「売国党」

画像の説明 民主党は「保育園落ちた、日本死ね」という匿名のブログを裏も取らずに国会で問題にし、いつものようにマスコミが騒いで本来自治体主体の問題を政権批判に結び付けた。

しかし、安倍政権はそれに対して反論するのではなく、素早く手を打ちはじめている。

「一億総活躍社会」を進めるには女性の活躍が必須であり、待機児童の解消はそれを実現するための具体策の一つだ。だから、これをいい機会ととらえたのだ。そして、一方の民主党はなんと、この問題でマスコミの注目を集めた2回生議員を政調会長という要職に就けた。

まさにポピュリズムの極致だが、逆にいえば、まともな政策論議などない民主党の政調会長には議論をまとめる力量など全く不要なのだろう。

この人事は、彼らが党内議論を積み重ねて党の方針や政策をまとめるという民主的な党運営を軽視していることの表れだ。

自民党では朝早くから各種の部会が開かれ、活発な議論を経て政調会が方針や政策案にまとめ、総務会で了承されて党の政策になる。選挙公約や政策集もそうして決まるから、実行に移す場合もスムーズに事が運ぶ。民主党の政策まがいは単なる思い付きだけだから、ちっとも実現しないのだ。

これは多くの人が指摘するように民主党が選挙互助会であり、選挙に通りたいだけの連中の掃き溜めになっているからで、その系譜の複雑さは多少政治に興味のある私でもちっともわからない。

旧民主党は1996年に鳩山由紀夫のいた「さきがけ」に社民連の菅直人や社民党(旧社会党)が合流して発足した。

しかし、その後も小沢自由党が合流したりまた離れたり、また誰かが出て行って戻って来たりの繰り返しだから、もう、どうなっているのか覚えられないのである。

そしてそれは、当事者も同じのようだ。

民進党の結党大会では、議長が「民主党」と言い間違い、新代表になった岡田克也氏が「新進党」と言い、あれほど「民主」を嫌がった維新の松野頼久氏がよりによって「民主党」と言い間違えた。

本人たちが訳が分からなくなっていいるくらいだから有権者は余計分からないはずで、今後反日マスコミが必死になって党名の浸透に協力しても、投票用紙に間違った党名を書く有権者が続出しそうである。

というか、多くの有権者はこの政党に対する興味を失っているようだ。

産経 2016.3.27 19:10

【民進党結党】

民進党「期待しない」67%も…支持率8%、両党合計分を下回る 世論調査

共同通信社が26、27両日に実施した全国電話世論調査によると、民主党と維新の党の合流新党「民進党」について「期待しない」との回答は67.8%で、「期待する」の26.1%を大きく上回った。

政党支持率も8.0%にとどまり、2月の前回調査で民主党と維新の党が得た支持率を合計した10.5%を下回った。

夏の参院選比例代表で民進党に投票するとの回答は10.5%で、前回調査で民主党と維新の党に投票するとした割合の合計(10.6%)から横ばいだった。

「期待する」が26%もあるのはマスコミのおかげかもしれないが、合流して支持率が10%から8%に下がったのはお笑いである。

プロ野球の開幕試合の君が代斉唱でほとんどの人が起立するようになってきたのに、それを排除した政党が日本のために働くと思う日本人は少ないだろう。

(国旗掲揚はなかったが、国旗は舞台に立ててあった模様。まだ、自称保守議員もいるのだ)

志位るずの奥田氏を若者代表として登壇させたセンスもひどい。

あの薄汚れた感じの人物が自分たちの代表だと思う若者がいったいどれくらいいるか。マスコミに一番取り上げられたのがあの人物の何が言いたいのかよくわからない挨拶とあの姿なのだ。

これに対し、菅官房長官と、自民党の二階総務会長はそれぞれ、いかにも「らしい」コメントをしている。

【民進党結党】

菅官房長官が皮肉たっぷり「何が変わり何が変わらないのか。国民はきちんとみてる…」

菅義偉官房長官は28日午前の記者会見で、民主、維新両党が合流し発足した民進党に関し「まずは建設的な議論ができることを期待したい」と述べた。

菅氏は、民進党への国民の期待について「何が変わり、何が変わらないのか。どんな政策で合意できて、何が合意できないのか。掲げた政策はきちんと実行されるのか。国民の皆さんはきちんとみている」と指摘した。

同党が結党宣言に、民主党が政権を担った経緯を踏まえ「われわれはかつて国民の信頼に十分応えることができなかった」と“反省”を盛り込んだ点に対し、菅氏は「本来であれば(新党結成の議論は)理念や政策から入るが、そこについてはあまり議論されず、名前から入ってきたような感じだ。順番が逆じゃないか」と皮肉った。

産経 2016.3.27 20:19

【民進党結党】

自民・二階総務会長「ラストチャンス?気長に構えたらどうか」

自民党の二階俊博総務会長は27日、同日に結党大会を開いた民進党について「大きな期待は寄せていない。ご活躍を祈る。ご健闘あれ」と述べた。

二階氏は「政党の結党は割合容易だが、成長発展していくことはそう簡単ではない」と指摘。

民進党の岡田克也代表が同党を「日本に政権交代可能な政治を実現するためのラストチャンス」と位置づけている点については「まだチャンスはいっぱいあるだろうから、しっかりがんばってもらわなきゃ。今頃ラストチャンスと言っていたのでは…。もっと気長に構えたらどうか」と“助言”した。成田空港で記者団の取材に答えた。

毎朝のように早くから部会が開かれ、政策論議を進めている自民党。理念や政策どころか党名すら決められず、やっと決めても自分たち自身が混乱しているこの野合政党。

いくらマスコミが隠しても有権者は分かってきているのではないか。

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