「最悪な輩」

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審議拒否が不評だったので審議には出てるが・・・

民進党(偽)が民主党と名乗っていた頃から非常に良く使っていた手法に
「法案について個別の具体的な例を事前通告無しで質問」
というものがありましたが、野党に転落してからはこれに合わせて
「個別の事案を通告無しで質問するために専門の担当者を呼ばせない」
という事が特にひどくなりました。

民主党政権になる以前もよく使っていた手ではあるのですが、
マスゴミが都合の悪い部分を全て切り取って

「こんなことも答えられない自民の大臣は今すぐ辞めろ」

と、ニュースで煽りました。

そのため民進党(偽)はこれが最も有効で優れた国会戦術であると考えて、
特に第二次安倍内閣になってからは毎回のように使ってきました。

また、わざと担当大臣などを出席させずに総理だけを出席させ、
個別の事案について事前通告無しで質問するということも繰り返されてきました。

そのたびに安倍総理は
「ですから、そうした細かい内容に関しては専門家がいるのですから、出席をさせていただければ済む話なんです。」

等々、専門ではない総理大臣に通告無しの質問をしたところで
法案審議になんのプラスにもならないのですが、
これで総理が迂闊な回答をしたら、
直後に専門家を議員宿舎に呼びつける等して同じ質問をして
違う回答をするという言質を取って大騒ぎするのです。

テロ等準備罪について、民進党(偽)の質問はこのブログでも少し取り上げてきましたが、
いわゆる個別の事例ばかりを質問しています。

こういうものこそ担当官を呼んで回答させれば一発で解決する話ですし、
事前通告や質問主意書で予め確認しておけば
正確な回答が得られるので時間の無駄を省けます。

しかしながら、民進党(偽)としては揚げ足を取ることだけを考えているため、個別の事例を細かく質問しまくるのに、必ず専門家の出席を拒否してきました。

事前通告無しで質問して、迂闊な答弁をしようものなら「失格だ!辞任しろ」と攻撃する事が目的だからです。

今回、テロ等準備罪の審議に際して刑事局長の出席を民進党(偽)が党を挙げて阻止しようとしているのを与党や他の野党の賛成多数で出席が決まったのですが、民進党(偽)は全会一致ではないから強行採決だとテレビカメラの前で<丶`Д´>アイゴー芝居しています。

そしてニュースを名乗る反日専門バラエティ番組のニュース23では賛成多数で出席者を決めた前例は無いなどという解説を付けて与党が数でゴリ押ししたという印象を与えようとしていました。

ちなみに全会一致の慣例を無視して多数決で強引に決定するという事をし始めたのは民主党です。

2007年の参議院選挙で勝って以降、民主党が繰り返し賛成多数で押し切って審議時間や証人喚問、はては参議院本会議での採決等々を繰り返し決定してきたことをマスコミが一切報じてこなかっただけです。

参議院での委員長と議長を民主党が握っていた時には「委員長職権で自公の質問時間をゼロにします」(2013年6月轟木利治)なんてことまでやっています。

その後、轟木は2013年7月の参院選で落選、2016年の参院選も落選しました。

彼の支持母体は基幹労連です。鉄鋼や造船などは民主党政権の超円高による国内産業空洞化政策で影響をもろに受けていますし、民主党政権の進めた自然エネルギー買い取り制度による電気代の上昇などで思いっきり足を引っ張られてるのですから、組合員と言えど自分の会社を潰す方向でのみ実績を積み上げてきた民進党(偽)にはいそうですかと投票なんてしたがらないでしょう。

で、刑事局長の出席に反対した民進党(偽)の質問はというと・・・。

ガソリーヌ山尾
「(犯罪組織が)キノコとかタケノコとか山の幸を無許可で採ってもテロ対策の資金源だからぁ、共謀罪。じゃぁ、海産物、海の幸を採ったら?これは入ってないんですけども。なぜ入って無いんでしょうか?(ドヤァ)」

無許可で採ってる時点でテロ等準備罪以前に犯罪ですが?単に事例としていくつか列挙しただけであって海の幸について書いてない事をドヤ顔で指摘してどうすんでしょうか?

