「慰安婦問題の火付け役たち」

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ありもしない「慰安婦問題」に火をつけ、大火事にした日本人の中であまり知られていないのが「日本キリスト教婦人矯風会」の代表だった高橋喜久江さんです。

1990年12月、高橋喜久江さんは尹貞玉(元「韓国挺身隊問題対策協議会」共同代表)に千田夏光の『従軍慰安婦』という小説を送っています。千田夏光は売れない小説家でしたが「従軍」と「慰安婦」を組み合わせた造語「従軍慰安婦」をタイトルにしたこの本はけっこう売れたそうです。

しかしこれはノンフィクションではなく、あくまでもフィクションでした。尹貞玉は高橋さんに教えられるまでこの本の存在を知らなかったそうです。

高橋喜久江さんがどこで慰安婦問題と出会ったのかは分かりません。しかし1990年代に毎年のようにソウルで、あるいは東京で開かれていた「挺身隊問題アジア連帯会議」に高橋さんは出席しています。

ソウルの日本大使館の前に1991年12月、捏造慰安婦像を建てた団体が「韓国挺身隊問題対策協議会」です。「挺身隊」=軍需工場などに勤労動員された女学生で、慰安婦とは本来、何の関係もありません。

しかし韓国では「挺身隊」=慰安婦=売春婦なのです。この時点でもう事実とまったく違う話になっているし嘘はどんどんエスカレートしていきました。この「韓国挺身隊問題対策協議会」の背後に北朝鮮がいたことは今では明らかになっています。

1990年代というのは慰安婦の嘘がどんどん広がった時代でした。そして、その頂点と言えるのが1993年8月4日に発表された「河野談話」でした。「河野談話」自体は「慰安婦の強制連行」を認めたものではないにもかかわらず、記者の質問に(誘導に?)答えた河野洋平官房長官があたかも強制連行があったかのような発言をし、それを反日メディアが事実のように報道しました。

「日本キリスト教婦人矯風会」は明治19年(1886年)、「東京婦人矯風会」という名前で設立されました。1870年代のアメリカで禁酒運動を展開していたプロテスタント系の団体「女性キリスト教禁酒連合(Women`s Christian Temperance Union)」の日本支部として矢嶋楫子らが中心となって設立したそうです。

明治26年(1893年)、「日本キリスト教婦人矯風会」に改組。初期の活動は「禁酒禁煙運動」「公娼制度の廃止運動」「婦人参政権獲得運動」「一夫一婦制の建白」などで、どちらかというと保守系の団体だったようです。日露戦争の時には戦地の兵士に慰問袋を送る活動などもしています。

しかし現在の活動は保守とはとてもいえないようです。「慰安婦問題」以外に「靖国神社問題」「戦後補償問題」「天皇制問題」「外国人住民基本法案制定運動」などに取り組んでいるそうで、立派な反日政治団体といえます。

キリスト教の「愛と平和」を語りながら日本の先人を貶め、国家解体をめざす活動に邁進している、といっても過言ではないでしょう。

キリスト教の偽善と欺瞞にはつくづくご用心を!
 

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