「北朝鮮と原爆 」

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昭和19年、理研工業が仁科博士の下で原爆を開発しだしました。そして、ほぼ完成しました。それをお聞きになった昭和天皇は、「なんということをやるのか。そんなものをもし日本が造って大量破壊兵器を使ったならば、人類史の恥として後々まで言われるであろう。従って原爆の研究を止めなさい!」という御命令を陛下が下したのです。原爆はほぼ完成していたのですが、仁科博士は原爆の製造を断念したのです。

しかし、軍部に言わせると、「そんなことを言っても敵はどんな兵器をもっているか、わからないし、原爆は完成させなければいけない」と思い、北朝鮮に現場を移したのです。北朝鮮は鉱物資源が豊富にあり、ウランも豊富に取れます。モリブデンや様々な鉱物が採れるのです。鴨緑江に東洋一のダムを造ったのは日本です。電力が豊富にあるのです。

この巨大な電力とウランで「原爆は北朝鮮でできる」と考えて秘密チームが造られたのです。天皇陛下が原爆の製造を中止させたので、本国では原爆は造れません。軍部は「どうしても原爆を造る!」と考えて造ったのが、北朝鮮の原爆の元になっているのです。

誰が指導したのかというと、畑中理(おさむ)さんです。畑中理さんは陸軍中野学校出身で、終戦の前から北朝鮮に入り込んでいたのです。自分は「抗日パルチザンである」と言っていたのです。

日本に対する戦いを挑んだ抗日パルチザンの闘志だったのです。朝鮮名は金策(キムサク)です。皆は朝鮮人だと思っていたのです。

ソ連の朝鮮軍から来た金日成は6人いたのですが、その中で物に成りそうなやつを選んだのです。畑中理さんと金日成は年齢が10歳離れています。畑中理さんの方が10歳年上です。だから畑中理さんは北朝鮮の指導的な立場にいたのです。

最高指導者を金日成にしたけれども、実際の指導者は金策(キムテク)です。ほとんど実験を握っていたのです。その証拠に金策市、金策製鉄所(旧日本製鐵清津製鉄所から改名)、金策工業総合大学、金策軍官学校、金策航空大学、金策号が今でもあります。

至ところに金策さんの事績が残されています。今でも金策将軍は偉大な人として称えられているのです。最後まで日本人であることを明かしていません。この時に、陸軍中野学校出身者が大勢北朝鮮に集合したのです。それから満鉄の職員と関東軍の一部が集まり、「ここに第二の大日本帝国を造ろう」と決意したのです。

日本は原爆で負けたのです。「必ず原爆を開発しなければいけない。何が何でも原爆を開発する!」という決意で、その時から原爆を造っていたのです。仁科博士の基礎研究があったので、とっくの昔に原爆は開発されていたのです。

そうでなければ、今頃急に「50発持っている」などと言えるはずがありません。もう原爆は持っていたのです。

日本はアメリカの原爆でやられました。従って原爆を造らない限り生き延びることはできません。「1発でもいいから撃ち込んでやる!」という、畑中理の執念が今の北朝鮮の原爆です。これに気が付いている人はいません。

何故、金正恩が原爆にしがみついているのでしょう。それは、畑中理さんの怨念です。アメリカは日本に原爆を落としたという因縁により、一番原爆を恐れているのです。「どんな悲惨なことになるのか」ということは、彼らが一番よく知っているのです。

「原爆だけは落とさせないぞ!」とアメリカは思っているのです。ところが北朝鮮は、ひしひしとアメリカに迫ってきているのです。戦争になった場合、1発でもニューヨークに原爆が落ちたら、何百万人も死んでしまいます。これは恐ろしいことです。日本に原爆を落としたという因縁によって、今アメリカは苦しんでいるのです。

何と言われても北朝鮮は原爆を造ってきたのです。ウソをつきながら、何と言われても執念で原爆を造ったのです。これは畑中理さんの執念が実ったと思ってよいのです。畑中理さんは大日本帝国の軍人です。

このように考えたときに、北朝鮮問題の本質がスパッとわかってくると思います。アメリカはどうしようもありません。あんな大掛かりな空母2艦を浮かべて、手を振り下ろせないのです。アメリカが北朝鮮に先制攻撃をしたら、世界の物笑いの種です。

「遂にアメリカはやった。無傷のところに原爆をまた落としたのだ!3度目の原爆をアメリカは使ったのだ。恐ろしい国だ」と言われてしまいます。そうかと言って、原爆を使わないと決着がつきません。

だから、どうしてもアメリカは原爆を使いたくないのです。だから、バンカーバスターを持ってきているのです。ただし、金正恩が先に原爆の引き金を引いてくれれば、世界もアメリカが原爆を使うことを許すでしょう。

「先に引き金を引いたのですから、やむを得ないな」と思うでしょう。僕は「アメリカは西部劇の世界」(4月13日)で書きましたが、アメリカは「抜け、抜いてみろ、小僧!」と言います。「なんだ、ジジイ、お前こそ抜け!」という構造です。そのにらみ合いが続いているということです。

一瞬にして勝負をつけるのは先制攻撃です。それをやったら北朝鮮は、終わりですからできません。

要するに北朝鮮がアメリカに先制攻撃をすることは、100%無いと思ってよいのです。あんな巨大な空母を見せつけられて、1つの潜水艦には、150発の巡航ミサイルを積んでいるのです。どう考えてもアメリカに先制攻撃をするということは、考えられません。

アメリカがやられた場合には、報復として北朝鮮を攻撃するでしょう。しかし、アメリカも先制攻撃はできないのです。これが弱いところです。気が狂って金正恩が引き金を引いてくれれば「やりやがったな!」と言って、ドーンと攻撃ができますが、金正恩もブルッてそれはできません。

これが今の情勢です。膠着状態が続きます。どちらがしびれをきらせるかです。北朝鮮がやけになって、「やっちまえ!」とは言わないでしょう。

やるならば、アメリカが先でしょう。するとアメリカの評判が悪くなります。国連でも立場が悪くなります。北朝鮮はまだ何も使っていません。水爆を使ったから成敗したという話ではありません。現状では、北朝鮮は何も使っていないのです。誰も殺していません。

そこでアメリカが無理矢理先制攻撃をしたら、国連での立場も悪くなり、アメリカの崩壊の始まりになるでしょう。このような状況です。アメリカが原爆の恐怖に怯えているのは、畑中理さんの怨念です。そのことを皆さんも知る必要があります。

徒然日記

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