現在ではどうなのかというと、トランプ大統領の娘のイヴァンカさんとたいへんに親しいのが支那人スパイと名高いウェンディ・マードックです。

ウェンディ・マードックは世界が注目するトップ・スバイで、2013年に「米メディア王」ルパート・マードック氏と離婚。
1999年の結婚のときは、彼女は「中国のシンデレラ」のシンデレラともてはやされてもいました。

そしていまは、トランプ氏に最も近い中国人女スパイとなっているわけです。

以上の話は、先日行われた美し国 なでしこオピニオンの会 発足記念会での河添恵子さんのお話をもとに書かせていただきました。

男は、建前で動く生き物ですので、大人の男同士というのは、使命や責任や利益が常に会話の根底にあります。
従って、責任ある男同士の会話は、それが機密事項であれば、「機密である」のひとことで終わります。

ところが、ピロートーク(pillow talk)といって、男女が枕を共にしながら交わす会話には、思わぬスキが生じ、機密事項が簡単に女性に洩れてしまうということは、よくあります。

言うべきこと、言ってはならないことの制限の中で生きる男性は、男同士なら絶対に洩らさないことも、枕をともにしている女性には洩らしてしまうといいます。
そしてそうして収集された情報が、いわゆる情報戦争の中においては、機密の洩れとなっていくわけです。

さらにいえば、先進国の名前の通った男性高官であれば、女性問題は社会的地位の命取りになりかねない事柄です。

それだけに、関係することに完璧に秘密の保てる女性は、ある意味、極めて貴重な存在となります。

これは別なある筋から聞いた話ですが、支那人の女性スパイ・ネットワークは、スパイとなった女性たちにとっても飴と鞭の世界です。

言うことを聞いて必要な男性とのセックスにさえ応じて情報を集めるなら、あらゆる贅沢な経済的利益が保証されます。

しかし情報を洩らす危険を上層部に察知されたり、あるいは言うことを聞かなかったりした場合は、支那伝統の拷問と死刑が待っていて、実際に彼女たちは、それを見せられる。

こうした支那人女性スパイが、いまやホワイトハウスから米議会周辺にごまんといるのだそうです。

そしてそうしたスパイたちが、いわゆるロビイストと一体化して、広範なスパイ活動を展開する。

そのなかには、ハリウッド映画へのスポンサーとなって、支那人女性を良い役に付けさせることで、支那人への印象を良いものにしたり、あるいは戦前戦中の日本軍の仕打ちが非道であったということを印象づけるといった活動も含まれていて、それらに莫大な工作資金が使われているといいます。

あるハリウッドの映画関係者によれば、自分たちは実際には日本人のほうがはるかに優しいし、日本人は断じて非道を行うような人たちではないということを、現実の経験で知っているけれど、映画作りは資金つくりであることから、スポンサーの意向は無視できない・・・のだと話していました。

日本人は、正しい振る舞いをしていれば、神仏がしっかりとそれを見守ってくれているのだから、必ずいつかは、誤解も解け、皆がわかってくれるものなのだと考えます。

ところが、中共は(これは半島も同じですが)、事実はつくるものだ、と考えます。

要するに、実際には何の効き目もない食べ物であっても、これを「よく効く薬だ」と宣伝して売って儲けてしまえば勝ちだというのが、彼らの理論です。

騙す人と騙される人がいれば、日本人は騙す人が悪いと考えますが、彼らにとっては、騙される方が悪いのです。

彼らの工作資金は、前麻生内閣、現安倍内閣の時代以外は、ほとんど無尽蔵なものでした。

なぜなら、その資金は、ちょっと脅せば日本政府がドル建てでいくらでも出してくれたし、政府高官や議員やその秘書の中にも、大量のスパイが紛れ込んで工作活動をしているわけです。

資金提供に反対だといえば、下半身問題で叩かれる。
何も知らない多くの日本人は、叩かれている人には、叩かれるだけの理由があったのだろうと、深くも考えずに、そうした真実を語ろうとする人の貶め工作に簡単に乗ってしまっていたのも現実のことでした。

ちなみに民主党内閣の時代は、国会両院の議員会館のビル清掃は支那人のおばちゃんたちが行っていました。

彼女たちは、誰もいない深夜や休日の議員会館の各議員の部屋に掃除のために入って、部屋の隅々までの掃除をしていました。

自民党内閣に戻って、すぐにそれは撤廃されましたが、いま、日本の民間企業で、入退室に際しても個人認証が行われるくらいセキュリティが言われる時代にありながら、我が国の中枢機関には、そのようなセキュリティがほとんどない。

やろうとすると、予算の関係で云々と水をさされて、なかなか推進できていないのが現状です。
果たしてこれで良いのか、日本人は、もう少し利口にならなければならないと思います。

それともうひとつ。

ある海上自衛隊の基地のある街のことです。
この街では、ある市長によって、いまから20年ほど前に、女性ホステスが応対する風俗営業が一切禁止となりました。

条例で禁止ですから、営業すれば当然警察の取り調べが入ります。
こうしてその街では、完全かつ完璧に風俗の営業が(何故かパチンコは除く)姿を消しました。

ところが、代わってその街には、支那人女性たちが喫茶店や、カラオケ店、物品販売業のお店などに大量に進出しました。
当然、オフの日に上陸する若い現職の自衛官との接点も多くなり、なかには結婚する自衛官も誕生しました。

国境を越えて愛し合っての結婚は、祝福すべきものだと思います。
その全てがスパイとは言いません。
しかし、風俗営業の禁止から、外国人女性の大量進出までが、あらかじめ絵を書いてなされた謀略であり、工作であったとしたら、日本は、あまりに守備が弱すぎるといえるのではないでしょうか。

昨日の記事に、ある方がFacebookで、次のようなコメントをしてくださいました。
「日本の自己免疫が機能しない。例えば、人体に敵バクテリアが入れば、それを攻撃するのが自然なのに、反対に敵を間違えて自分を攻撃破壊してしまう。」

それが人体ならばガン細胞になり、それが増殖すれば最後には出血を伴う外科手術に頼らなければならなくなります。
手遅れなら死に至ります。

そしてそのような恐怖は、いかにも恐ろしげな顔をしてやってくることはありません。

魅惑的な笑顔と、モデルのような美しさ、誠実そうな雰囲気でやってきます。だから恐怖なのです。

古事記では、このような存在が現実にあるということを、探女(さぐめ)や、「妖」という字で明確に存在を位置づけています。

女スパイによる外患への注意が、なんと1300年前の古事記に書いてある。

戦後の日本が神話を失ったことが、どれだけ大きな痛手であったのかが、あらためて思い知らされます。

ねずさん

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