「自爆」

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国会で民進党が自爆を続けています。

相も変わらず、「森友学園」の土地取得問題の追及にもならない追及を民進党が行っています。

2月27日、衆院予算委員会で、民進党の福島伸享議員が、小学校のホームページから明恵夫人の挨拶文が削除されたことに関し「怪しげといわざるを得ない」と指摘、安倍総理との特別な関係がないかとねちっこく質問していました。

まぁ、その質問もしっかりした裏付けを元に、ロジカルに積み上げて追及していくものであれば、まだ分かるのですけれども、福島議員のそれは、推論に次ぐ推論のオンパレードで微塵も追及になっていませんでした。

例えば次の様なやりとりがありました。

福島議員「安倍総理夫人は、森友学園からいくら貰ってたんですか!」
安倍総理「名誉校長就任でゼロ円。講演会でゼロ円。合計でゼロ円です」
福島議員「その答えで、安倍総理は本質的に怪しいと感じました! 国民1万人に聞いたら1万人が怪しいと思うでしょう! 怪しくないと証明したいなら、総理が森友学園を訴えればよろしい!」

普通、追及するのであれば、何も貰っていないという答えにすかさず、領収書なり、受け取り明細などを出して、ここに証拠がある、と突き付けるのが筋です。それが何にもなくて「その答えで、怪しいと感じました」って、なんのコントなのでしょう。誰も貴方の感想など聞いてない。国民一万人が怪しいと思う筈だなどと勝手に一緒にしないでいただきたいですね。

「俺の仮説を聞け、認めろ!」と何万遍も喋ったところで、只の感想を垂れ流すだけでは、軽くあしらわれるだけです。

しかも、福島議員は、怪しくないと証明したいなら、森友学園を訴えろ、と言ったのですけれども、これに対して安倍総理は、国民の為に働くべき総理が私事で時間を浪費するのは慎むべきだ、と実に"公人"であることを自覚した答弁をしています。そして更に、菅直人氏から名誉毀損で損害賠償を求められた訴訟を挙げ、「正気の沙汰か」とバッサリ斬って捨てています。当然ですね。

ただ逆にいえば、この手、つまりあることないことで総理を訴えまくれば、国家運営をストップさせてしまうことが出来かねないという意味では、危惧を覚えました。

民進党がそこまで常識のない政党だとは考えたくないですけれども、自己防衛の為には、彼らの非常識振りを都度指摘して牽制すべきかもしれませんね。

それ以前に、民進党は自分達の言動がどう世間に映っているか振り返った方がいいですね。渦中の「森友学園」は児童虐待や産廃土埋め戻しを巡る国会議員の発言や報道につて事実ではないと法的手段を含めて対応を検討中だと発表しています。国会議員というのは勿論、この問題を取り上げた民進党の議員のことです。

森友学園に訴えられたらどうする積りなんでしょうか。

はっきり言って、安倍総理の足を引っ張るが為だけの質疑になっているように思えてなりません。

直近の世論調査の支持率でも民進党は下がっています。流石に此処まで酷いと言葉もありませんね。

日比野庵

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