「感謝」

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有名な小噺ですが、
「タイガー・ウッズが帽子をかぶって得るスポンサー料は、一日当たり5万5000ドル。その帽子を作る工場労働者の年収の38年分」
という話があります。

同様に、
世界で3人に1人は戦時下に暮らし、世界の人口の70%以上は電話を使ったことがなく、世界の5人に1人は1日100円未満で生活しています。

だから、グローバル化を言う人達に聞きたいのです。
「世界は豊かになったのですか?」と。

世界標準というのなら、世界の家計の年間所得は、日本円で60万円未満です。日本人は、グローバル化によって、日本人の平均世帯所得を、年間同額にしたいのでしょうか。

いくら言葉を飾ろうが、金(Money)を価値観の中心に起き、グローバル化を推進するということは、実はそういうことなのです。

ところで先日、おもしろい体験をしました。

ある懇親会にお呼ばれをして伺わせていただいたのですが、
そこに集まったメンバーというのが、お名前はあげられませんが、すごい人たちばかりだったのです。

詳しいことは申せませんが、いわゆる大物・実力者の方々です。
数名での会食会だったのですが、そこでふと気が付きました。

人は生きているのではなく、何者かによって(それはおそらく神々なのですが)生かされているとするならば、ここに集まられたみなさまは、それぞれ、神々から祝福を与えられた方々なのだと思ったのです。

それは、現代社会における経済的な成功や、社会的地位の確立、世界的霊能力者から直接に霊力を与えられた人、日本とある国の国交の立役者とならんとされている方等々、それは素晴らしい人達でした。

どうしてそのような素晴らしい、そしてすごい人達と、自分がご一緒させていただけているのかと、不思議に思いました。
そして気が付きました。
もしかしたら、自分も神々から祝福をいただけたのかもしれないと。

自分の場合は、経済的成功ではありません。
けれど、千年以上にわたって、誰も読み解くことができなかった百人一首や古事記の真実の意味を、自分は神々から教えていただいた。それって、すごいことなのだと感じます。

あくまで自分が、そのように感じていることなのですから、感じることについて、人からとやかく言われることはありません。

もちろん、そこで慢心したら終わりです。
どこまでも謙虚に、これからもまだまだ学んでいかなければならない。
古事記や百人一首を通じて、本当の日本の素晴らしさや、日本の神々のすごさを、これからもっともっと拡散していかなければなりません。
ですから、まだまだ努力が必要です。
これからも、もっともっと多くの学びを得ていく努力をしていきたいと思います。

ただ、誰しもがそうですが、いろいろな経験をさせていただき、悔しい思いや悲しい思いをたくさんしてきながら、日々の研鑽を続けるわけです。
成功するかどうかは、その結果であるといわれますが、けれど、そこに神々からの祝福がなければ、成功とはいえないのではないかと思うのです。

そしてその場においでになられた方々は、明らかに神々から大きな祝福を得られた方々であると感じました。
そのような場に、どうして自分がいるのか。
とても不思議に感じました。

古事記の本にも書かせていただきましたが、この世に人のものなど、なにひとつありません。

すべては神々が造られたものを、人が生活を豊かにするために、加工したり、学ばせていただいたりしています。モノ作りもそうですし、商売もそうです。学問も、その根幹を探れば、神々の知恵を学ばせていただくということです。

いまの世の中で「成功する」ということは、経済的な成功を意味します。
その意味では、私は成功者とはほど遠いところにいます。
けれど、成功者という人たちが、その神々の造られたものを上手に加工し、神々のおおいなる祝福を得た人たちと規定するならば、一昨年の百人一首や、古事記は、ほんとうにすごい世界を私は誰よりも早く垣間見させていただいたことになります。

それって、神々からの何らかのメッセージがなければ、決してできることではなかったと思っています。

自分には、到底、古事記や百人一首の読み解きの実力などないと思えるからです。
にもかかわらず、それを本にできたということは、それは、神々から教えていただけたからなのだと思います。
そうでなければ、できないことです。
そしてそれは、とてもありがたいことです。

繰り返しますが、だから俺は凄いんだとかというのではありません。

これは聞いた話ですが、「俺は成功した」などと思いあがったら、その瞬間に神々は離れていかれるのだそうです。

ですから、どこまでも謙虚に、どこまでも学ばせていただくという姿勢、あるいは多くの人の役に立ちたいと思う志、そうした姿勢を貫けるかどうかが大事なことです。

短い人生の中で、私たちは様々な経験をします。
それはとてもつらいことであったり、悲しいことであったり、あるいはうれしいことであったりします。

そういう様々な経験を通じて、自らの魂を鍛えていくことが、この世に生まれてくることの意味なのだというのが、古くからの日本人の考え方です。

自分は、まだまだ勉強不足、実力不足です。
これからもまだまだ努力を重ねていかなければなりません。
その意味では、まだまだ発展途上です。

ですが、神々にほんのわずかながら、ご恩返しができたのかもしれません。
そして、このことは、これからもっともっと、日本人が目覚めるための努力を重ねていくようにという神々からのメッセージなのだと感じました。

生きさせていただいて感謝です。
ありがとうございますという気持ちを、これからも大事にしていきたいと思います。

ねずさん

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