ガソリーヌ山尾
「無許可でゴミ収集すると、なぜそれを取り締まる事によってテロが予防できるんでしょうか?(ドヤァ)」

一時期古紙価格がかなり上がった時がありまして、資源ゴミの回収日になると回収車より前に謎のKトラが巡回してきて雑誌やら新聞やらの資源ゴミの束を根こそぎ持って行くということが問題になったことがあります。

自治体にとってはゴミ処理費用の赤字の分に気持ちだけでも古紙販売で得たお金を入れて減らしてたという実態があったため、この不法資源ゴミ回収業者なんかを取り締まったりしていました。

また、「犯罪組織が資金集めのために行われる不法行為」はテロ等準備罪の対象にできるというのが法の主旨なので山尾のいちいちドヤ顔とドヤ声でアピールするこうした質問は本筋の議論ではなくまさに枝葉の議論です。

こうした枝葉の議論はそれこそ担当官である刑事局長の説明の方が適切でしょう。
そして刑事局長が答弁しようとすると・・・山尾が途端にヤジを開始。

ガソリーヌ山尾
「局長登録してないので!局長は答えないで結構です!!」
「局長登録してません!」「私は呼んでません!」
「わ・た・し・は呼んでません!委員長が中立な判断をしていません!」
「局長は私は呼んでおりません!」
等々、とにかく刑事局長の説明答弁を遮ろうと邪魔をしつづけていました。

なお、こうした質問は前述したように事前通告無しで行われています。
山尾はわざわざテレビカメラに映させるためにパネルまで作って持ち込んでいるので、事前通告が間に合わなかったのではなく、いつも通りに通告無しの質問を使って答弁ミスを狙ったものです。

山尾は月曜日の決算委員会でも事前通告をしないで決算とは関係無いテロ等準備罪について個別具体的な重箱の隅をつつくような案件を質問していました。

他の出席者を拒否し、かつ決算の精査という目的の委員会でこのような質問だけに時間を使っている事を山尾は安倍首相にたしなめられました。

安倍首相にたしなめられた途端に山尾は
「そっちの方がうるさいんだよ!」
「器が小さいんだよ!」
と安倍首相に対してヤジっていました。

器が小さいのは山尾であることは誰の目にも明らかでしょう。

そして山尾は声を張り上げてこう叫びました。

「本来、中立を守るべき法務委員長までがっ!大事な審議のスタートから!!グルになって!数の力で!刑事局長を無理矢理呼んで!私は、本当にこんなこと、聞いたことありませんよ!どれだけっ!この法案の審議に自信が無いんですか。」

法案の審議は自信のあるなしで決まるものではありません。
法案では無くていかに揚げ足取りをするかが勝ち負けだとしか考えてないのでこういう言い方にしかならないのでしょう。

むしろ個別具体的な事例しか質問してこないのに(しかも無通告で)担当官を呼ばせないという民進党(偽)がいかに法案を審議する気がないかよくわかります。

先日、国対委員長の山井がお得意の審議拒否をまたやったら結構な数のクレームが来たし、民進党(偽)の支持率も下がったので質問で対抗するという路線に転換したようなのですが、その戦術が「(通告しないで)枝葉の質問をして揚げ足取りだけを狙う」なのですから本当に税金の無駄です。

挙げ句に安倍首相の答弁中は都合の悪い答弁をさせないように自分が最初から決めつけた方向へ答弁するように安倍首相の発言にひたすらヤジを被せ続けて答弁妨害を続けていました。

愛知県は民進党(偽)の強力な基盤というだけでも恥ずかしいのに、
ガソリンの無駄なんでこんなのを国会に送り込まないでください。

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